「殺す…!殺してやる!」
どうやら怒らせてしまったみたいだ。
目ではなく、もう少し別の場所にやるべきだったと後悔していると少女はレーザーを放ってくる。
「嘘だろ…!?」
避け切れずに直撃する。
しかし、俺の体は少し火傷をした程度だった。
その傷もすぐに回復する。
「……は、え?」
「なんで…!?今のは本気で殺す気だったのに!」
少女は驚愕の表情でもう一発レーザーを放ってくる。
俺は自分の体の現象に気を取られていて、避ける事ができず腕で防ぐが
やはり軽度の火傷程度で済んでいる。
「なんなの…なんなのあんたは!」
「いや、俺も良く分からない…」
確かに俺は打たれ強いとは思う。
ただ、レーザーが防げるほど打たれ強かった記憶はない。
「素手なら…!」
「ちょっ、待ってタンマタンマ!」
少女の右ストレートが俺の顔面に当たる。
しかし、
「ぐはっ…あれ、でも耐えられる痛みだな…」
ボクサーのパンチなど、動画などでしか見たことがないので詳しくはわからないが、明らかにボクサーのパンチを遥かに超える速度で殴られたはずだ。
「あなた本当に人間…?」
「俺にも何が起こってるかわからないが、人間のはず…」
「…食べる気が失せてきたから帰るわ」
どうやら激昴していた目の前の少女は、驚きで怒りが消えたらしい。
そういえば目も治っているな。
何とか食べられることはなくなった。
そう安心した瞬間、突如少女の額にナイフが刺さり、少女は倒れる。
───なんだ?
ナイフが投げられた方向を見てみると、白髪のメイド姿の少女が立っていた。
三難目と思い警戒する。
「襲われていたみたいだけど大丈夫かしら?」
どうやら三難目ではなく助けみたいだ。
「怪我は一応ないはず…」
「見たところ外来人みたいだけど…
あなた、ここに見覚えはある?」
外来人?専門用語か何かだろうか。
想像できる文字的にはたぶん、外国人と同じだろう。
「いや、全くない
気がついたらここにいた」
「そう、ならついて来なさい
安全な場所に連れていってあげるわ」
「本当か…?ありがとう、本当にありがとう…!」
正直泣きそうになった。
「泣いて喜ぶほどの事かしら?」
訂正、泣いていた。
メイドさんについて行ってる間、襲われる事はなかった。
運が良かったのだろう。それともメイドさんが強者だから襲わなかったのだろうか。
いずれにせよ、俺には関係のないことだろう。
いや、襲ってきたのは1人いた。
最強とかなんとか言っていたが、メイドさんに秒殺されていた。
あと頭が弱そうだった。
To be continued…
次回、紅魔館へ
以降言い訳タイム
主人公凡人タグの癖に、攻撃ほぼ聞いてないとか話が違うだろ、と言う方ももしかしたらいるかもしれません
ただあくまで、攻撃が通りにくいだけであって、自分の攻撃力が高いわけではないのです
主人公は飛ぶどころか、弾幕を撃つ事すらできないのです
あ、それと主人公の名前はそのうち出ると思います
ただ、自然に名前を出そうとすると出すタイミングがないだけなのです