「つう訳で一週間後に織斑とセシリア・オルコットをシバくから」
『ちょっと待って‼なんでいっくんをシバく流れになっちゃったの!?』
いろいろやらかしたホームルームが終わり俺達は、屋上の貯水タンクの上に座って束ねぇにISを使って連絡を取っていた。
「簡単に言えばセシリアが束ねぇの悪口を言ってムカついたから吹っ掛けた。織斑に関してはなんか調子のっててムカついたのと護衛対象の強さが見たかった。で、どうせ織斑が調子のってたのは束ねぇのせいでしょ?」
「大方、束ねぇが『束さんがいっくんのISを作ってあげるよ‼』とか言ったんでしょ...ブリュンヒルデに守られ続けた少年からしたら嬉しかったんだろうね...バッカみたい専用機貰っても結局は、操縦士の腕次第なのに...ISを生かすも殺すも...」
隣に並んで座っている風も俺と一緒に愚痴を溢す。
『なんでそこまで分かっているなら揉め事起こすかな...束さん多少なら侮辱されても気にしないのに...』
通信から、聞こえてくる声からは束ねぇが俺達を心配していてくれている気がした。まぁ最後の方は聞こえなかったが、
『は~...分かったよ。ただし‼いっくんに怪我をさせずに二人も怪我をしないこと‼いいね‼』
「分かったよ。セシリアはどうする?」
『う~~ん...好きにしていいよ。どうせ私が言ってもイライラしてる時の雷くんはお姉ちゃんの言葉をあまり聞いてくれないからね。でも後でいろいろ話し合ったりするのがめんどくさいからあまり問題にならないようにしてくれればいいよ』
本当に、家の姉は良くも悪くも俺達。自分の大切にしたい物しか見てない。いい意味では、俺達が困っていたら必ず手を差しのべてくれる。悪い意味だと自分の大切にしたい物以外はどうでもいい事だ。唯一例外が出来るとしたら俺達、束ねぇの大切なものが何か大切にしたいと思った物だろう。
「分かったよ、束ねぇ」
『風ちゃんも分かった?』
「分かった」
『それなら良し‼あっ!そうだ戦う時は二人とも
束ねぇは満足そうな声をあげるとすぐに対戦中にして欲しいことをオーダーしてきた。
「分かったよ。俺が暴風を使って
結構長く話していたらしく空は夕焼けに染まっていた。自炊しても良いが今日は食材を買ってなかったので食堂に混む前に入ってさっさと飯を食うために束ねぇに切ることを伝える。
『今度と言わず明日でもいいよ‼』
「はいはい、気が向いたらねまたね」
「バイバイ~」
本当家で一番の子供なんじゃ無いんだろうか?束ねぇは...そんなことを考え風と二人で苦笑を顔に浮かべながら俺達は食堂へ向かった。
願わくばこの面白い家族とこれからも変わらずに暮らせますように...