俺と風は、陽炎と流星を装着して開始の合図を待っていた。相手は鶴屋とか言う奴が打鉄で山田先生はラファールを装着している。
開始前に風にプライベートチャンネルを開き
『打鉄は俺がやる』
『了解。ラファールは叩いておくよ』
短い作戦会議をしておく。
そして会議をして10秒たったタイミングで
『試験開始‼』
とアナウンスが響き渡り俺達は同時に動き出す。俺が目指すは打鉄。
「くらえ‼」
そう言いながら鶴屋がばか正直に正面からブレードを振りかざして突っ込んでくる。そのブレードを、
ガキン‼
落ち着いてコンバットナイフで受け止める。
「くっ‼そこそこやるな‼」
「すぐに終わらせてやる,,,」
言い切るなり相手を蹴り飛ばし、体勢を建て直す前にラピットファイアで手にアサルトライフルを出し弾が切れるまで全弾叩き込む。
「ぐわっ‼」
「ラストは派手にやろうか‼」
弾切れしたライフルをスロットに戻して両手にミサイルポットを持つと同時に肩と脚部のミサイルポットも開き打鉄をロックオンして、全弾を叩き込む。
「うわっ‼」
ミサイルポットの直撃を受けてシールドエネルギーが切れ落ちていく打鉄を見ながら俺は一言呟いた。
「試験で良かったね。もし実戦ならあんたを殺していたよ,,,」
どうやら俺が倒し終わるのと同時に風も倒し終わったらしく終了の合図がアリーナに響いた。
~雷sideend~
~鶴屋side~
私は雷とか言う男の鼻を折るために試験官に志願した。が、結果として相手にダメージを与えることも出来ずに落とされた。
私はあいつが怖くて仕方ない。
最後、落とされた瞬間爆風の中から見えたあいつの機体は、赤のラインが入っていた場所が赤く怪しく輝いていた。それだけでも恐ろしかったのに次の一言でさらに恐怖した。
「試験で良かったね。もし実戦ならあんたを殺していたよ,,,」
底冷えするような声。
人の命など興味がないと言わんばかりの冷たい目。
私はその時思い知った。
虎よりも恐ろしいものを怒らせてしまったいたのだと,,,
~鶴屋sideend~
~雷side~
試験が終わった俺達は更衣室で山田先生が来るのを待っていた。
「弱かったな」
「私の方はまぁまぁ強かったよ?。まぁこっちが近距離用で向こうが遠距離用って事を除いたらだけどね」
どうやら、風の相手の方が俺の相手より強かったようだ。
「お疲れさまでした。試験は終了です」
風と話していると山田先生が笑顔で入って来た。
「えっ?学科試験は無いんですか?」
俺が聞くと山田先生はこう言った。
「はい。束さん推薦の人が学科が悪いわけないと上層部の方々が免除することに決定したそうです」
それを聞いた風が忌々しそうに一言呟いた。
「チッ、ハイエナが,,,」
「どうかしました?」
「何でもないですよ~?」
風が悪態をつきだしたしそろそろ帰らないとヤバイかな。
「それでは用事があるので失礼しますね」
「はい。入学式は明後日なので忘れないようにしてくださいね」
わかりましたと返事をしながら部屋を出て帰った。
帰る途中に一人の男子とすれ違ったが気に止める事はなかった。
風の試験のバトルは皆さんからの要望があれば番外編として書きます。読みたい人は感想と共に風のバトル見たいですとでも書いてください