プロローグ
気が付くとそこは自然でいっぱいだった…
どうしてこんな所にいるのか思い出せない…
この大自然の中、ここにいる理由もわからずにいるのも危険だと思い俺は立ち上がって少し歩いた。
しばらく歩いているうちに、集落のようなところに着いた。
その集落には人がいた。
まずはここがどこか、そして日本に帰る方法を聞き込まないと…
「すみません、今、いいですか?」
「おっ、どうした?ちょうどいま散歩してる途中でな。なにかようか?」
とりあえず暇そうにしてるおじさんに話を聞いてみよう。
「実は…道に迷ってしまって…ここって日本ですよね?」
「ん?ここは幻想郷だぞ?そしてこの集落は人間の里だ。」
「日本ではないのか?」
「日本?聞いた事ねぇ地名だな…おまえさん、今日泊まるとこは?」
「泊まるところ…か…このままじゃ野宿になると思う…」
「なら家に来るか?」
「えっ?いいんですか?」
「夜になりゃ妖怪だって出てくるだろうし、せっかく知り合った奴が次の日に死んでるなんて嫌だろ?」
「ありがとうございます…名前言うの忘れてましたね。俺は風霧 遊 よろしく」
「よろしく!俺は坂本 悠大だ。家には嫁と二人の子供がいる。子供達と遊んでやってくれ。」
「わかりました。」
そして俺と坂本さんは、坂本さんの家に向かった。
「トーチャンオカエリー!!」
「おー」
「お帰りなさいお父さん、その方は?」
「実はな、どうやら遠方から来ていて迷ってしまったらしいんだ。今日は泊めてやってくれんか?」
「いいんじゃないですか?見たところ、かなり疲れていらっしゃる。」
「風霧 遊です。今日は泊めてくださりありがとうございます。」
「そんな固くならなくていいのよ?自分の家だとおもってリラックスしてちょうだい。」
「はい…」
「そうだな、ここらで紹介しておいた方がいいな。まず俺の妻の奈々枝だ。」
「よろしくね。風霧くん。」
「そして、娘の楓だ。」
「よろしくね。遊くん」
「最後に息子の大河だ。」
「オニーチャンダァレ?」
「風霧 遊っていうんだ。よろしくね。」
「ヨロシクー」
「よし!自己紹介もしたし、メシにするか!」
「そうね。風霧くんも食べましょう。」
「ありがとうございます。」
良かった…坂本さんの家の人がこんなにいい人で…
追い出されたらどうしようかとおもったよ…
そして、俺は坂本さんの家族と一緒にご飯を食べて、その日、大河くんと遊んだり、楓ちゃんと話したり、奈々枝さんのお手伝いをしたり、坂本さんにこの世界のことを教えてもらったりした…
そんなこんなで日は沈み、月が登り始めた頃に夜ご飯を食べた。
「大河、どうだ?遊お兄ちゃんに遊んでもらったんだろ?」
「タノシカッター!ボク、ユウオニイチャンスキー!」
「そうね、風霧くん、いろいろとできるし、私も家事が楽だったわ。」
「私はお勉強教えてもらったよ。遊くん私より頭いいんだもん。それに教え方だって上手だし。」
「いえ…たいしたことはしてませんよ、泊めてもらってる立場ですから…」
「もうここに住んでもいいくらいよー」
「そうだな!しばらくここに居候するといいかもな。」
ここに居候となると日本に帰る方法も探しやすいな…
「お願い…できますか?」
「歓迎よーこっちこそお願いしたいところだわ。」
「よし、決まりだな!」
「ありがとうございます。」
そしてこの家に居候する事になった。
夜ご飯を食べ終えて、奈々枝さんが用意してくれた部屋で寝転がっていると。ドアからノックが鳴った。
「風霧くん、ちょっといいかな?」
ドアの向こうにいたのは坂本さんだった。
「はい、いいですよ。」
そして、坂本さんと外にでた。
「少し…話がしたくてね。君についてだよ。」
「俺について…ですか?」
「うむ、俺の知る限りでは日本というところはこの幻想郷にはない。」
そんなバカな…俺は確かに日本で生まれて日本で育ったはずだ…
「そこでね…俺の予測なのだけど。君はこの幻想郷とはまた違った世界の人じゃないかって思うんだ。」
「別の世界?…それなら合点がいくな」
「それで、この里から西に向かって歩いていくと、博霊神社というところがある。そこの巫女さんならなにかわかると思うんだ。明日いってみるといい。俺は仕事があるからついていけないが、なにかわかるといいね。」
「ありがとうございます。明日いってみます。」
その後、部屋に戻り、布団に潜った。
博霊神社…か…
つづく
とりあえずのプロローグ完成…
やり方わからず苦戦しました…どうすりゃとうこうできるんだ?とか思いながらの作業でした。
素人の作品ですがこれからも末永くお願いします!