闇影の軌跡   作: 黒兎

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一見風変わりな実技テスト

 対人戦において、一番重要な事とは何か?

 武力?知識?それとも度胸?

 数多の候補が思い付くが、その核心にあるのは、経験則に基づく、未来視ともとれる“予測”だと思う。

 どの様な状況に置かれ、どの様な条件か?使える物は何か?

 考え付くあらゆる物を組み込み、考え付く全ての選択肢を対処する。それが出来たら、負ける事は殆どと言って良い程、無くなるだろう。

 だが、考え付く全てを対処し切るのは不可能。だからこそ、必要な物だけを取り、不必要な物を切り捨てる。いわゆる取捨選択だ。ここでミスをしでかす奴に勝利を手にする事は出来ない。

 しかし、今のⅦ組には、予測に組み込むだけの経験が無い。なら、どうする?

 簡単な話だ。あらゆる経験を嫌という程に積ませれば良い。

 例えば、こんな感じに–––………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、今月の実技テストを始めるわよ」

 

 Ⅶ組の担任教官であるサラの声がグラウンドに響く。

 いつも通り、全員揃っているが、今までの実技テストとは違う点が数箇所あった。

 まず、全員は各々の武器を持っていない事。その代用品のつもりなのか、全員分のエアガンに防弾チョッキが置かれている。

 そして、いつもテストの相手としている戦術殻が居ない。

 

「サラ教官、これは一体………」

「んーとね。説明すると長くなるんだけど–––………」

「そこからは俺が説明する」

 

 リィンの問いに答えようとするサラの言葉を遮るはゼダス。

 若干、不貞腐れているサラを尻目にゼダスは、

 

「今のⅦ組に足らないものがある。それは–––経験だ」

 

 その言葉に全員が首を傾げるが、疑問を解消する為にも言葉を続ける。

 

「お前らは技術も力もある。だが、圧倒的に経験が足らないが故、その力の本質を使いこなせていない。そして、これからはその点が生死を分ける可能性だって、無い訳じゃ無い。ここまでは理解したか?」

「言わんとする事は分かるが………」

「別に私は経験が足らない訳じゃない」

 

 被ったラウラとフィー。それに互いに見合い、互いにそっぽを向く。未だ、お互いの存在を肯定出来ないのだろう。さっさと認めてしまえば楽だと言うのに………少しくらいは相手の事を考慮する事は出来ないのだろうか?

 

ラウラとフィー(お前ら)の意見は確かに分かるが、ちょっと静かにしろ。それで、今回の実技テストの内容を俺が教官に直談判して変えてもらった訳だ」

「ちなみにその内容は………?」

 

 藪にいる蛇を突く様に恐る恐る訊ねるエリオット。それにゼダスは、エアガンの一つを取り上げ、全員に見せる。

 

「学院の裏手にある森林部を使ってのサバイバルゲーム。全員が得意とする武器を無しにして、のな。ちなみに勝利条件は、相手の防弾チョッキにエアガンの弾を当てる事な」

「それをする意味はちゃんとあるんだろうな?しかも、それでは普段から飛び道具を使っている奴は有利だろう」

「良い指摘だ、ユーシス。その為に–––ちょっと全員、用意したエアガン持ってみ?」

 

 その言葉に全員がエアガンを手にするが、その感触は外部の人間が見ても各々に違う様に見えた。

 

「そのエアガンは少々、改造してあってな………全員にハンデとなる様にセッティングしてある」

 

 そして、語られるエアガンの性能。

 まず、発砲音が凄く大きく、森林部で撃とうものなら、生えてる木に音は跳ね返り、全域に行き渡る–––すなわち、一度発砲したら、身を隠せないという共通ハンデ。

 更に、ゼダスが全員の戦い方や得物を考慮して、エアガンの重量や重心を敢えて苦になる設定に変わっている。

 例として挙げると、普段から飛び道具を使用しているフィーは、持ち上げる事さえ苦になる程の重量を設定する事で、ハンデとし、逆にラウラは普段から重量武器を使っているから、滅茶苦茶軽量化して、取り回すのに戸惑いを持たせたりしている。

 

「だが、このハンデ有りでも俺とフィーが有利になるのは目に見えてる。経験の差があるしな。しかし、テストは常に公平(フェア)であるべきだ………そこで今回は俺とフィー以外に適応のチームルールを追加しておく」

「チームルール、ですか?」

 

 エマの質問にゼダスは頷き、説明を重ねる。

 

「一チーム三人上限の縛りだ。サバイバルゲームじゃあ、普通は全滅が良いのに越した事はないが、いかんせん公平じゃない。つまり、戦力差を埋める為の物だな」

「………それは評価はどうなるんだ?」

「その指摘は少し考えると分かると思うぞ、マキアス………まぁ、俺かフィーみたいに単独が生き残れば、合格点が独占可能。チームの場合は、合格点をチーム内で均等分配って所が妥当じゃね?」

 

 大体の事は説明したと思い、ゼダスは防弾チョッキ+エアガンを手に、

 

「こんな感じだ。何か質問は?」

「一つ聞いていいか?」

「ガイウスか………何?」

「そのチームというのは、ゲーム中に組むのか?」

「そこの説明ってしてなかったっけ?」

 

 ゼダスは態とらしく考えるフリをした後、まともに答える。

 

「厳密にはゲーム中のチーム結成は禁止だ。得点の付け方が複雑になるからなぁ………だから、もしチームを組むんなら、今から準備時間として十分は猶予を作るから、その間に決めて教官に報告しといてくれや」

 

 最後は若干、投げやりだったゼダスは装備一式を手に森林部へと歩き始める。

 そして、同じハンデを背負ったフィーもそれに続く。

 全員がその光景を眺めている中、ゼダスは取り方によっては不穏な空気を招く様な言葉を言い残す。

 

 

「この実技テストは、普段ありえない状況下に置かれた状況での対応能力を想定している。だから、あるルールを付け加えといてやるよ。“ゲーム中のチーム脱退なら有りとする”ってな………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

「………ゼダス」

 

 学院裏手の森林部を歩いているゼダスに声をかけるフィー。

 

「何だ?………って言いたいが、分かってるよ。何でチームルールなんて設けたんだ?だろ」

「うん、正直なところ上限三人のチームじゃ、私は追い詰めれてもゼダスは無理」

「お前を追い詰めれても無駄だろうが。絶対に逃げ切るだろ?二つ名が《西風の妖精(シルフィード)》なんだし」

「そこで二つ名判断は卑怯。あんなの他人の意見だし………」

 

 吐き捨てる様に言い切るフィー。若干、不機嫌そうなので、頭を少し撫でて宥める。

 フィーは気持ち良さそうに目を細める。

 

「でも、その質問は本当。本当に設ける意味はある?」

「フィー。お前は良い意味でも悪い意味でも素直で利発的な奴だ。だからこそ、甘い。今回のテストが単純にさっき言った通りの意味だと思うか?」

「ううん。それは思ってない………だけど、ゼダスの考えは私の予測を超えていく。だから、聞いておきたい。このテストの意味を」

 

 真っ直ぐ見据えるその瞳にゼダスは溜息を吐きながら、渋々と言う。

 

「今回はお前にも勝手にハンデを背負わせた訳だし、説明しといてやる」

 

 面倒くさそうに頭を掻きながら、

 

「Ⅶ組と普通の生徒の違い–––それはARCUSの有無だ。そこは、理解してるな?」

「当然。でも、何で今その話を?」

「ARCUSの特有機能と言えば、何でしょう?」

「戦術リンク………って、あれ?」

「どうした?」

「戦術リンクって、意識共有機能の事だよね………それはチームで本領を発揮する。でも、今回のゼダスの設けたルールは相手にアドバンテージを与える物じゃなく–––」

「やっぱり、フィーは賢いなぁ。つまりは、そういう事だ」

 

 にこやかに言うゼダス。

 このチームルールは一見、戦況を有利に運ぶ事の出来る物に見える。だが、実の所は真逆だ。

 最後に残した言葉––––『ゲーム中のチーム脱退なら有りとする』–––それは、多かれ少なかれ全員の心に不穏な鐘音を響かせる事となる。

 そして、その不穏な鐘音を引き摺ったまま、テストに挑めばどうなるか?

 答えは単純明快。チームを組んだ物の戦術リンクが柔であれば切れて、柔で無ければ強固に結び付く。その二つに一つ。

 だが、そんな深くに繋がった戦術リンクは–––あくまでゼダスは、だが–––知らない。

 すなわち、裏切り行為を唆し、無意識下に警戒心を追い立て、それでも戦術リンクを繋ごうと努力し合えば、超えれない壁では無い。出来れば超えて欲しい物だ。

 

「………–––と言う訳で、今回のルールはⅦ組(あいつら)にとっては試練な訳だ。そして、ゼダスとフィー(俺ら)は全身全霊で、Ⅶ組の壁となる。それが今回のテストの真相だったりする」

「なるほど………話は変わるけど、今回のテストは学院裏手の森林部全域が対象?」

「まぁな。木々が乱立して、入り組んでいるとは言え、距離が無いと即座に混戦状態で大半乙るだろ?」

「それもそう………あと、何でゼダスとフィー(わたしたち)だけが先に森林部(フィールド)に入ってるの?」

「おやおや、フィーよ。やはり、お前は素直な子だなぁ〜………今回はⅦ組にとっての試練だぜ。先に侵入して、罠くらいは仕組んでも良いだろ。折角、チームルールっつーアドバンテージ(仮)を授けてるんだし、多少こういう事をしてもアリだと思うぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼダスは持てる罠を即興で作り、仕掛け終えた頃に笛の音が耳に届く。

 実技テスト開始の合図だ。

 

「さて………こっからは、楽しむとしようか………フィーの方も一人で戦うって言うし………まぁ、心配する必要は無い、かな?」

 

 一人で状況を清算し、呟くゼダス。正直、この実技テストで声を漏らすのは致命的。何故なら、居場所を悟られる危険性があるからだ。

 だが、その予測はゼダスにとっては糞食らえ以下の物でしか無い。

 だって、見付かった所でみすみすと撃たれる訳がない。最悪は《輝く環(オーリオール)》–––とまではいかなくても、《超感覚(ハイパーセンス)》までなら使うつもりだ。アレなら物的証拠は残らないのだから。

 

 

 

–––にしても、あの言葉だけで誰がチーム行動せずに来るかな?

 

 

「思ったそばから、出てくるなよ《輝く環》」

 

 

–––君が面白そうな事を始めるからでしょ〜。それならボクも呼んでよね♪

 

 

「………楽しそうな事には目が無いなぁ〜。そういう所は嫌いじゃ無いけど、少しは節度を持てよ。お前みたいな古代遺物(ぶっこわれ)が介入してみろ。試練の筈が、一方的な無双ゲーになるだろうが」

 

 

–––それも一理あるねぇ〜。でも、ヤダなぁ〜………勝手に楽しむなんてさ

 

 

 

 不貞腐れた様に意識に語りかけてくる《輝く環》にゼダスは苦笑。

 こっちとしては、テストとして、勝てるかどうかギリギリラインの力制限っつーハンデも付けなきゃならないのに『楽しそう』とは気楽な事で………

 そんな厄介な現実の想像に溜息を吐きたくなると、ゼダスは意識を突如に取り戻す。

 誰かの氣が索敵範囲内に掛かったのだ。この傲慢不遜さ………間違い無く、ユーシスだ。

 ゼダスは咄嗟に木陰に身を隠す。

 呼吸を整え、ユーシス(あいて)側から感じられる呼吸間隔と寸分狂わず合わせる。こうする事で、呼吸音による探知を無効化出来る。

 そして、ゼダスの無意識に指定していた空間に入った瞬間、枝から下がる糸を引っ張る。すると–––

 

 

「………–––ッ⁉︎」

 

 

 背後から盛大な音を立てて、ユーシスはゼダスの仕掛けた罠に引っ掛かる。それを音だけで感じ取ったゼダスは、微笑を浮かべながら、姿を見せる。

 

「一番手はユーシスか………予想はしてたが、単独行動だったんだな」

「そうだ………それにしても、コレは一体何だ?」

 

 ユーシスは逆さに吊るされながら、足元に巻き付くロープを指差す。

 

「超簡易的で超原始的な(トラップ)だよ。地面にロープで輪っかを作って設置して、偽装しながら上の方にある枝に引っ掛けておく………あとは発動するタイミングで起動させれば、この通り‼︎」

「そんな原始的な手に………」

「まぁ、俺の偽装はチートに近いしなぁ………ま、気を落さずに頑張ってくれたまえ。そうすれば、きっと強くなれるしさ」

 

 答えを述べながら、ゼダスは一切の躊躇いなくエアガンの引き鉄を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、向かってくる集団–––リィン、アリサ、エリオット、エマの四人も複数に張った罠を駆使しながら、実技テストから蹴落としていった。

 多分、フィーの方もそろそろ掃討し終わった頃だろう。

 早い所、落ち合って実技テストを終わらせたいところだ………

 ゼダスの脳裏には、一仕事終えた後の倦怠感が残っていて、気付かなかったのだろう。背後から接近する気配に–––

 

 

 

 

 

 

 

「–––………とでも思ったか?」

 

 

 

 背後に振り向き、ゼダスはエアガンの標準を定める。が、即座に感じた痛みにエアガンを手離した。

 背後を取っていた相手が撃ったのだろう。何で勝利となる防弾チョッキを狙わなかったのか?と問いたくなるが、特に問う必要は無い。普段から飛び道具を使っていなければ、慣れていなくて当てれないのも頷ける。

 

「いや、ハナからゼダス(そなた)に一撃を気付かれずに加えれるとは思っていないさ」

「………そういう悲観的に見えて、客観的に自分を見詰める事が出来るのは素晴らしいと思うぜ。なぁ、ラウラ」

 

 そこでゼダスに標準を合わせていたのはラウラだった。

 

「本当に“アイツ”と似てるなぁ………最後に話し掛ける暇さえあれば、サッサと撃って終わらせれば良いんじゃねぇか?」

「………正直、ここまでスンナリと進んでいる事が疑問なのだ………『そなたはまだ“隠し手”があるんじゃ無いのか?』と疑いたくなる程にな」

「なるほどな………確かに悪くない推測だ」

 

 標準を合わせられている事を気にしてすらいないのか、ヘラヘラと笑いながらゼダスは歩き始める。歩く方向に標準は突き付けられたままだが、ゼダスは木の下にある枯れ折れた枝を一本拾う。

 怪訝な表情で見詰めるラウラにゼダスは、

 

「俺が“奥の手”がある………そうかもな。俺と毎朝、戦ってるだけあって、よく俺の事を知ってられる御様子で………だからと言って『俺に“奥の手”がある』って決め付けるのは宜しくないなぁ。実はそう思わせる事で、撃たれる時間を引き延ばしてたり、とかさ。強ち間違ってないとは思わないか?」

「だが、予防しておくに越した事はないだろう?それにそなたは今の状況では打つ手無しであろう」

「まぁ、それもそうだ。万事休すっつー言葉が嫌程に似合うよなぁ。でもさ–––………」

 

 手にした枝を上に高く放り投げる。

 ただの枝だ。普通の樹木の枝だ。

 だが、ゼダスという強者が持っていた事もなし、ラウラの意識は一瞬だけ枝の方に向かう。一瞬だけだったのは、ラウラはコッチに集中してしまうと折角のチャンスを逃すと思ったからだろう。

 しかし、その“一瞬”で勝負は決する。

 ゼダスはラウラの意識の傾きを感じ取ると、思いっ切り地を蹴り、落としたエアガンを拾う。

 意識外で動かれたゼダスはラウラにとっては瞬間移動と錯覚する程の速さだったが、何とか追い付きエアガンの標準を定める。が、

 

「これで、公平(フェア)だろ?」

 

 同じくゼダスはラウラにエアガンの標準を定めていた。

 これで言葉通り、公平になった訳だ。

 

「実のところ、奥の手なんて無かった………とは言い切らないが、お前の弱さを実感するには十分だ。仕留め切らなかった事を後悔するのは止めないが、次に繋げる努力はしろよ。勝負には、思い切りも大事って事だ」

「そなた………まだ勝負は終わっていないと言うのに勝ったかのような言い草だな」

「そりゃな。だって、勝つぜ。俺が、じゃなく、俺たち(・・・)が、がな」

 

 ゼダスの見る者を油断させる微笑みの後に感じたのは、銃撃の痛み。しかも、背後から。

 ラウラには、何が起こったのかが、よく理解出来ていなそうな表情で惚けているが、背後からした声に、合点が行った。

 

 

「………うん。射撃の腕は落ちてない」

 

 約十数メートル離れた地点からの声。それの主は–––

 

「ナイスなタイミングだ、フィー。よくやった」

「そなた達–––何で行動を共に………?」

 

 信じられない様な目で訊ねてくるラウラにゼダスは、

 

「行動を共にするのに、『共闘戦線』以外の理由が要るか?」

「いや、だって、そなた達にはチームルールは適用されていない筈では–––………」

「………本当にⅦ組(おまえら)は素直と言うか、何というか………分かってても、自ら進んで教えなかった教官は良い性格してるぜ、まったく………」

 

 そう、確かにゼダスとフィーにはチームルールは適用されていない。

 実技テスト前に説明した通りだし、互いに守り合った。

 だが、もう一度チームルールについての文言を復唱してみよう。ゼダスは–––

 

『一チーム三人上限の人数に応じて得点分割。それに加え、ゲーム中に限りのチーム脱退は有り』

 

 と言ったのだ。つまり、そこにただの口約束による共闘戦線は含まれない(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 勿論、これを組んだ所で実技テストが終わる訳ではない。何故なら、口約束で結ばれているだけで敵同士なのだから。

 

「–––という訳だ。だから言っただろうが………『普段は有り得ない状況を想定する』ってさ。だから–––敵が共通の敵を認識し、共闘戦線を組むって事も有り得るんだよ」

「………本当、ゼダス(そなた)には度胆を抜かれっぱなしだな」

 

 微かな微笑みを浮かべて言うラウラは一時的に意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――*―――*―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと、状況整理と行こうぜ。結局、何人倒した?」

「ガイウス、マキアス–––それにラウラの三人。ゼダスは?」

「他の五人だから、リィンとアリサ、エマ、エリオット、ユーシスって感じだから………多分、俺が負けても一定の成績は大丈夫だろうし、撃てよ」

 

 笑いながら、ゼダスは防弾チョッキに拳を叩きつける。

 フィーとしてはゼダスを撃つなんて以ての外なのだが、彼がそうしろ、と言うのなら逆らう理由は無い。

 

バンッ‼︎

 

 森林部に響き渡るフィーの銃声が、第四回目の実技テストに終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これを書き上げてから気付いたんですが、今回の実技テストって防弾チョッキの着用前提のサバゲーでしたけど、女子陣はスカートでやったんですかね?
それなら、色々と美味しい場面が………

さてと、真面目な話に変わってと………ちょっと活動報告欄にオリキャラアンケートを取ろうかな、とね。
詳細は彼方の方で説明するので………御暇さえあれば、答えて頂けると有難いです。しかも、今回のは人数制限に限りは無かったり?するので、採用される確率が高かったり、高くなかったり………


追記:原作との順序が違ってました………リィン&エリゼイベントを完璧に忘れてました………実技テスト後の一悶着後に入れるので御了承下さいm(__)m
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