とりあえず木曾に転生してみた   作:フリーザ様

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第二次SN作戦2

 

 

 

ふむっ……モンスターボールもありだけど……もっと、こう……必殺技っぽい感じ……操気弾とか?なんか弱々しい、というか噛ませっぽい感じがすんな……。そんな事を考えてると、暁型の部屋に到着。

 

「おーい、響いるかー?」

 

「いるよ」

 

後ろから声が掛かった。

 

「うおっ⁉︎後ろかよ……」

 

「どうしたんだい?」

 

「えーっと……なんか、え……SN?IS?だっけ?まぁそんな感じの名前の作戦の連邦艦隊の第二艦隊のメンバーだからお前」

 

「分かった。旗艦は?」

 

「俺。そんだけだ。じゃあな」

 

よし、とりあえず響はOK。あとは……これなんて読むんだ?陽炎型二番艦の……ふ、ふしひ……?まぁいいや、陽炎型の部屋に行こう。

名前は本人に読み方教えてもらおう。そう決めると、俺は陽炎型の部屋へ。………ふぅ、知らない人の部屋に行くのは少し緊張すんな。とりあえずノック。

 

「あの……あれ、すいません……」

 

あれ?なんで謝ったの俺?ていうか何言ってんの俺?一人で勝手にテンパってると、ガチャッと扉が開いた。

 

「? 誰ですか?」

 

出てきたのは上半身にしか服を着ていない女の子。双眼鏡をぶら下げていて、ひまわりの種とかを喜んで食べそうな子供だった。

 

「や、えっと……その、この人いますか?」

 

俺は不知火、の漢字を見せた。

 

「ああ、ぬいぬい姉さんですね!少し待っててください!」

 

え?この名前のどこにぬい要素があるの?もしかして裁縫が上手だとか?あ、この漢字ぬいぬいって読むのかな。とか思考を巡らせてたら、人が部屋から出てきた。

 

「お待たせしました。あなたは?」

 

「あー、もしかしてぬいぬいさん?」

 

「その呼び方はやめてください。不知火です」

 

あー、それでぬいぬい。てことは、この不知火ってのはしらぬいって読むのか?勉強になりました。

 

「それで、何の用ですか?」

 

「あーいや、今度え……FS?作戦?があって、その第二艦隊にぬいぬいがいるから挨拶しとこうと思って」

 

「そうですか。よろしくお願いします」

 

「ああ、よろしくなぬいぬい」

 

「不知火です」

 

 

 

 

さて、駆逐はあと一人。えーっと、これは読める。朝潮だよな?何で決めたんだろうな、この編成は。とりあえずノック。

 

「すいませーん。朝潮さんいますか?」

 

ぬいぬいの時と違って、名前を間違えてることはないので堂々と聞いた。すると、ガチャッと扉が開いた。

 

「なんでしょうか?」

 

うわあ、クソ真面目そう。

 

「え、えと……次の……なんだっけ?FNS?歌謡祭?の第二艦隊に選ばれたから。その挨拶で俺はお前のところに来たの」

 

「火曜祭?火曜日のお祭りですか?」

 

「大体あってる。とにかくよろしくな」

 

「分かりました。よろしくお願いします」

 

多分盛大な勘違いしてるけどもうなんでもいいや。

 

 

○△

 

 

さて、駆逐は終わりっと……。次は重巡の人。なんだこれ、ウィングブラックとかカッケーなおい。羽黒な。えーっと、妙高型だったかな?ここか。

 

「すいませーん。羽黒さんいますかー?」

 

呼ぶ。しかし、返事はない。んだ?いないのか?と、思ったら微妙に扉が開いていた。そして、その隙間から目が見えた。

 

「あああーーーーーーーーーーーッッッ‼︎‼︎‼︎」

 

俺は悲鳴を上げた。

 

「キャアアアアアアアアアアアアッッッ‼︎‼︎‼︎」

 

向こうも悲鳴を上げた。なんだこれ。

 

 

○△□

 

 

10分後、お部屋に入れてもらって落ち着いてお話する。

 

「で、あなたが羽黒でいいのか?」

 

「は、はいぃ……」

 

どうして俺こんなに怖がられてるんだろう……。

 

「あ、あの……俺なんか悪いことした?あ、もしかして無意識のうちに悪いことしちゃったかな」

 

「い、いえ……その……ごめんなさい!」

 

「い、いえいえ!こちらこそごめんなさい!」

 

「何をやってるんだ?」

 

後ろから声がして、振り返ると羽黒さんと同じ服を着た人がいた。

 

「なんだ貴様は?」

 

うわあ、上から目線。

 

「あ?なんだってなに?何を聞きたいのかザックリ過ぎてわかんねんだけど」

 

「誰だと聞いているんだ」

 

「人の名前を聞く前にまず自分から名乗りなさい」

 

いつしか加賀さんに言われたことを言ってやった。

 

「ふむっ……それもそうか。私は那智だ。そこの羽黒の姉だ」

 

少し挑発するように言ったのに、別に気にした様子なく答える那智さん。ならこっちも喧嘩腰になる必要はないか。

 

「藤本ひろしだ」

 

「いや嘘でしょそれ。羽黒、誰だそいつは」

 

聞かれて羽黒さんは答えた。

 

「えっと、木曾さんです」

 

「ああ、あの砲弾投げるやつか。それで、何の用だ?」

 

「あんたに用はねぇよ。羽黒さんが今度のえ……エンドレス火葬祭?の第二艦隊として参加することになったから」

 

「………どんな拷問だそれは。そんなものに羽黒は参加させられん」

 

「大体あってる。詳しくは提督に聞いてくれ。じゃ、俺はあと1人の所に行くから」

 

「ああ、分かった。行くぞ羽黒」

 

さて、ラスト1人か。

 

 

○△□◇

 

 

航空巡洋艦がラスト。なんでも元重巡らしいな。まぁどうでもいいけど。えーっと、鈴谷は最上型か。

 

「ここだな。おーい、鈴谷ってのいるかー?」

 

返事はない。なに、それ流行ってんの?と、思ったら誰かが出てきた。

 

「えーっと、呼んだのは君かな?」

 

「あ、はい。えーっと、鈴谷ですか?」

 

「ううん。僕は最上さ。鈴谷なら熊野とアイス食べに行ったよ」

 

「アイスって、間宮さんのところ?」

 

「うん」

 

「すいません、ありがとうございます」

 

「ううん。全然」

 

そう言うと、ニコッと笑って最上さんは何部屋に戻っていった。さて、間宮さん所だな。

 

 

○△□◇◎

 

 

間宮アイスのところ。

 

「あら、木曾ちゃん。こんにちは」

 

「あ、間宮さん。鈴谷って人は何処ですか?」

 

「鈴谷さんならさっき出て行ったわよ。工廠に行くとか言って」

 

んだよまたすれ違いかよ。で、工廠。

 

「夕張ー。鈴谷いるか?」

 

「鈴谷ならさっき食堂に向かったわよ」

 

「はぁ?」

 

で、食堂。

 

「鳳翔さん!鈴谷は?」

 

「執務室行くと言ってましたけど」

 

執務室。

 

「鈴谷ァッ!」

 

中にいたのは提督。

 

「鈴谷なら……」

 

結局、最上型の部屋に戻ってきた。

 

「鈴谷ー。お客さん」

 

「え?鈴谷に?誰?」

 

この野郎……初対面なのに殺意すら芽生えたぞ……。

 

「……俺は木曾だ。次の……なんだっけ、HLV発射作戦?の旗艦になって、あんたもその中の隊員だから。挨拶に来たんだよ」

 

「そっかー。わざわざごめんね。よろしくね」

 

にっこりと微笑まれた。

 

 

○△□◇◎▽

 

 

執務室に戻る途中、俺は自分の艦隊のメンバーを考えていた。

 

響→不思議ちゃん

不知火→ぬいぬい

朝潮→糞真面目

羽黒→クソビビリ

鈴谷→落ち着きのない人

 

これ絶対わざとクセのある連中選んだろクソ提督め……。

 

 

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