インフィニット・ストラトス・アストレイ   作:ichika

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番外編 残姉さん図鑑

noside

 

これは、織斑一夏が記したとされるレポートの番外編的なレポートであり、

内容的には彼が体験した残念な年上女性の特徴を記した物である。

 

尚、ここに書かれている人物の年齢は、

織斑一夏が16当時の年齢の為、今現在の年齢は逆算していただければ判るだろう。

 

それでは、覚悟は良いだろうか・・・?

 

 

 

残姉さん (造)

 

見た目は中の上以上の物を持つものの、

性格や行動が残念な年上の女性の事を指す言葉である。

 

別の言葉で表現するならば、残念な美人と言う言葉が適切であると断言出来る。

 

定義としては以下の二つの属性に分ける事が出来る。

 

① 弟妹、もしくは特定の異性、同性に対して必要以上に執着する。

 

② 何処か抜けており、ドジを連発する。

 

 

②は運が悪ければ物品が壊れる等の物的実害があるが、

それ以外は可愛いなこの人で済ませられる程度の感覚でやり過ごせる。

 

しかし、①は洒落にならない程の害悪にしかならないため、

早急に排除、もしくは矯正が必要である。

 

悲しいかな、今回挙げる残姉さんは、二名を除いて全てが①のタイプに分類されている。

 

このレポートを読んでくれている諸君、

どうか最後まで倒れずに読んでいただきたい。

 

それでは、現時点で判明している残姉さんを列挙してみるとしよう。

 

 

Ⅰ 織斑千冬 (24) パターン①

元世界最強のIS操縦者、ブリュンヒルデの称号を与えられた女性。

公の場においては如何にも鬼教官然としており、

その見た目から多くの女の心を惹き付ける。

 

しかし、根はもう手の施し様の無い程に重度のブラコンであり、

弟達の部屋に隠しカメラを忍ばせているという噂もある。

 

また、家事が壊滅的であり、何か物を触れば必ず壊れる。

 

自身の自室には一夏と秋良の写真が大量にディスプレイされているらしいが、

剰りにも恐ろしい為に誰も確認を取れていない。

 

なお、一夏達が入った風呂の残り湯を飲んだと言う逸話があるが、

これは後述の更識楯無曰く、本当だそうだ。

 

対策としては、相手にしないこと、

もしくは弟が徹底的に言葉で貶し続ける等、精神的に追い込めば行動は止まる。

 

ただし、譫言の様に『弟に嫌われた』と延々と呻き続けるため非常に鬱陶しい。

これも考慮した対策を採らねばならない。

 

 

Ⅱ 更識楯無 (17) パターン①

対暗部用暗部組織、更識家の当主であり、

現ロシアの国家代表、元生徒会長でもある。

 

彼女自身の能力は非常に高く、並の国家代表を上回る実力を持つ。

しかし、妹である簪との不仲が原因で残姉さんの路を突き進む残念な美人の典型例。

 

簪の部屋のベッドの下にに忍び込んだり、

天井裏に忍び込んだりと自身の能力をストーキングにフル活用しており、

その清々しいまでの領域に、一夏からはある意味一目置かれている。

 

簪にも既に気付かれている為、彼女からの依頼を承った一夏や秋良に、

何度も壁にめり込まされているが一向に改善される気配はなかった。

 

しかし、彼女の事を理解する雅人が現れ、

彼と心を通わせている内に変態的行為は目に見えて減少していた。

 

ただし、簪が照れているのと、本人の踏ん切りがつかないため、

関係自体は一向に進展しないままである。

 

対処法としては、妹のブロマイド写真を渡しておけば周囲に被害は無い、

が、馴れてくると興奮が薄れる為に量を与えなければならない。

 

 

Ⅲ ナターシャ・ファイルス (22) パターン②

IS学園所属の教師にして、米軍最新鋭機、銀の福音のパイロット。

見た目はモデルと見紛う程に美しく、町を歩けば十人中九人の男が振り向く程の美貌を持つ。

 

しかし、中身は中学生がそのまま大人になった感が否めない上に、

何も無い場所で転んだり、書類をぶちまけたりするドジッ娘。

 

彼女一人だけならばこれだけで済む物の、

後述の山田真耶と一緒にいると、方向音痴まで加わる為に、

一夏達は手を焼いている。

 

しかし、教師としては有能かつ、IS乗りとしても優秀な為、

学園側も切ろうに切れない事が悩みである。

 

対処法としては、一切合切のドジに無視を決め込む事だけである。

 

ただし、生徒会長等の役職に就いている者は捜索に出なければならないために必ず関わらなくてはならない。

 

 

Ⅳ 山田真耶 (22)パターン②

IS学園教師にして、元日本の国家代表候補生。

見た目は高校生と呼んでも差し障りの無いほどに若く、

癒し系な雰囲気を漂わせるホンワカ系の美女。

 

しかし、中身は中学生がそのまま大人になった感が否めない上に、

列挙に暇の無いほどにドジを連発する残念な美人。

 

一人でいるときはまだ許容範囲内のドジだが、

前述のナターシャ・ファイルスと一緒にいると、

方向音痴まで加わる為に捜索活動が頻繁に行われる要因の一つになっている。

 

彼女自身も教師としては有能かつ、IS乗りとしても優秀な為、

学園側も切ろうに切れない事が悩みである。

 

対処法としては、ナターシャと同じく無視を決め込む事だけである。

が、やはり生徒会長等の役職に就いている者は捜索に出なければならないために必ず関わらなくてはならない。

 

 

Ⅴ チェルシー・ブランケット (18) パターン①

オルコット家に仕えるセシリア付きのメイド。

幼い頃よりセシリアに付き従っていたため、セシリアとは固い主従関係を越えた絆で結ばれている。

 

見た目は常に柔らかな笑みを湛えた優しい顔立ちが印象に残るお姉さんタイプの美人。

しかし、中身はセシリアに対する少しずれた愛情(所謂百合の精神)に充たされており、

セシリアがオルコット家にいないときは彼女の部屋で(自主規制)に励む事がある。

 

また、文化祭に際して来日し、セシリアと再会するが、

剰りにも恐ろしい程に変態となっていたため、セシリアからはドン引きされていた。

 

以後、セシリアはチェルシーに連絡を取っていないとか・・・。

 

また、後述のクラリッサ・ハルフォーフと一緒にいると、

互いの主(もしくは上司)に対しての少しずれた愛情により、

非常に鬱陶しい空間が形成される。

 

対処法としては、セシリアがオルコット家に居るか、

チェルシーとの縁を完全に切るかしか無い。

 

 

Ⅵ クラリッサ・ハルフォーフ (22) パターン①

ドイツ軍シュヴァルツァ・ハーゼ所属の大尉。

如何にもクールビューティーという言葉が似合い、スタイルもかなり良い女性。

ラウラが他者を拒絶していた時期は、彼女が周りに気を使い、隊をまとめあげて来た。

 

その反動かどうかは定かでは無いが、ラウラに対して可愛い物愛でたさから来ると思われる執着を発揮している。

 

文化祭以前に受け取ったラウラの水着写真のみで、

鼻血を一リットルも噴き出すなど、根本的な所が残念な美人である。

 

流石のラウラも、そんな彼女にドン引きしたのか、

文化祭以降連絡や写真を送っていないらしい・・・。

 

また、前述のチェルシー・ブランケットと一緒にいると、

互いの上司(もしくは主)に対しての少しずれた愛情により、

非常に鬱陶しい空間が形成される。

 

対処法としては、ラウラがクラリッサと別の部隊に配属される以外に道はない・・・。

 

 

Ⅶ 布仏虚 (18) パターン①

更識楯無に仕える従者。

楯無が生徒会長の任を放り出してからは一夏のサポートも行っている。

 

三編み眼鏡とイメージ通りの委員長タイプの美人である。

しかし、中身は五反田弾への恋愛感情をもてあまし、

ストーカーと化してしまった本当に残念な美人である。

 

楯無のストーキング行為が鎮静しかけた所で残姉さん化したため、

楯無の変態が感染したと言われるが、決してそんな生半かな物では無い。

 

また、五反田弾の妹、五反田蘭が極度のブラコンであったため、

彼に告白しようとしたときに修羅場になったとされているらしいが、

当事者達が何も語らない為に真偽は定かでは無い。

 

弾も彼女に惚れてはいたが、ドン引きしたかどうかなどはこちらに伝わって来ていない。

 

対処法としては、弾と一刻も早くくっつく事であり、

蘭と同じ男を共有する事だけである。

 

 

以上七名が現時点で判明している残姉さんである。

残姉さんがどれ程鬱陶しく、危険な存在であることが理解して頂けただろうか?

 

私は自分が被ってしまった被害を、読者諸君にまで被って欲しくは無い。

 

もし彼女達の様な存在に出会ってしまった場合は、

本レポートを参考に対処して頂きたい。

 

これ以上残姉さんが増える事が無いよう、切に願う。

読者諸君の胃の安寧が永久に続く事を、切に願う。

 

裏織斑レポートNo.0 残姉さん図鑑[織斑一夏著、セシリア・オルコット、シャルロット・デュノア編]より抜粋。

 

 

 

 

 

余談だが、このレポートを発見した者達は、

綴られた内容に絶句、悲嘆、ドン引きし、表側も含めた全てのレポートを封印、

このレポートを日の下に出すことは無かったとされている・・・。

 

sideout

 




はいどーもです!!

今まで登場した残姉さんを纏めてみましたwww

何でこんなの(残姉さん)書いたんだろう?(汗)

まぁ、良いや、次回予告。

年末年始を目前に控えたある日、
一夏は愛しい者達との時間を過ごす。

次回インフィニット・ストラトス・アストレイ
優しさに包まれて

お楽しみに!!
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