打たれ強いだけの人間が幻想入り   作:霧夜

12 / 26
感想などをもらうとこう、すごい嬉しいですね
モチベーションとても上がります

追記、輝夜のセリフで本来「道案内ィ?」が「耳案内ィ?」になってました
すみません(;´Д`)


第十二話 お互いの要求

竹林の中をしばらく歩くと、和風の立派な屋敷の前まで着く。

 

「そろそろ来るかな…」

 

「何がd「ドッシャァァァァオラァァン!テメェどの面下げて来てんだアァン!?私に殺されるためなら大歓迎だがな!!!」

 

黒髪の少女が扉をぶち破りながら妹紅の胸ぐらを掴む。

顔立ちだけでいうなら大和撫子だ。

 

「おい、今日は私は道案内に来たんだ」

 

「あァ?道案内ィ?」

 

妹紅は俺の方に指をさす。

ちなみに自己紹介は道中に済ませた。

 

黒髪の少女は俺を見ると、まずいという顔を一瞬し、咳払いをする。

 

「あなたは…?」

(なんで血塗れなのかしら)

 

「不知火 勇人、ここに日光を防ぐ事ができるものがあるかもしれないって聞いて来た」

 

「日傘で良くない?」

 

「いや、運動する時に防げるものだ」

 

「ああ、それなら中に入って永琳に頼みなさい

私は今からこれを殺すから」

 

「はあ、だから来たくなかったんだ…」

 

最早犬猿の仲というレベルじゃないな。

最初の出てきた態度的に、互角くらいなのだろう。

妹紅には悪いが俺は目的のために中に入らせてもらう。

 

 

 

 

───そして俺は今、迷っていた。

中は広く永琳という女性もよくわかっていない。

見るのはうさ耳のある少女くらいだ。

 

そんな中一人だけ、明らかに付け耳みたいな少女がいた。

話しかけると振り向かれる。

俺見るなり驚かれた。

 

「な、なななんで血塗れなのよ!」

 

「起きたら血塗れになってた、怪我はあったかもしれないが治ってるし大丈夫だ」

 

我ながら訳のわからない説明だ。

 

「そ、そう…ところで誰?」

 

「不知火 勇人、永琳って人物に用が会って来た

一応ここに入るのは黒髪の少女に許可をもらったから、不法侵入ではないから安心してくれ」

 

「私は鈴仙・優曇華院・イナバ

ええと、黒髪の少女…?ああ、姫様か

師匠に用なら私が連れてくわ」

 

あまり人の名をいじりたくはないが、すごい名前だな。

 

「ありがとう、助かる」

 

 

部屋の前につき、少女が中にいるであろう人物に声をかけ、襖の戸を開ける。

 

「どうしたのウドンゲ…ってなんで隣の人は血塗れなのよ」

 

一々説明するのがめんどくさいな。

 

「ああ、まあ怪我はあっても治ってるから気にしないでくれ」

「それで、俺があなたに用があって来たんだが、日光を防ぐ事ができるものってあるか?

日傘とかじゃなくてだ」

 

「ええと、結論から言わせてもらうと、作ることはできるわ」

「ただ、私がそれを作っても何のメリットもないのよ」

 

「少ないがこれじゃあダメか?

なんなら後払いになるがもっと払う」

 

2円(=現在の2万円分)を出す。

 

「お金は別にいらないわ

といっても欲しいものも無いけれど…」

 

「師匠、実験体が欲しいとか言ってませんでした?」

 

「あ、そう言えばそうね」

 

実験体か、この体なら役に立てるかもしれない。

 

「なら俺がその実験体になるとしたら、作ってもらえるか?

そこらへんの人間よりは頑丈な自信がある」

 

「それなら作るわ

先に実験体になってもらうけどいいかしら?」

 

「どのくらい時間がかかるかにもよるが…」

 

「そこまで時間はかからないわ

ああ、でも薬を作るのも合わせて、帰るのは明日になるかもしれない

一応貴方の身体検査もしておきたいし」

 

「十分すぎるくらいだ、ありがとう」

 

「礼には及ばないわ」

 

これでフランが喜ぶな。

作れると聞いたときは、自分の事のように嬉しかった。

帰って驚かしてやろう。

 

「それじゃあこっちの部屋に来て」

 

「ああ」

 

「ウドンゲも手伝ってくれるかしら?」

 

「はい」

 

部屋に入ると、現代、下手すると現代より上かもしれないような機器がたくさんあった。

まあ俺は医療機器なんてほとんど知らないが。

 

「そこのベッドに寝そべって」

 

言われた通りに寝そべる。

 

「あ、後これ飲んでくれる?」

 

錠剤と水を渡される。

 

「何だこれは?」

 

「麻酔のようなものよ」

 

「なるほど」

 

それを飲むと、俺は眠りに落ちた。

早く今日が終わって、明日になりフランに薬を渡してあげたいな…

 

 

To be continued…




本日中にもう一話上げれたら上げます
ただ少し今日は忙しいので期待はしないでください
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。