黒きISを持つ兄とISに速さを求めた妹   作:戦闘狂の道化師

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教室に吹くは暴風

「「行ってきま~す」」

 

「行ってらっしゃい」

 

「行ってらっしゃい zzz,,,, 」

入学式の日を迎えた俺らは、クロねぇと俺が頼んだ物のせいで寝不足になって半分眠っている束ねぇに見送られて家改め研究所を出た。研究所を出た俺の左右の手には黒に赤のラインが入った指輪が一つずつ、風の左手には白の指輪が輝いていた。

 

 

 

 

「さすがは束ねぇ、頼んでおいた物を二つとも完成しておいてくれるなんてな」

 

「すごいよね~でも雷だけ武装を追加してずるいよ...」

 

「いや、一つは追加と言うより強化だからな...」

風とそれなりに楽しい学園生活になればいいなと思いながら俺達はIS学園へと向かった。

 

 

 

 

 

 

学園に着いた俺達は先ずは入学式に出席した。入学式は、俺が男だから回りからジロジロ見られまくったが特にトラブルは起こらずに終わった。

 

 

 

そして今は、教室。

 

「あいつが護衛対象の織斑 一夏で、あっちが束ねぇの妹の箒だな。ここまで護衛対象が集まっていると仕事がやり易くていいな」

 

「束ねぇが手を回したのかな~?」

そう話ながら俺達はクラスの面々を見る。俺達が話している内容からわかるように俺達のクラスには束ねぇから頼まれた護衛対象のの二人がいる。護衛がしやすくて嬉しいね。

 

 

「でもなぁ....」

見ている限り一夏は何故か調子に乗っているし、箒は束ねぇからの情報だと仲がいいとか言ってたけど明らかに束ねぇを嫌っているじゃないか...。多分一夏はこのままだと調子に乗って無茶をして死にそうだし、箒は束ねぇから、護衛を頼まれたとか言ったら何が有るかわからないし言わないのが正解かな?。

 

 

「雨宮くん‼」

 

「何ですか?」

 

「すいませんが雨宮くんの番なので自己紹介をしてくれませんか?」

山田先生のその言葉を聞いて俺は初めて考え事をしている間に自分の自己紹介の番が回ってきていることに初めて気がついた。

 

「雨宮 雷だ。好きなことはISを操縦すること嫌いなのは束博士をバカにする奴以上だ」

どうせ俺の事を男性操縦者としか思ってない連中にはこれくらいで十分だろう。そのあとのホームルームは、千冬先生が来た以外はなにもなく終わった。

 

~休み時間~

 

誰かが話しかけてきたがめんどくさくて無視した。

 

~一時間目~

そして今はクラスの代表を決める会議をしているのだが...。

 

「は~い織斑くんを推薦します‼」

 

「私は雨宮くんを推薦します‼」

何故か俺と織斑の一騎討ちになっていた。俺が寝ている間に俺の自己紹介の態度をクールと判断されたらしくM気のある連中の票が俺に集まったようだった。代表をやるのがめんどくさくてどうやって代表をしないようにするかと考えていたら、

 

「納得いきませんわ‼」

金髪ドリル確か名前はセシリア・オルコットが声を張り上げ机を叩きながら立ち上がった。

 

「たかが男性と言うだけなのに代表をやられるなんて‼。私は、イギリス代表です‼。ISの技術なら皆さんよりも上です。それも極東の猿達と比べ物にならないくらいです。大体、文化としても後進的な国で暮らさなくていけないこと自体私にとっては耐え難い苦痛で.....(以下略」

セシリアがここまで言うと織斑がボソリと呟いた。

 

「イギリスだって飯まずの世界一の癖に...」

 

「なんですって‼あなた、私の祖国を侮辱するのですか‼」

 

この後もセシリアと織斑はケンカを続けていたが俺の耳にはほとんど入ってこなかった。何故なら、セシリアは日本人たちを極東の猿と言った。それは束ねぇに対する侮辱だ。束ねぇへの侮辱それだけは許せねぇ。俺がこんなことを考えている間にも二人のケンカは続いていく。

 

「人の祖国をバカにするとは流石は猿ですわね‼」

 

「セシリア・オルコット‼お前いい度胸だな‼」

ついに俺は我慢の限界を越え叫びながら立ち上がった。皆の視線が俺に集まる。だがそれを無視して俺はセシリアの胸ぐらを掴む。

 

「お前は、俺達日本人を極東の猿と言ったな‼。なら聞くがお前が乗ってるISは誰が作った‼。答えてみろ‼」

俺がそう聞くとセシリアは、自分の失言に気が付いたようで顔を青くしながら答える。

 

「篠ノ之博士です...」

 

「なら次は日本人ブリュンヒルデの名前を言ってみろ‼」

 

「織斑 千冬さんです...」

 

「なら、俺が怒っている意味は分かるか?自分の発言が何を起こしかけているか分かるか?自分の発言の重さが分かるか‼」

 

「おい!そこまでにしろよ‼」

俺がそこまで攻めると織斑が俺を止めに来た。

 

「お前は何も分かってないな。教えてやるよコイツは国の代表候補生だ。そいつが国とブリュンヒルデとISの作りの親をバカにしたそれが最悪の場合何を起こすか分かるか?」

俺がそう聞くと織斑は首を傾げた。

 

「戦争だよ。国と国のな」

 

「何でそうなるんだよ‼」

 

「分からないのか?戦争の始まりは何でもいいんだ。名誉毀損とか、言い出してしまえばなんでいいんだよ」

俺がそう言うと織斑が俺を睨む。

 

「お前...」

 

「悔しいのか?俺が憎いのか?そうなら戦おうぜどうせ代表を決めないと行けないのだから。織斑先生‼アリーナを使えるのは何時ですか?」

 

「気づいていたのか...」

俺が呼び掛けると織斑先生が教室に入ってきた。

 

「使えるのは来週の月曜日だな」

 

「そうですか...なら織斑、セシリアお前ら二人係でかかってこいよ。俺は風と組んで相手してやるよ」

 

「え~」

 

「お前もムカついているんだろ?今なら俺のせいにして相手をフルボッコにできるぞ?」

俺がそう囁くと風も納得してこれ以上文句は言わなくなった。

 

「それとも怖いのか?」

 

「いいですわ‼相手してあげますわ‼後になって後悔しないてくださいよ」

 

「いいぜ‼」

織斑がそう言うのと同時にチャイムがなって授業が終わった。

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