艦娘と仮面ライダーの高校生活   作:コウモリ野郎

21 / 30
ゴーストのせいで俺の所持金がほんとに…
ほんとにやばい…
こんな時はあの言葉!!
おのれディケイドォ!!!


生徒会長と電車のパス

集会が始まるため、全校生徒が体育館に集まる

初めはざわつきもあったが徐々に収まり話が始まるのを待つだけになった

校長がステージに上がっていく

「え~皆さん」

校長の長い話がはじまる

「え~ そしてですね…」

「…」

「え~ ですからして…」

「…」

 

 

 

校長の話あるあるその1

話の前に「え~」などが多すぎる

 

 

 

「え~塵も積もれば山となるように…」

「…」

「石の上にも三年といった…」

「…」

 

 

 

校長の話あるあるその2

ことわざを使いたがる

 

 

 

「先週小さな子供たちが…」

「…」

「鬼ごっこしてたと思ったら…」

「…」

 

 

 

校長の話あるあるその3

明らかに関係ない話を始める

 

 

 

「という訳で話を終わります」

「長かった…」

 

 

 

校長の話あるあるその4

無駄に長い

 

 

 

「今度は大和生徒会長からの挨拶」

先生がマイクでそう言うとステージに上がる生徒会長

彼女の名は大和

特徴は黒い髪でポニーテール

そして何よりも清楚である

誰よりも大和撫子の言葉が似合うと皆から言われている

「「「おぉ~!」」」

ステージに上がる大和を見て男子達のテンションが上がる

 

「相変わらずスゴイ人気だね」

「そうだな…まぁ確かに大和撫子って感じはするけどな」

隣の健人と小さい声で話す

「どうやらファンクラブもいるらしいし」

「なにそれ怖い」

そんな事をしていると大和の話が始まる

 

「皆さん!おはようございます!

今日は無事に晴天で二学期の始まりにふさわしい天候となりました。

皆さんは夏休みだからと言って生活のリズムを崩していませんか?

夏休みの間だから良いと思ってても…」

 

校長の話は皆聞く気が無かったのに大和の話になると恐ろしい程に集中して話を聞いている

男子は目を見開き大和の姿を目に焼き付けていかんとばかりに注目している

 

「これで話を終わります」

大和が礼をした後うるさい程の拍手が鳴り響く

大和がステージから降り、二学期初の集会が終わった

 

 

 

 

「あ~疲れた~」

拓也は席に着き伸びをしていた

「ちょ~だるかった~本当にあのおっさん話長いんだから!」

鈴谷達がそう言いながらやってくる

「生徒会長の話は良かったけどねー」

「榛名!感激しました!」

「そっか榛名は生徒会長初めて見るんだっけ?」

「はい!」

瑞鶴や榛名は生徒会長について話していた

鈴谷はだるそうに机で伏せていた

「…御手洗行ってくる」

「いってら~…」

鈴谷にそう言って拓也は御手洗に向かった

 

 

 

「ふぅ~」

拓也は御手洗から出てきて教室に戻ろうとした

「拓也」

「ん?」

後ろを振り向くと

「あっ日向」

後ろには髪は茶髪でおかっぱ

表情からしてクールな雰囲気がある

彼女は日向

拓也のクラスメイトだ

皆からは無愛想だと思われがちだが、とても優しく話していても結構楽しいし、とてもいい奴と拓也は思っている

「落し物だ」

日向の手にあったのは拓也のハンカチだ

「あ!ありがとう!」

「構わないさ」

そう微笑みながら教室に戻っていった

 

二学期初の学校も終わり、皆帰る準備をしていた

拓也は帰る準備をしていたらある事に気づいた

「ん?」

「拓也兄どうかした?」

「いや…これ…」

拓也が指さした先には日向の机

どうやら机の上に電車のパスらしきものがある

「これって日向の?」

「らしいな…日向は?」

「もう帰ったよ」

拓也は教室を見渡したが日向の姿はない

「今から走って届けてくる!」

「ちょっと!?拓也兄!?」

瑞鶴がそう言った時には拓也は教室から出ていった

「日向は徒歩通学だから電車のパスは持ってないはずなのに」

 

 

 

「ハァ…ハァ…」

通学路を必死に走る拓也

するとそこに見知った後ろ姿があった

日向だ

「やっと見つけた…」

そう呟いた瞬間に日向が曲がり角を曲がった

曲がり角を曲がる時、横顔がチラリと見えたが顔からして正真正銘の日向だ

「あっ!ちょ、ちょっとまって!日向!」

そう叫んで拓也も曲がり角を曲がったその時

 

 

「あぁん?なんだてめぇは!?ハッ倒すぞ!!」

そこに居たのはオールバックに赤いメッシュに赤い瞳をしている女だった

そしてその女は日向にそっくりだ

というより日向だ

「ひぃぃ!!ごめんなさぁい!!」

拓也は驚いて走って帰ってしまった

 

 

 

「なんだあいつは?」

さっきの日向(?)が拓也を見て呟く

『私のクラスメイトだ』

「ふーんなるほどなぁ…」

『それよりも早くパス探さないと』

「分かってるよ日向!」

 

 

「疲れた…」

いきなり日向(?)にあんなに怒鳴られると思わなかったせいで驚いて自宅まで走って帰ってきてしまった拓也

「あ…パス…」

拓也の手にあるパスをみて渡し忘れたことに気づく

「それよりも何だったんだあいつ…日向にそっくりだが…」

曲がり角を曲がる時の横顔は確実に日向だったのに、拓也が曲がり角を曲がった瞬間そこには日向は居なくて代わりにさっきの日向にとても良く似た人がいた

 

「さっきの人が日向…なわけないよなぁ…あの一瞬でオールバックにして、赤いメッシュを付けて、カラコンを入れる事が出来るわけないよなぁ」

 

そう考えこみながらベッドに寝転がる

「拓也兄〜?入るよ?」

「どうぞ〜」

瑞鶴が部屋に入ってくる

「日向にパス渡せた?」

「いや、渡せなかった」

「そうなんだ。確か日向は徒歩通学だから、電車乗らないはずだけど」

「そうなのか?じゃあこれは?」

「さぁ?じゃあ私は部屋に戻るねー」

「おう、じゃあな」

そう言って瑞鶴は出ていく

「じゃあこれは他の人の物なのか?」

そうだったら大変だ

今頃困ってるに違いない

「うーん…どうしようなぁ…」

だけどどうする事も出来ない拓也は諦めて1日を過ごすことにした

「明日持ち主を探そう…持ち主の人無事に電車に乗れたかなぁ…」

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

チャイムがリビングに鳴り響く

その時拓也の家では夕食の準備をしていた

その為全員がリビングに集まっていた

「私が出るわ」

陸奥が名乗り出る

「ありがとう陸奥さん」

「どういたしましてー」

そう拓也と軽いやり取りをして陸奥が玄関に行く

 

「拓也くーん?お客様よ?」

「え?俺に?Amaz〇nじゃなくて?」

「宅急便じゃないわよ?あげていい?」

「大丈夫ですよ?」

翔鶴がそう言う

「じゃあ上がって」

「ありがとうございます。お邪魔致します。」

「「「ん?」」」

この声どこかで…

3人は同時にそう考え、ある1人が浮かんだ

そしてそんなことは無いと考えた

だが3人の予感は的中した

陸奥と一緒にその声の人が歩いてくる

そしてリビングに姿を見せる

「…え?」

「まさか…」

「…」

 

瑞鶴と翔鶴はもちろん驚いていて、拓也の場合は絶句していた

そこに居たのは生徒会長だった

 

「ようやく会えましたね…拓也さん…」

「大和生徒会長…なんで俺の事を?」

するとクスッと大和が笑う

「やっぱり拓也さんじゃなくてこう呼んだ方がいいでしょうか…」

「何のことですか?」

「…拓ちゃん…」

「…っ!」

拓也がその場で身を乗り出す

「拓也?」

「拓也兄?」

2人が拓也の事を少し心配そうに見た

 

 

「「???」」

長門と陸奥の2人は訳がわからずにいた

 

 

 

 

一方

 

子供たちや老人、ランニングしている人達がよく集まる公園

今は夜のため誰もいない公園に1人の男がいた

 

カシャ

公園にカメラのシャッター音が響く

男の首に掛けてあるピンクのカメラのレンズを除きながらため息をつく

「ここも俺の世界じゃないか…まぁ知ってたけどな」

そう呟く男

門矢 士が拓也達の世界に到着した

 

「さぁて…バカなイマジン共を連れ帰るついでに世界を救ってやるか…」

そう言って振り返ると後ろには深海棲艦がいた

黒いトカゲのようなザコだ

だが数は10数体という大群だった

「ギャァ!!」

「この世界に来て早速出会えるとはな…しかもこんなに大量に…ウォーミングアップ程度にはなるか」

士はある一枚のカードを構える

 

「変身!」

 

 

それから数秒後赤い光を放った後に深海棲艦は全滅していたのは彼自身しか知らないだろう

 

「さて…この世界で俺のやるべき事は…」

そう言いながら士はどこかへ去ってしまった




日向の身に何が起こっているか電王の事を知ってる人ならわかると思いますがちゃんと説明しますので次を楽しみに待っててください!

良ければ!感想、評価よろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。