『光は波であって、( )である』
姫路瑞希の答え
『粒子』
教師のコメント
よくできました。
土屋康太の答え
『寄せては返すの』
教師のコメント
君の解答はいつも先生の度肝を抜きます。
吉井明久の答え
『勇者の武器』
教師のコメント
先生もRPGは好きです。
小此木遼平の答え
『命を育む元』←(コレを否定すると先生は人間ではありません)
教師のコメント
あとで職員室に来るように。
「実はだな・・・・・・・・・・・・・・・」
前回に続き皆の視線は俺に向けられている・・・。万事休すか!?諦めかけたその時、俺に何か分かんないけど女神が俺に微笑んだ・・・・・・・・・・気がした。
「はい、良いですか皆さん・・・・自己紹介の続きをお願いします」
ナイス!ヒョロ男、今お前が女神に見えた!!!・・・ウップ・・気持ち悪い・・。なんて思ってると最後の生徒の番だ。最後は・・・・雄二だ。
「坂本君、君が自己紹介最後の一人ですよ」
「うぃーーーーっす、了解」
ヒョロ男に呼ばれて雄二が俺の席から離れて教卓に向かう。何でだろう?ゆっくりと教卓に歩み寄るその姿にはいつものふざけた雰囲気は見られず、クラスの代表として相応しい貫禄を身に纏っているように思えた。
「坂本君はクラス代表でしたね?」
クラス代表といっても、学年から集められた成績の低い集団だから何の自慢にもならない・・・・どころかほぼ恥すべきことだろう。ところがそれを知っているはずの雄二は自信に満ちた表情で教卓に上がり、俺達の方に向き直った。
「Fクラス代表の坂本雄二だ。俺のことは代表でも坂本でも好きなように呼んでくれ」
「イェーーイ!雄じーん!!ヒューヒューー!!」
「黙れ遼平、そして死ね頼むから」
ちぇ~何だよ冗談の利かない野郎だな・・・。雄二は気を取り直して咳払いをすると話し始めた。
「さて、皆に一つ聞きたい」
雄二がゆっくりと、全員の目を見るように告げる。間の取り方が上手いせいか、全員の視線は雄二に集まっている。皆の視線を確認した後、雄二の視線は教室内の各所に移りだす。
かび臭い教室。
古く汚れた座布団。
薄汚れた卓袱台。
雄二の視線に教室の全ての視線が付いていく、雄二の野郎・・・詐欺師になれるんじゃないだろうか?
「Aクラスは冷暖房完備の上、座席はリクライニングシートらしいが・・・・・」
雄二は一呼吸おいて、静かに告げた。
「・・・・・不満はないか?」
『『『『『『大ありじゃああああああああああああああああああああああ!!!』』』』』』
二年Fクラス生徒の魂の叫び。
「だろ?俺だってこの状況には大いに不満だ。代表として問題意識を抱いている」
いや、こんな状況だと誰でも抱くぞ、普通。
『そうだそうだ!!』
『いくら学費が安いからってこれは酷すぎるだろ!!』
『この学校は悪魔だ!!』
堰を切ったかのように次々と不満の声があがる。勢いに負けたのか、端っこでは秀吉と明久が小さく座っている・・・・・なんて不憫なんだ。流石に可哀相なので俺は明久達のところに行くことにした。
「なんだお前ら、そんなんだとこれから起こる事にも対処できないぞ」
「い、いや・・・・なんか自分から言い出しといて凄いな~って思ってさ・・・」
明久が苦笑いを浮かべながら俺に言う・・・・・自分から言い出しといて??ってどうゆう事だ???言ったのは雄二じゃないのか??
「どうゆう事じゃ、明久?お主は何もしとらんじゃろ?」
俺、同様に気がついた秀吉は明久に問いかけた。すると明久はもじもじしながら答えた。
「いや、だって・・・・あ、あまりに酷い設備だから如何にかしたいな~~・・なんて・・・」
あぁ、なるほど!!
「明久は、姫路は実力があるのにこんな醜くて汚い教室で学ぶのはどうなんだろう?とか思って雄二に相談したら以外にも雄二も乗り気だった。って言いたいんだろ??」
「なんで分かったの!?怖い怖いよ遼平!!」
俺に思っていた事を当てられて動揺している明久。分かるに決まってんだろ?なんせ俺等・・・・・。
「さすがじゃのぅ、お主らは。」
「みんなよく聞け!!」
ざわざわと学校に対する不満を述べていた奴等&俺達は、声のする方・・・教卓に立っている雄二に視線を向ける。雄二は自信に満ち溢れた顔に不適な笑みを浮かべて、
「これは代表としての提案だが・・・・・」
これから戦友になる仲間達に野性味満点の八重歯を見せ、
「・・・FクラスはAクラスに、『試験召喚戦争』を仕掛けようと思う」
Fクラス代表、坂本雄二は戦争の引き金を引いた。
「ごめん・・・・遼平・・・秀吉・・・」
「気にすんなよ、明久」
「そうじゃ、何とかなるかもしれんしのぅ~」
『『『『『『・・・・・・・・・・マジで?』』』』』
一日で二話更新とか、ないわ~