石の守護者イグルードガルムとの戦闘が始まった。今回の陣形は、俺が一人真正面でイグルードガルムの注意を引き、ラウラは側面から攻撃し、アリサとエマはアーツでサポート。俺の知り得る限り一番安全だ。だが、しかしラウラは
「それでは、ゼダスが危険なだけでは無いか⁉︎」
とイグルードガルムを攻撃しながら異議を唱えてくる。しかし俺は
「どうせ、誰かが危険を冒さなきゃ駄目なんだから別にいいだろ?つーか、異議を唱えてくるんならラウラが壁役やるか?俺なら余裕で耐えれるが、お前らだと1、2発で死んじまうぞ。」
「死ぬ」。ゼダスから告げられたその言葉に三人は重い“何か”を感じた。まるで、その言葉が目の前で起きたことがある様な、そんな感じがした。
「ま、覚悟が無いならこのままの陣形を維持するぞ。」
と指揮を出した。その瞬間、イグルードガルムが俺とラウラによる斬撃の傷口とアリサとエマのアーツによる痛みで発狂し、俺に突進してきた。その突進は相当重く、更に速い。俺は–––
–––直撃した。
その状況を三人は咄嗟には理解出来なかった。あんなに強かったゼダスが……死んだ?アリサは
「いやあぁぁぁぁ‼︎」
と叫び、ラウラは
「何………だと……」
と絶望していた。だが、エマは
「………」
と状況を呑み込めなかった。だが
「あのさ、勝手に殺すな、てめぇら。」
ゼダスは生きていた。その戦闘の舞台の大広間にあるイグルードガルムがいた玉座に座っていた。それを見た三人は
「「「は⁉︎」」」
(まぁ、そりゃ驚くよなぁ……)
と俺は思った。
直接はまだ種明かししないが、読者には種明かししておこう。前代の剣帝の戦技(クラフト)の一つ「分け身」を使っていたのだ。自分と同じ力を持つ分身を発生させていたのだ。因みに入れ替わったのは、突進する直前である。俺は若干涙目になっていた三人を尻目に
「まぁ、心配させたのは事実だからなぁ。ちょっと本気を出してやるよ。」
と言い、《魔剣レーヴァティン》を構える。そして、凄まじい闘気を発する。
「聖扉戦術 武の型 衝破」
魔剣の刀身が闘気を纏い俺は地面に勢い良く叩きつける。すると、地面を通し、衝撃波がとても速い速度で駆けてゆく。それがイグルードガルムに直撃した。するとイグルードガルムは力が抜けていくかの様に崩れ落ちた。ラウラは
「何だ、その技は…?」
「聖扉戦術の武の型の初歩的な技だ。衝撃波で相手を砕く。そんなコンセプトの技だよ。」
と解説した。だが、まだイグルードガルムは完全に制圧仕切れておらず覚醒。さっきの状態より確実に強くなっていた。俺は
(本気出すべきかなぁ?)
と思っているとこの大広間に残りのⅦ組メンバーが集まった。そして戦闘に参加した。その時全員が淡い光に包まれた。まるで全員の考えが汲み取れる。そんな感じがした。次の瞬間、覚醒したイグルードガルムは完全に沈黙した。
最後、雑ですみません。眠たかったんです………