神機使いの僕は初めての男性IS操縦者   作:キリイオ

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1章
01.神機使いはIS世界に赴く


「ブラッドレイジ発動します」

 

僕は誓約を誓い、未知のヴァジュラに攻撃した、すると誓約を果たしブラッドレイジを発動させるが発動させるのが遅く、ヴァジュラの前足の攻撃が当たりHP(バイタル)が減った。

 

『直樹さん、HP(バイタル)が低下しています、早く回復してください』

 

「直樹さん!」

 

すると僕の左手がリンドウさんと同じアラガミ化が始まる、今までリンドウさんを助ける為に神機を無理に適合して左手がアラガミ化した事があったが、榊博士やソーマによって普通の人間の手に戻った。

 

「はぁぁぁぁ!!!」

 

ヴァジュラに抵抗しようと左手で目を潰そうと試みたが時既に遅し、僕は左手をヴァジュラに喰われてしまった。

 

「あぁ……」

 

『直樹さん!!!』

 

アリサは涙を流し、ヒバリさんは声を荒げながらも必死になっていたそして僕は合流したリンドウさんに伝えておかないと。

 

「リン…ドウさん…、後は頼みました……」

 

「……。」

 

ソーマがヴァジュラにトドメをさして倒したが、僕はもう無理だろう、左手を失っているしそれに意識が朦朧(もうろう)している。

 

「直樹さん!しっかりしてください!」

 

「アリサ、それくらいにしろ」

 

僕を支えながらもいつまでも泣いているアリサに微笑みながら右手をアリサの頭に当てて目を閉じた、そして僕は息を引き取った。

 

※※※

 

やっほー、束さんだよ!見てるー?

今ね、いっちゃんと今度来る、なっくんの為にISを作ってるんだーえへへ。

 

それでね、天才の私はね、なっくんの為に直ぐにでも作らないとね束さん悲しんじゃうの兎みたいにね。

 

あー!勘違いしないでよね、べ、別になっくんの為に作って喜ばせるなんて思っていないんだからー!

さて、《天災》の私に不可能なんてないのよ。

 

※※※

 

風が気持ちいい、ここは死後の世界なのだろうか、草木の匂いが心地よいまるで芝生に転がって空を見上げてながら目を閉じているようだ、実際に味わうなんて……。

 

そしてそれから目を開けるとそこに青空の空が……。

 

「あれ、本当に青空だ」

 

ふと、体を起こすと辺りを見渡す。

そして僕は自分の身体を見た、服装はクレイドル制服のままで右手には赤と黒の腕輪『極東支部』と『ブラッド』の所属している事を示している、その腕輪が右手首の近くにはめてある。

 

そして左手はアラガミ化のままになっている。

 

「……、別に左手に痛くは無く、むしろ僕の手に馴染んでいる……?」

 

試しにリンドウさんもやった捕喰をやろうと左手を前にするが何も起きなかった。

 

がしかし顎が左手から出てきて今にも捕喰出来そうな感じになったので慌てて戻した。

 

「捕喰は可能、でも神機は無い」

 

そして改めて辺りを見るとアラガミによって荒廃された街では無く、盛んな街というより大きいビルが立ち並んでいる、僕はコウタが見ていた『バガラリー』の世界にそっくり(?)だった。

 

「僕の身体はそのまま別の世界に来てしまったのか?」

 

冷静に分析すると、僕は死後《転生》された事になる、何故?どうして僕はこの世界に連れて来られたのかを考えながらも辺りを見ると小屋を発見した。

 

「考えても仕方ありません、少し小屋で休みましょう」

 

そして僕は小屋へ足を向け歩いていった、少し道は険しかったけれど神機使いの僕は軽々と歩き辿り着いた。

 

「なんでしょう、神機兵にしては軽装ですね」

 

小屋に辿り着いた僕は中に入るとそこには機体があったそれを見て僕は興味を抱きながら機体に触れると突然光を放ったのだった。

 

『やっと、出会えました』

 

機体から懐かしい声が聞こえた、その声を探ろうとすると、また突然小屋の扉が開き兎耳(?)を付けた女の人がやってきた。

 

「やっほー、またまた登場束さんだよー!なっくんに出会えて嬉しいんだよ?そ・れ・に私は初めてISに人工知能入れてみたんだー!」

 

この人は何を言っているんだ、それにISって言うのは何なんでしょうか!

 

「なっくんは初めてだろうけどぜーんぶAIが教えてくれるからね!後は任せたよちーちゃん!」

 

「ったく、束はどこからこいつを知っているんだか」

 

僕は訳も分からないままAIに聞くことにした。

 

『初めまして、私の名前はアリスです、神薙直樹さんよろしくおねがいします。』

 

「うん、よろしくね」

 

アリサだと思っていたけれど、違っていたようだ。

 

そうだよね、アリサがここにいる訳ないよね。




束さん、マジぱねぇっす
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