打たれ強いだけの人間が幻想入り   作:霧夜

11 / 26
すみません、昨日は多忙で更新ができませんでした

それと感想の返信を見てる方へ、なのですが
第十話のオチと矛盾してるじゃないかと思うかもしれませんが
あの後ちゃんと寝ています、あまり矛盾点は出さないように頑張っていますがシリアスシーンじゃないところは割と出るかもしれません(((;°▽°))

後少し伏線を貼り忘れていたところがあったので
追加してきました


第十一話 ブービートラップ

フランが寺子屋に通ってから一週間が経った。

その間に体育の授業が2回ほどあったのだが、吸血鬼のため日中に外に出れなく、受ける事が出来なかった。

そのため、最近のフランは多少不機嫌である。

慧音にダメ元でどうにかできないか聞いたところ、永遠亭という場所ならなんとかできるかもしれない。とのことだ。

 

なので俺はそこに行こうとすると、そこは道を知ってる者出なければ辿り着けないらしい。

しかし、慧音の知り合いに案内できる人がいるらしく、今は竹林の前で待ってるのだが…

 

「来ねえ」

 

おかしい、予定の時間はとっくに過ぎている。

もしかしたら既に来ていて、探しているのかもしれないが、容姿を聞いているしそもそも人一人来てすらない。

 

フランは、期待させて無いという上げて落とすような事をしないためと、サプライズで渡そうと思っているので、連れてきていない。

そのため、とても退屈なのだ。

そして、夜なのでとても不安なのだ。

いつ襲われるかと常にビクビクしていなければいない。

護身用のナイフがあるが、ここで通用するのかは謎だ。

 

そんなことを思っていると、急に足元が前に引っ張られ視界が逆さになる。

何がなんだかわからずにいたが、足にロープをかけられ、上に吊るされたと理解した。

俺は衝撃でナイフを手放さなかったのを褒め称える。

ナイフでロープを切り、着地すると、地面が崩れた。

さっきの地面なのに、なんで崩れたんだと思ったが、吊るされた時に少し離れていたな。

今はそんなことを考えてる余裕はないんだが。

 

崩れる地面の中、聞こえたのは笑い声だった。

嘲笑うかのような、とても耳障りで癇に障る笑い声。

久々に…キレちまったよ……

しかし、俺の意識はここで途切れる。

 

 

 

 

気がつくと落とし穴の外にいた。

周りにはまだ乾ききっていない血が飛び散っている。

 

「大丈夫か?」

 

白髪の少女が話しかけてくる。

慧音から聞いた人物と、容姿が一致するため安堵する。

 

「ああ、なんとか…ところでこの血はなんだ?」

 

「さぁ…私が来た時には既にこうなっていた」

 

俺が食われたか弄ばれたのかもしれない。

服が血塗れだし。

 

「ところであんた…怪我はないのか?」

 

「今はないな、その前はあったのかもしれないが」

 

「不老不死…?」

 

「いや、普通の人間だった

不死ではないかもしれないが、今わかることだと普通の人間が死ぬようなダメージを受けても再生する」

 

そう、普通の人間だった。

ただこのおかげで俺は何度も生き延びている。

感謝するしかない。

 

「へぇ…あんたなんか薬みたいの飲んだか?」

 

「薬?飲んでないけど

それがどうした?」

 

「いや、なんでもない」

「それで、永遠亭までの道案内だったっけ」

 

「そうだな」

 

「本当は行きたくないけど…

慧音の頼みだからね」

 

もしかして行きたくないから、遅れたんじゃないのか。

そう言いたい気持ちを抑える事にした。

口論したところで最終的に殺されるのがオチだ。

いや、今の俺は死ぬのかわからないが。

 

「行きたくないって、何かあるのか?」

 

「行けばわかるさ…」

 

そう言い、永遠亭への道を歩いていく。

 

 

To be continued…




不死者との絡みがようやく…!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。