ポケットモンスター スカイ・アイスエイジ 作:お豆腐食べたい
今回から書き方をすこし変えてみました、見やすいですかね?ちなみに私は見やすいと思う。
さて、前回のへんてこりんの二人をボッコボコににしたあと、僕たち一行はホールシティに来ていた。
ホールシティには大きなクレーターがあり、かつて伝説のポケモン・デオキシスの入っていた隕石じゃないかって言われている隕石が落ちてきたらしく、中々有名な町だ。
『わぁ、大きな穴ですね』
姫ちゃんが驚きながら僕の腕に自分の腕を絡めさせてくる。悪い気分はしないけど周りの人とかに変な目でみられていそうで怖い。
「本当にすごいよね。こんなでかい穴初めてみたよ」
『そうですね〜げへ。本当にげへいい体してげへらっしゃいますげへへね〜』
「うん戻ろうか。」
あぶねぇあぶねぇ。あのエロポケモンとあの状態でいると絶対アブナイ!18禁のタグがつく!
「この穴に興味があるのかい?」
声のする方向に振り向くと、そこには身長がそれなりに高くて、髪が緑色の、メガネをかけた白衣の男の人が立っていた。
「はいそうです。あなたは…?」
「あぁ僕の名前はバジル。このホールシティの研究者でありジムリーダーさ」
「な⁉︎」
「じゃ、ジムで待ってるよ」と言い残すとバジルさんは去っていった。その風格から想像するに…
「なんか可愛い人だなー」
かっこいいんだけど少しドジっ子っぽいかんがした、あぁ言う感じの人って学校にいるよね、とかどうでもいい事を思いながら僕もホールジムに向かって足を進めた。
さて、ホールジムに来たはいいけどなんだこのジム。全体が採石場みたいになっていて岩の迷路のようだ。その上間違った道を行くとトレーナーがいるし中々大変。勝負描写?大変とは言ったけど余裕で勝てるからカットだよ。しっかしバジルさんどこにいるんだろ、僕は迷路系のゲームが苦手なんだよね、大分前だけど父さんにに連れてってもらったけど一日中迷い続けて泣きまくったんだよね。結果から言うと絶賛迷い中。どこにいきゃいいんだよ。
『迷うのではない。迷ったのなら砕け』
そんな物騒なことを言ってきたのは豪鬼。だがしかし悪い考えではないかもしれない。さっき言っていた迷路の話も豪鬼が壁を壊して出たし、もちろんそのあとめっさ怒られたよ。
「なら豪鬼。山勘でこっちが正しいって感じかする方にグロウパンチで穴開けて。そのあと穴を埋めたらばれないでしょ」
『我の言えたことではないがうぬも悪いな』
「直すあたりまだましだよ」
ふん、と鼻を鳴らすと正面にあったそれなりに大きな岩をグロウパンチで叩き壊す。
(絶対適当だよ直す方の気持ちも考えてくれよ)
僕がそんなことを思っていると豪鬼ひ穴の開いた方向を指差した
「今までそんなダイナミックに入ってきたのは君達が初めてだよ…」
そこには椅子に座っているが、メガネが少しずれていて驚いた表情をしているバジルさんがいた。豪鬼すげえ
あの後壁を直すことと、豪鬼のことを少し調べることを条件に許してもらえた。
「少し驚いてしまったがもう大丈夫だ。さぁバトルを始めよう!」
バジルさんは初めてあった時の研究者の顔から、純粋にバトルを楽しむトレーナーの顔になった。
「あ、そう言えば自己紹介忘れてた。僕はユウっていいます。」
「はははっそうだね、なら僕も改めて。僕はジムリーダーのバジル。使うタイプは岩タイプさ!バトルの方式はどうする?」
「1or1でお願いします」
「いいよ。じゃあ始めようか」
そういうバジルさんの手にはボールがあった。もう出すポケモンは決まっているらしいな。そこらへんは僕らは同じか…!
「行けー!豪鬼!」
「薙ぎ払え!ドサイドン!」
ボールを投げたのはほぼ同時だった。こちらの豪鬼ことルカリオは全身から波動をみなぎらせ、相手のドサイドンはまさにパワーというくらいの圧倒されるくらいの凄みを感じさせる。
『ふん、相手に不足はない。全力で行くぞ!』
「ドゴォーーーー!!!!」
このドサイドン相当の戦闘狂だ、あの豪鬼が本気を出すのは本当に稀なことで基本は力をセーブしている。そのためか比較的軽傷で済むくらいの一撃でも、本気の時は腕がイカれる。
『ユウ、この勝負は激しくなるついてこれるな』
「当たり前!」
何を今更!なんか最終回風だな。だけど安心してください、続きますよ
「本当に素晴らしいルカリオだよ。こんな相手は久しぶり…いや、初めてかもしれないな!こちらも本気で行くぞ、ドサイドン!」
「ドグォ、ドゴォォォ!!」
相手もやる気満々か、やべぇ緊張してきた。
「小手調べだドサイドン、ストーンエッジ!」
ドサイドンはその体重からは想像のできない速さでパワーの乗った一撃を豪鬼めがけて叩き込む。
「豪鬼!躱して波動弾!」
『灼熱!』
普通の波動弾は単なる格闘タイプの技だが、豪鬼は日頃の鍛錬だか、ゲームのし過ぎだかで、波動弾が火を纏うようになった。
まぁ実際炎タイプが追加されるわけではないし、この対決の場合は威力の増した波動弾に近い感じになる
豪鬼の放った波動弾はストーンエッジを外し、隙ができたドサイドンに命中し、後方に吹っ飛ばした
その様子を見ていたバジルさんは驚いたように声を上げた
「僕のドサイドンが一撃でここまでのダメージを受けるとは、素晴らしいよ!君のルカリオは!だけどジムリーダーとして負けるわけにはいかない、反撃だドサイドン!岩石砲!」
「ドォーグゥオーーーーー!!!!」
ドサイドンは地面を思いっきり殴り、その時
舞い上がった大きな岩をそのまんまこちらに投げてきたって、連続かよ!頑張るなあのドサイドン!
『ふん!ふん!ふん!!」
豪鬼は岩を殴り砕いて防いでいるが、少なからずともダメージを受けているように思える。さらに砕いた岩の破片が砂埃のように舞い、視界が悪くなっていた
「豪鬼、大丈夫?」
『我の心配なら無用。気を引き締めろ、隙を見せれば死ぬぞ』
「『死合い』じゃねーよ!バトルだよ!」
豪鬼のおかげだかどうだかは知らないけど、少しは落ち着いた。そんな中バジルさんはドサイドンに指示を出す
「見えないようだね、ならここで終わらせようか。ドサイドン、ジャンプしてつのドリル!」
「にゃんだとぅ!?」
ドサイドンは少し離れた場所からジャンプして自分も周りながらつのドリルを繰り出す。
ただのつのドリルならまだいいが、滑空してスピードも重さも上がっている、こんなの受けたらいくら豪鬼でもひとたまりもないぞ!
どうすればいい⁉︎そうだ考えるんだ!考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ………それだ!
「豪鬼!ドサイドンが正面を見せる瞬間が一瞬だけあるからその瞬間にブレイズキックだ!」
『うむ』
豪鬼は少し左足を後ろに引くと、その左足を地面にすらせて周りながら跳んだ、これはあの技を決める時のお約束だ。
豪鬼のブレイズキックはドサイドンのちょうど胸あたりに当たり同時にその威力を物語るかのように『天』という字が衝撃波のように赤い波動でドサイドンの体を突き抜けた
『…天衝海礫刃』
そう言い終わり地面に降りる頃には豪鬼は立ち、ドサイドンは地面に伏せていた。
「さすが豪鬼!決めてくれると思ってたよ」
『ふん、我も少々疲れたな。しばし休息をとる』
おつかれ、とだけ言って僕は豪鬼をボールに戻す。なんだかんだ言って疲れたらしい
「お疲れドサイドン休んどいてね。」
バシルさんは一息つくと少し笑いながら僕の方を向いた
「まさかドサイドンのつのドリルの隙をついてブレイズキックを放つなんてね、君は本当に予想外だよ」
「考えに考え抜きましたから、でもバジルさんのドサイドン強すぎますよ」
「ははは、長いこと一緒にいるとあんな感じになっちゃうんだよね」
こんな感じで少しの間しゃべた
そのあと豪鬼のことを少し調べてもらったら、普通のルカリオにはないような筋肉と波動を計測したらしい、やっぱり豪鬼は豪鬼だった。
岩の壁?ちゃんと直したよ。岩石砲をぶち壊すだけの簡単なお仕事だった。豪鬼はくだらんといってやってくれなかった。解せぬ
「そうだ、次のジムの前にヤツカタウンに寄りなよ。あそこならショウランシティに近いし、面白い石について研究した資料をアラフネさんに届けて欲しいしちょうど訪問してるらしいから頼んでもいいかな?」
「まぁいいですよ。あの人とは顔見知りだし…極力会いたくないけど……」
無論最後の部分は小声で、いくら本心でも隠さなきゃならないことがあるんですよ!
そしてバジルさんから資料を受け取った、ポケモンについてとなんちゃら進化がどうとか書いてある。さっさとアラフネ博士に届けて次のジムにに行こう、と早く次のジムに行きたくなる僕だった。
豪鬼の技は豪鬼本人の技にできるだけ近づけています
ちなみにブレイズキックは竜巻斬空脚、波動弾は豪波動拳、グロウパンチは豪昇竜拳、そして代表的なあの技も使用しようと思うので今後ともよろしく!