リアルの主は療養が必要にも関わらず、勉学に重点を置いているので更新がめちゃくちゃ遅くなっております。
今回はタイムリーなイベントを書きながら何かしらを書こうと思っています。
青畳の香りが海風と混じりのどかさを醸し出す。しかし、僕の目の前には飢えた獣たち。僕は雪でも降るかと思えるくらいの寒さに身を震わせる。そして、ただ目の前の小さい物を睨み付けては、知恵を絞り出すかのように苦悩する。
僕と獣たちとの温度差は大きく、温度が低い僕には状況通り風が吹いていた。
「通れッ!」
水色の毛色の狼が吠える。
しかし、猟師たるもの害するものは敵だ。
目の前の狼には退場願おう。
握りしめた猟銃の引き金を引くように背面が黄色い小さな物を手元に引き寄せる。
「ツモ。」
規則通りに並べられた小さな牌を倒してアガリの証拠を叩きつける。
「アンタねぇ…。」
上官である僕にアンタと呼んだ娘の言葉尻が下がっていく。語調とは裏腹に悔しさが滲み出ていた。
「まあ、ロンじゃないだけ良くないかな?」
「流石にここまで負け越したら、人のアガリはイラつくわよ。ていうか、なんでこんなことをしてんのよ?」
「まあま、首尾はどうかと聞かれたからこうしているだけだよ。ようやく使い慣れてきた家具だし試してみたかったからね。」
ジャラジャラと牌をかき集めて中央に積んだ。
そのまま雀卓を部屋のすみにどけておく。
片付け方は適当。
こうして適当に積んでいるだけなのだ。
「HEY!麻雀も良いけどさー。時期とか戦力とか考えなヨー」
「まあ。二面まで行ったし小休止ってことで。」
「まあ、私は長い間出撃出来てないですケドー。」
「…それは…運命力じゃないかな?」
「それならしょうがないネー。」
胡乱な外国人のような口ぶりが金剛に戻ってきた。
叢雲も納得しながらも悔しがる顔をしていたが、それもすぐにいつもの涼しげな顔になった。
「ハン、あんたもそれくらいは分かるようになったのね。」
「あぁ。何があったのか理解していないとイベントはやりにくいからね。」
「それでも最近は後半海域までは行けてないんですけどね。」
「ぐぅ…。」
ぐうの音もでない。
毎度のことだが運命力が高い艦娘の育成を育て忘れることが多いのだ。勿論、改善には努めてはいるのだがあと少しで改装できる練度になるという間の悪さでギリギリのところで育て逃すという愚行を繰り返している。
ただ、川内型の三人をようやく改二に出来たことにより基盤は安定してきた。
鈴谷の練度は改装できる段階までギリギリで、今回のイベントでも登用できるのだが航空戦力がどうにもならない。
斥候の段階で、暫定的な戦略的打開ポイントに到達したのだが潜水艦の姫クラスは強力な弱体化フィールドを展開しても対処しきれないのがウチの現状だ。
ちなみに、EVENT海域では各提督に深海棲艦を極度に弱らせる毒電波を流せる装置が支給される。人を狂わせておかしな行動をさせるようなアレではない。アレやコレを混ぜ合わせてセッ、とかの電波ではない。あくまで、弱体化させるだけの電波装置である。難易度は甲乙丙の段階で分類され、後の序列になればなるほど弱体化フィールドの作用は強くなる。甲では素材そのまま、乙は塩の恋人、丙では盛り塩くらいの作用。
それでも、敵が強くて完全に無力化することは出来なかった。
提督の積んだ経験を数値化したものがあるのだが、それが大きく関わっている。
細かい説明は省くが、提督としての経験が大きければ大きいほど弱体化フィールドの出力が弱くなるのだ。
僕は三桁代に入ったばかりだから丙の難度でもそこそこ苦戦する、もしくは勝てないことが多い。
政府の火力と速度重視の斥候だけでは把握出来ない選ばれた編成にのみ示される航路があり、それを見つけられる艦娘と編成が織り成す力のことを運命力とウチでは呼んでいる
ともかく、レイテの輸送が終わらないことにはどうにもならない。
修復剤も100個のデッドラインを越えた時点で残りのバケツを使いきることは確定事項となった。
まあ、僕の立てる作戦というよりかは方針なのだが賛否両論なのだ。
のんびりしすぎているとか、焦りすぎだとかよく言われる。
少し前のことを思い出しているとコンコンと突然のノックの音。
「どうぞ。」
少し開いたドアからのぞいた獣の耳を彷彿とさせるクセっ毛。
「提督よ、次はどうする?」
六戦連続で中破しながらも重巡棲姫に手傷を追わせてきた初月が震える足で執務室に入ってきた。
この鎮守府の駆逐艦最高練度であっても、疲労には勝てない。持久力のない駆逐艦が疲弊してしまったため今日のところはここまでにする。
「もう終わりだよ。よく頑張ってくれた。おいで」
叢雲と金剛を部屋から出し、初月を抱きしめ頭を撫でた。
最近は艦娘の頭を撫でることに慣れてきて加減が分かった。
以前、初月を撫でていたとき段々と犬に見えてしまいワシャワシャと撫でてしまっていた。その後、しばらくは近づいてくれなかったのが思い出される。
警戒態勢を解くために襟についているマイクで館内放送をかけた。
「あー、あーテステス。戦闘態勢解除。夜更かしは良くないぞー。お休み。」
手早く、簡潔に。
放送をかけ終えると初月が顔を赤くしながら出ていった。
その後、秋月も来て同様の反応。
珍しく麻耶も来た。
カバディのような攻防のあと、彼女に膝枕をしてしばらく過ごした。
ドアから顔をのぞかせていた金剛や榛名までも膝枕と言ってヘッドスライディングをしてきたのには流石に困った。
そうして時間が経ち、日付変更間近の時間帯。
冬のような寒さに心地よさと寂しさに身を浸しながら月を見つめていると、静かに加賀が入ってきた。
彼女は静かに隣に立つと、
「月が綺麗ですね。」
と言ってきた。
眠気に落ちかけた脳味噌がフルスロットルで回り始めた。
「‥ッ!?」
動揺した僕を笑うように加賀は微笑み部屋を後にした。
ドアを開くと同時に、
「?!!」
加賀の笑みが消えた。
加賀が開けたドアから僅かに覗く一、二、五航戦の様々な笑みが見えた。
「そこの女王と龍と鶴コンビも寝なさい!」
『はーい!』
少し気恥ずかしそうに頬を赤くしうつ向く加賀。
ただ、表情が出にくいだけであって相当恥ずかしいのが加賀の本心だろうと思うとこちらまでニヤニヤしてしまう。
こうして士気を高めながらイベント海域に挑む。
なーんだこの甘い空気は‥
(加賀さん可愛いヤッター!)
冬は冷えるので加賀さんを暖房にしたi‥ちょ?!ナニをする?!やめ‥アバアアアア!サヨナラ!
冗談はさておき、レイテにまで戦艦が使えないのは痛いですね‥火力と耐久が紙な輸送船団でちまちま運んでいるので困ってます。
皆さん、頑張って凉月ちゃんを手に入れてください!
私はe2で運んでいます!
では、また何ヵ月後かに会いましょう!
表現について聞きたいです。
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簡単すぎる(文学に寄せて)
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