という訳で始まりも今回は拓也達の世界からじゃありません!
ここはある別の世界
かつてはショッカーやゴルゴムなどの悪の組織が現れ、地球を支配しようとしていた。
悪の組織がなくなったかと思えば、今度はグロンギ、ワーム、ファントムなどの怪人も現れ人々を恐怖に陥れていた。
今名前を出した悪の組織や怪人はほんの一部に過ぎない…
そんな多い数の組織や怪人から人々を守った人達がいた…
その人達の名は
仮面ライダー
ここは仮面ライダーの世界
ある会議室のような場所で男女が集まり話し合っていた
そこには拓也にベルトを託した操真晴人の姿があった
「誰か深海棲艦の情報はつかめたか?」
50代らしい男性が立ち上がった状態で声を上げる
だがその質問に対してそこに集まった人達は何も言わない
「収穫なし…か…」
そう呟きながら席に座る男性
この男は本郷 猛
この世界の仮面ライダー1号だ
「じゃあベルトを託せた者はどのくらいいる?」
本郷は顔を上げて再度質問する
チラホラと手が上がる
その中に操真晴人もいた
「十数人程度という訳か…順調なのかどうか…」
「今の所、俺がベルトを託した少年はいい調子に深海棲艦を倒しているぞ?」
晴人が意見を言う
「だが元々はただの一般人だ…どうにか我々の中から一人でもあの世界に行ければ…」
そう本郷が口に出したとき
「じゃあ俺が行ってやる…」
そう言って1人の男が立ち上がった
茶髪でやる気が無いような態度の男が立ち上がる
首にはピンクのカメラのようなものを掛けていた
「士…いいのか?」
本郷の質問に対して士と呼ばれた男が鼻で笑った
この男…門矢 士は仮面ライダーディケイドで数々の世界を回ってきた。
そして彼には世界の破壊者という通り名を持つ。
「俺がどれだけ世界を見て回ってきたと思っているんだ?今頃たかが1つの世界を回る位…造作もない」
「お前…あっちの世界の行き方知ってるのか?」
「なぁに…自然とあっちの世界に連れて行ってくれるさ…この世界がな…」
「気をつけろ士…あっちの世界にベルトを託したのはここにいる人達だけじゃない…その意味が分かるか?」
「要は凶悪なライダーの力を使って襲いかかる奴らもいるってことだろ?だいたい分かった」
そう言って部屋の出口に向かおうとする士に対して晴人が呼び止める
「士!」
「なんだ?どうした?」
「向こうで石野拓也という奴と出会ったら協力してやってくれ」
「了解」
そう言って出口の扉を開けようとした瞬間
「大変だ〜!!大変だ〜!!」
「グハッ!」
いきなり扉が開いたせいで士の顔面に直撃してしまう
そして慌てながら入ってくる男がいた
「あのっ!えっと!その!」
「落ち着け良太郎…深呼吸だ…」
本郷が良太郎と呼ぶ男に深呼吸を促す
この気弱そうな男は野上 良太郎
仮面ライダー電王である
「は、はい!スーッ…ハーッ…よし!」
「で、どうした良太郎?」
「モモタロス達がデンライナーに乗って過去に行ったんだよ!!」
「デンライナーって時を駆ける電車のことだろ?だったら過去に行ってもおかしくないじゃないか?」
士が鼻を抑えながら立ち上がる
モモタロス達とは野上良太郎と共に戦うイマジンと言う怪人達である。
モモタロス達が良太郎に憑依し体を借りて敵を倒すという変わった戦い方をする
デンライナーは士が言ったとおり時を駆ける電車である
そこはモモタロス達の溜まり場となっている
モモタロス達の紹介はまた今度しよう
♢
デンライナー電車内
「なんか省かれたような気がするね〜」
「どうしたウラの字!急に変な事言って?」
「変なウラタロスー!」
「うっせえぞ!お前ら!そろそろつくぞ…深海棲艦が逃げる時間に!」
♢
「ってことは深海棲艦のいる世界にモモタロス達が行った可能性があるのか…」
「士さん!お願いします!モモタロス達を連れ帰って来てください!」
「了解…意地でも連れて帰ってやる」
ここは仮面ライダーの世界…
色んな仮面ライダーが色んな怪人や組織と戦ってきた
だがある時深海棲艦という怪人が現れた。
恐ろしい程の数の深海棲艦に対して仮面ライダーが立ち向かうのだが…
状況はかなり良く、深海棲艦の数も初めの頃よりもだいぶ数が減った。
全てのライダーがこの調子だったら深海棲艦を全滅出来ると思っていた。
だがそう上手くは行かなかった…
深海棲艦は別世界転送装置とやらを開発した
全ての深海棲艦は別世界に逃げ、そこでまた悪事を働こうとしてるのだ…
その逃げた先が拓也達がいる世界だ
ライダー達が深海棲艦が別世界に逃げるのを阻止しようとしたが間に合わず、どうにもできない状況に陥った
だが幸いにも深海棲艦が開発した別世界転送装置が放置したままだった。
別世界転送装置は壊れていて本来の機能を失っていたが、修復して少しだが機能が回復した
その回復した機能のお陰で晴人達が拓也達の世界に干渉できるのだ
「じゃあ行ってくる…」
「気をつけろよ士!」
本郷や他の人達が見送る
「あぁ…分かってる」
士がそう言った瞬間目の前に灰色で少し透けている大きな四角い壁が現れ、そこを通り抜けた瞬間、士の姿がもうなかった
♢
ピピッピピッピピッ
カチッ
「うーん…起きるか」
そう言いながら体を起こし1階のリビングに向かう拓也
リビングには翔鶴がいて朝ごはんを作っていた
「あら?拓也おはよう!」
「おはよう翔鶴姉さん…長門さんと陸奥さんは?」
「長門さんはモデルで、陸奥さんはそのカメラマンで二人とも早めに出ていったわ?」
「なるほど」
すると階段から誰かが降りてくる
この家に残っている人物は1人しかいない
「おはよう〜」
「おはよう瑞鶴!」
「おはよう瑞鶴、あくびなんかして〜夜更かしでもしてたか?」
「拓也兄と一緒にしないで!」
「ひでぇ…」
「朝ごはんできたわよー?」
今日の朝ごはんはご飯に目玉焼きに味噌汁に鮭だ
翔鶴の料理はとても美味しく、2人は大変満足していた。
「「ごちそうさま〜」」
「お粗末さまでした」
にっこりと笑いなごら答える翔鶴
3人は学校へ向かった
「お!時雨じゃん!」
「おはよう 拓也」
時雨が微笑んで挨拶を返す
「おはようっぽい!」
「おはようございます!」
夕立と瑞鳳も挨拶する
「おはよう2人とも!今から学校だよな?」
「そうだよ?」
「中学3年生は忙しいだろ?探偵の仕事とか受験とか」
「余裕だよ」
「余裕っぽい!」
「余裕です!」
「あぁ…そうですか…」
苦労して勉強してた去年が懐かしいと思う拓也
「それじゃあ僕達はそろそろいくね?」
「おう!気をつけろよ!」
時雨達と別れた後俺達は3人で学校に着いた
すると…
「拓也サーン!!おはようございマース!!」
金剛からの抱きつき
「ちょっと!!」
「アラー瑞鶴さん!おはようございマース!」
「おはようじゃないわよ!」
いつも通りの喧嘩をする
「アハハ…」
「フ、フフッ…」
二人は苦笑いだ
翔鶴と金剛と別れて自分達の教室へたどり着く二人
「お!拓也と瑞鶴じゃん!チィーッス」
「「チィーッス」」
ふたりして鈴谷の挨拶を返す
「おはようございます」
「榛名もおはよう」
榛名の挨拶を返す
「おはよう拓也」
「健人!久しぶりだな!」
「そうだなー」
そんなこんなでいつものメンバーで話していたら
「ん?」
「どうしたんですか?拓也さん?」
「いや…空に電車が…」
「なに馬鹿なこと言ってんの~」
鈴谷が馬鹿にするような態度で笑う
「健人は信じてくれるよな?」
「いや普通無理でしょ?」
「拓也兄どうしたの?急に変なこと言って」
「なんだろうなー?確かにあった気がしたんだけど」
拓也が窓際に近づいて確認する
だがそこにはいつもの青く晴れた大空しかなかった
「気のせいだよ!そんな事よりも集会が始まるよ!」
瑞鶴に手を引っ張られる
「OK…今行くよ…」
だが拓也は確かに見た
時空を駆ける電車…デンライナーの姿を…
話の冒頭は第二章のプロローグと考えて下さい!
そしてタイトル通り高校生活ができるぞー!ヤッター!!
という訳で高校生活スタートです!