ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~   作:TRcrant

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お待たせしました。
第18話になります。

ちょっと急展開すぎたかなと思いますが、修正できずにそのままで投稿することに(汗)
もっとも、加筆修正はしていたりしますが。

それでは、本編をどうぞ!


第18話 約束

夜、九条家内で僕は厨房へと向かっていた。

その目的は明日の昼休みの時に、この間交わした約束を果たすためだった。

なんだか職場を私物化しているような気もするが、これくらいの役得はあっても罰は当たらないだろう。

「にしても、まさか神楽にジト目で見られる日が来るなんて」

先ほど、自室を訪れた神楽に理事長室での一連のやり取りを伝えたのだが、

『浩ちゃん、馬鹿でしょ?』

という冷ややかな視線と言葉を送られてしまったのだ。

しかも自分でも抜けすぎだと思うだけに、ショックも大きかった。

今歩いているのだって、神楽の冷ややかな目から逃げるような感じでもあるし。

 

「あれ、浩介君?」

「リアさん」

 

そんな僕に声をかけてきたのは、薄オレンジ色の寝間着姿のリアさんだった。

 

「こんな場所で、何をしてるの?」

「ちょっとした野暮用がありまして。内容に関しては聞かないで頂けると幸いです」

「うん、分かった。聞かないでおくね」

 

リアさんの疑問に答えた僕は、それ以上聴かないように頼むと思いのほかすんなりと頷いてくれた。

それは僕にとってはとてもありがたかった。

なにせ、クシトシさんには他言無用というのを約束しているのだから。

(ちょうどいいや)

 

「あ、そうでした。リアさんは生徒会のクリキントンさんの連絡先って知っていますか?」

「く、クリキントン?」

 

僕の問いに、リアさんはなぜか目を丸くしながら驚いたような声を上げる。

別におかしなことは言っていないつもりなのだが、なぜだろうと考えを巡らせて

(きっと僕の口から出ないような人の名前が出たからか)

と、納得することにした僕は、ファーストネーム(たぶん)のほうを言うことにした。。

 

「えっと……確か名前はみ……何とかが最初に来る人なんですけど」

「もしかして聖沙ちゃんのこと?」

「はい。そうです」

 

リアさんの告げた名前に、僕は頷いて答えた。

どうやらうまく通じたようだ。

リアさんがファミリーネームを知らなかったんだと、僕が確信した瞬間でもあった。

 

「えっとね、聖沙ちゃんの名前は”クリキントン”じゃなくて、”クリステレス”だからね」

「………」

苦笑を浮かべながら指摘するリアさんに、僕は言葉を失った。

リアさんが驚いていたのは、僕の口から出てこないはずの人の名前を口にしたからでも、ファミリーネームを知らなかったからというわけでもなく、

(名前を間違えていたからか)

どうやら今日は僕が辱められる日のようだ。

これが穴があったら入りたいという心情なのだろう。

現に、もし今スコップなんかを持っていたら僕は今すぐにこの場をスコップで掘って行ってると思う。

掘れるかどうかは別にして。

 

「それで、連絡先なら知ってるけど、何か用なのかな?」

僕の傷口をこれ以上広げないためか、リアさんは自然な感じで話題を変えてくれた。

「えっと。『明日大丈夫なので、話した場所で待っています』という伝言を頼みたいんです」

 

僕はそのことに感謝をしつつ、理由と伝言の内容を簡潔に説明する。

 

「聖沙ちゃんに今のを伝えればいいんだね。分かったよ。お姉ちゃんに任してね」

「えっと、お願いします」

 

エヘンと胸を張るリアさんに、僕はもう一度彼女にお辞儀をしてお願いをするとその場を後にした。

 

(さて、バランスのいい昼食を作りますか)

 

こうして僕は、僕は昼食のメニューを考えながら、厨房へと向かうのであった。

 

 

★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 

その頃、クリステレス家では、多忙な両親がいない中、聖沙は自室で勉強をしていた。

そんな中、得dんわの着信を告げるメロディーが鳴り響き始める。

 

「あれ、誰から………っ!?!?」

 

電話の着信を告げるメロディーに勉強を中断すると、その相手を見た聖沙は、声にもならない悲鳴を上げた。

それは恐怖から出たというよりも、歓喜から出たものだろう。

 

(お、お姉さまが私に電話してくださるなんて!)

 

電話の相手は彼女が敬愛してやまないリアからであった。

そんな、憧れでもあるリアからの電話に胸を躍らせる聖沙は、震える手で通話ボタンを押すと慌てて受話口を耳にあてた。

 

「は、はいっ! クリステレスですッ!」

 

若干声が上ずっているが、聖沙はそのことに気付いていない。

……もっとも、気づく余裕すらないのだが。

 

『えっと、この間生徒会に差し入れをしてきてくれた大森 浩介君って、知ってる?』

「え? え、ええ。知ってます」

 

突然リアから告げられた思いもよらぬ人物からの名前に、聖沙は一瞬驚くもののすぐに答える。

 

『その浩介君からね、伝言を預かってるの』

「伝言……ですか?」

 

(もしかして)

 

リアの言葉に相槌を打つ聖沙は、”伝言”の意図が把握できないでいた。

だが、聖沙はリアの口から出た”伝言”の意図がすぐに分かったのか、顔を赤くし始める。

それは嬉しさではなく恥ずかしさと怒りが含まれていた。

 

『うん。えっとね、「明日は大丈夫だから、話した場所で待っている」って言うのが伝言だよ』

「……伝言、確かに聞きました。ありがとうございます。お姉さま」

どうやらダイエットをしていることは知られていないみたいだと理解した聖沙はほっと胸をなでおろしながら伝言を伝えたリアにお礼の言葉を口にした。

『ううん。気にしないで。それじゃ、お休みなさい聖沙ちゃん』

「は、はい! おやすみなさい、お姉さま」

 

挨拶をしてから電話を切り、携帯電話を机に置いた聖沙は今まで座っていた椅子から立ち上がると、閉めていたカーテンを少し開けて窓から夜空を見る。

夜空は依然、流れ星が流れている。

 

(変な人)

 

聖沙は心の中で、浩介の事をそう思っていた。

強引に昼食をごちそうするというのは、いい意味でも悪い意味でも変わった人だというのは当然だった。

 

(でも、なんだか不思議な気持ち)

 

聖沙は自分が抱いている気持ちが理解できなかった。

それは、浩介に対する憐みなのか、それとも別の感情なのか。

 

「はぁ……勉強しよ」

 

聖沙はため息を付くと、それ以上考えるのをやめてカーテンを閉めると机の方へと足を進める。

 

(一体、どんなものを作る気なのかしら?)

 

そんな事を気にしながら。

 

 

★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 

11月7日

 

この日は、何時ものように時間が流れて行く。

プリエでは相変わらずパスタの乱暴な言葉遣いが原因でのいさかいが起こっている。

そのたびに謝罪に回っている僕の身にもなってほしい。

……本当に。

まあ、それができていれば今頃プリエはものすごく平和な状態になっているわけだが。

それはともかくとして、10時30分を迎えた頃、

 

「大森君」

 

一通りの仕事を終えた僕に、紅林主任が声をかけてきた。

 

「休憩に入っても良いよ」

「それじゃ、失礼します」

 

僕は主任の言葉を受けて一礼すると、厨房着から私服(とは言っても九条家内で着るスーツだが)に着替えるべく、更衣室へと向かう。

 

「これでよし」

 

手早く私服(とはいえ九条家にいる時に着る執事服だが)に着替え、ロッカーに入れておいた風呂敷を手にすると更衣室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会室に到着して、ソファーに腰かけて待つこと2時間。

 

「ほ、本当にいたわ」

「……」

 

生徒会室のドアを開けて、恐る恐るといった様子で姿を現したクントリさん。

その声はものすごく呆れているようにも感じられた。

 

「本当に作ってきたの?」

「当然。僕は一度した約束は守るように心がけているから。まあ、程度によるけどね」

 

簿kの向かい側の席に座りながら問いかけてくるクリスさんに、僕は胸を張って応える。

最後に付け加えたのは、僕の言葉に便乗するようにして”国をくれ”と約束させようとした馬鹿者がいたからだったりもする。

ちなみに、その馬鹿にはしっかりと”話し合い”で解決させた。

 

「それは、人として当然だと思うわよ」

「確かに。でも、ちゃんと実現できる人は少ないと思うけど?」

 

クリアさんの言葉に僕が首をかしげながら聞くと、確かにといった様子で頷いていた。

……身近にそういう人でもいるのか?

それはともかく、僕は持ってきていた風呂敷を机の上に置くと、手早く風呂敷を解いて中に入っていたお弁当箱を取り出した。

 

「それはまあ置いといて、これが前に言っていたバランスのとれた昼食だ」

「……」

 

クリステレンサさんは僕が取り出したお弁当箱の中身を見た瞬間、この世の終わりのような表情を浮かべた。

 

「食事でのダイエットで重要なのは量を制限をしすぎないこと。適度な野菜や肉類を食べることが健康的なダイエットをする秘訣」

 

そんな彼女に、僕は静かに説明を始める。

ちなみにこれは母さんからの受け売りだったりもする。

 

「無理なダイエットをして痩せると襲ってくる悪魔がリバウンド。痩せたと思って安心していたらまた太り始め、また痩せたらまた太るの繰り返し」

「………」

 

僕の説明に、クリステンサさんはうんうんと頷いていた。

リバウンドすればするほど、さらにダイエットをきつくするかそれとも諦めるかのどちらかだろう。

後者は置いておくとして、前者の場合体にいいはずがない。

 

「これを繰り返していると体調を崩したり倒れたりと体にもよくない。よってリバウンドが発生しにくい、もしくは発生しても軽微になりやすい減量法をすればいい。例えば毎日夕飯の時だけ同じ量の食事でご飯のみを抜く。これだけでもかなりの効果がある」

「なるほど………」

 

僕の説明が意外だったのか、それともうっかり忘れていたからなのかは定かではないが、クリンスンさんはついに言葉に出しながら頷いた。

 

「それをもとに作ったのがこのお弁当。今回はお試し版ということでご飯の量を標準より半分減らし、ハンバーグもひき肉ではなく豆腐を使用したり色々と工夫を凝らしている。これでカロリーは従来の9分の1程度にカットすることができた。更に野菜では緑葉野菜などをバランスよく取り入れカロリーが高くなる原因にもつながるドレッシングは一切使用していない。これでざっと200カロリー以下になるのだが……どうだ? これでは多いかな」

「ち、ちっとも……ほ、本当にこのおかずで200以下なの?」

 

お弁当の量の多さとカロリーの低さが信じられないのか、不安の色を隠そうとせずに、お弁当を見ているクリンスさんに僕は自信満々に告げる。

 

「大丈夫。30回ほど計算して算出した数字だから」

「そ、そう」

 

計算回数が多すぎることなのか、それともあまりの自信満々な様子にかはわからないが若干引き気味に答える彼女に、僕は少し強引だと思いつつもお弁当箱を彼女のほうに差し出しながら促すことにした。

 

「さあ、早く食べちゃわないと、昼休みも終わるよ」

「わ、分かってるわよ………ごくり」

 

声を荒げながら答えるものの、目の前にあるお弁当を見て喉を鳴らすクリステンサさんに、僕は苦笑しそうになったのを必死に堪える。

きっと彼女の中では、僕には計り知れないほどの葛藤が起こっているのだから。

 

「いっ、いただきます」

 

そして、ついに彼女は料理に口を付け始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一口食べれば、後はなし崩しだった。

 

「………♪」

 

僕の向かいの席でご機嫌そうにお弁当(豆腐ハンバーグ)に舌鼓を打つクントさん。

実際に美味しいという感想は聴いてはいなかったが、彼女の表情からその料理の評価は手に取るように分かった。

 

「………」

 

(それにしても、本当に幸せそうな表情をしてるな)

 

よほどダイエット生活で抑圧されていたのだろう。

そう思えるほどの食べっぷりだった。

自分が作った料理で人が嬉しそうな表情を浮かべているのを見ていると、何故か自分まで嬉しくなってくる。

 

(これが母さんが言っていた、”料理を作る人としての喜び”なのか)

 

当時は全く予想もできなかった言葉の意味だが、今なら十分に理解ができる。

 

(そう言えば、今時間は何分だろう)

 

そんな彼女を見ていた僕は、ふと時間が気になり主任から借りていた時計を取り出すと時間を確認する。

 

(うげっ!? あと5分しかない)

 

休憩の終わりは、13時30分。

そして、今の時間は25分だ。

ここからプリエまで、走っても2,3分は掛かる。

僕は慌てて向かい側の彼女を見る。

 

「………♪」

 

焦燥感に駆られている僕とは対照的に、幸せそうな表情でお弁当の料理に舌鼓を打っていた。

量のほうはあと少しだが、待つ時間はもう0に等しい状態だ。

だからと言って早く食べるように急かすという手段は出来ない。

それをやったら、僕は人としては最低の部類に入るだろう。

 

(だったら、僕がやることは)

 

僕はすぐさま近くにあった紙に素早く文字を書くと、静かに……されど素早く生徒会室を後にして、全力疾走でプリエへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

ちなみにその結果は……

 

「すみません、すみません、すみません、すみませんっ」

「いや、もういいから。1分遅れたくらいで私は怒らないから」

 

ものの見事に間に合わず、僕は主任に謝り通すことになるのであった。

 

 

★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 

浩介が去って数分後。

 

「ふぅ~。………ご馳走様でした」

 

浩介の用意したお弁当の料理をすべて平らげた聖沙は、幸せそうな表情で息を吐き出すと、そう口を開いた。

 

「……あら?」

 

そこで聖沙はようやく向かい側の席に浩介の姿がないことに気付き、辺りを見回す。

 

「これは、メモかしら?」

 

勝手に置いて行かれたことに怒りを覚えるよりも前に、聖沙は浩介が座っていたであろう席に置かれた一枚の紙を見つけると、その手紙を手にして走り書きされた文面に目を通す。

 

『クリスファンさんへ。

休憩終了時間間近なので、声を掛けずに先に失礼します。

お弁当箱はリアさんに、渡しておいてください。

事情を知られるのが嫌な場合はお手数ですが、プリエの方までお越しください

追伸:リクエスト等があればまた何か作ります。

大森』

 

「どこの誰よ! クリスファンって!」

 

浩介の残したメモに目を通し終えた聖沙が、ツッコむように声を上げる。

 

「………これは徹底的にやるしかないようね」

 

どこか目が据わったような表情を浮かべてつぶやきながら一度頷くと、聖沙は弁当箱を手早く片付けてそのまま生徒会室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、聖沙はプリエにやって来ていた。

 

「お前にゃんか、水で十分にゃ!」

 

中に入った瞬間、パスタの暴言が耳に入るがその後何が待ち受けているかを知っている聖沙は、それを横目に厨房の方へと向かっていく。

 

「あら、どうかしたのかい?」

「あの、厨房の大森さんはいますか?」

 

聖沙の接近に気付いた厨房の従業員の一人が要件尋ねると、聖沙が要件を口にする。

 

「ああいるよ。呼んでくるからちょっと待っててね」

 

そういうと、従業員は厨房の奥の方へと移動していった。

その時、聖沙の目は自然とその先へと向けられる。

その視線の先には、慌ただしい様子で料理を調理する浩介の姿があった。

そんな浩介は従業員に声を掛けられ二言三言交わしたのちに聖沙の方を見ると、料理の手を止めて聖沙の方へと向かってきた。

 

「はいこれ」

「っと、明日かと思っていたんだが、速いな。まあ、ありがたいことには変わりはないが」

 

そっぽを向きながら突き出されたお弁当を、浩介は複雑そうな表情で受け取る。

 

「その…………あ、ありがとう」

「…………どういたしまして。お気に召していただけたか?」

 

若干顔を赤くしながらお礼を言う聖沙に、浩介が感想を聞く。

 

「ええ。とってもおいしかったわ」

 

その聖沙の答えに、浩介は”そうか”と、ほっと胸をなでおろしながら相づちを打つと、仕事に戻ることを伝えようとするが、

 

「……で」

 

聖沙の表情からどこか殺気めいたものがにじみ出始めたために、言葉を飲みこんだ。

 

「クリスファンって、どこの誰よ!」

「………誰って」

「私は聖沙・B・クリステレス! クリスファンではないわ!!」

 

聖沙の問いに聖沙のほうをじっと見つめながら答える浩介に、聖沙は畳み掛けるように言葉を紡ぐ。

 

「それは、失敬。どうも僕は横文字の名前を覚えるのが苦手なんだ。特にファミリーネームは高確率で間違えるほどに」

「なによ、その都合のいい欠点は」

 

申し訳なさそうに答える浩介のに、聖沙は呆れた様子でため息を吐く。

 

「分かったわ。お弁当のお礼に、名前で呼んでも良いわよ」

「それは光栄の極みだね、聖沙さん」

 

聖沙の言葉に、浩介はどこかおどけるように口を開く。

 

「い、良いこと。これはお礼だからね! あくまでもお礼で許してるんだからね!」

「はいはい。分かってますよ」

 

何も言っていない浩介に、言い聞かせるように言う聖沙に、浩介はやれやれといった様子で相づちを打つ。

 

「っと。僕は厨房の方に戻るけど?」

「あ、ごめんなさい。……まあ、頑張るのね。コックさん」

 

浩介の言葉の意図を読み取った聖沙は謝ると、まるで先ほどの仕返しとばかりに皮肉を込めて応援の言葉を贈る聖沙に、浩介は苦笑しながら厨房の方へと戻って行った。

 

(………戻りましょう)

 

聖沙は、浩介の姿を見ていて何とも言えない気分になりながら、プリエを後にするのであった。




次回はもしかしたら一週間以上かかるかもしれません。
主に、バトルのせいで。
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