黒きISを持つ兄とISに速さを求めた妹   作:戦闘狂の道化師

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小説内には書いていませんが雷と風の部屋は兄妹と言うこともあり同室です。


時は流れて

時は流れ一週間後、一夏とセシリアと戦う日。

 

「で...俺達は、何でこんなところに待機させられているんですか?」

 

「そうだ~!そうだ~!」

俺と風は、教室で待機を命じられていた。

 

「えっ...と、それは...織斑くんがセシリアさんとチームを組むのにお互いの機体を知らないといけないと言い出しまして...、その...先に初期化も含めて模擬戦をする事になったのですが今度はセシリアさんがお二人にそれを見られると武器が見られてしまうため不公平だと言い出しまして...、お二人には此方で待機してもらっているんです。.....すいません」

目の前に居るのは山田先生。どうやらセシリアのわがままの為に俺達を見張る事になってしまったようで俺達に申し訳無さそうに頭を下げてくる。

 

「別に構いませんよ。少なくとも山田先生が悪くは無いんですし」

教室に気まずい空気が流れているが俺は懐から本を取りだし時間を潰し始めた。

 

~30分後~

 

「あっ、はいわかりました。雷くん、風さんセシリアさん達の模擬戦が終わったのでアリーナへ向かいましょう」

 

「わかりました」

山田先生の携帯に模擬戦終了の連絡が来たため俺達はアリーナへ歩いていった。その途中に少しだけ気になることを山田先生に聞いてみることにした。

 

「山田先生。戦闘の流れは聞かないので模擬戦の結果だけ教えてもらえませんか?」

 

「わかりました。結果はセシリアさんの勝ちだそうです。でも織斑くんも善戦したそうですよ?」

 

「そうですか、まぁ予想通りだな」

 

「うん、そうだね~」

そんな世間話をしているとアリーナに着いたので俺と風は山田先生に指定された控え室に向かった。俺はISスーツに着替えながら風に話しかける。

 

「なぁ、お前はどっちと戦いたい? 」

 

「どっちでもいいよ。でも、雷がセシリアと戦う為に一夏にしようかな?」

 

「気遣いどうも」

それからお互いに着替え終わったのでアリーナに出るためにカタパルトに向かって歩いていると...

 

「やっ~ほ~雷く~ん風ちゃ~ん」

聞きなれた声が聞こえてきたので振り返ってみると何故か束ねぇがいた。

 

「束ねぇ...不法侵入してきたの?織斑先生に捕まったらどうなっても知らないよ?」

 

「織斑先生、身体能力だけは束ねぇと同じぐらいだもんね~」

俺達がそう言うと束ねぇはふっふっふ~と笑った後に、

 

「大丈夫‼お姉ちゃんが作ってきたこの頭に着けているウサミミセンサーがあればどこに誰がいるのかもまるわかりだから、ちーちゃんが近づいてきたら見つかる前に逃げ出せるのだ‼」

と自信満々に言ってきた。

 

「それはいいけど急に来てどうしたの?」

 

「ちょっと今度する事の準備にね~。当日に手伝ってもらうからね~。でも、まだ内容は秘密~」

束ねぇはそうけらけらと笑ったり楽しそうに回ったりしながらそう返してきた。

 

「なら楽しみにしているよ。じゃあそろそろ行かないと行けないから」

 

「またね~」

俺達は楽しそうな束ねぇと別れて再びカタパルトに向かって歩いていった。

 

 

 

「遅かったですね」

 

「すみません。トイレに寄っていたもんで」

カタパルトにいた山田先生束ねぇと会っていたことがばれないようにそう返しながらISを装着する。

 

「もう出て大丈夫ですか?」

 

「大丈夫です」

山田先生に許可を取ったので俺と風は前を見て...

 

「「暴風‼出る‼」(流星出るよ~)」

お互いに名乗りながらカタパルトでアリーナに飛び出した。




次回はセシリア&一夏とバトルですお楽しみに。

Ps,兄弟の日常編は要望があり私にネタがある時は後書きか本編の最後に書きます。もしくはネタを提供してくだされば、番外編としてちょくちょく書いていこうと思います
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