打たれ強いだけの人間が幻想入り   作:霧夜

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皆様のおかげで一話と三話のUA数が100を超えました!(二話は…?)
本当にありがとうございます!
コミケも終了したのでこれからはまた1日1話以上の投稿を再開します


第七話 旅立ち

昼に寝て起きる。

昼夜感覚が狂わない俺は、感覚的に今は夜だとわかる。

隣に寝ているフランを起こし、出ようと思う。

俺はここの城に住んでいる人(?)と会ったことがあるのは、最初のメイドとフランにしかいないので、俺の事が他の人にもちゃんと伝わってることを願うしかない。

何故かっていうと、誘拐扱いをされかねないからだ。

 

 

 

外に出るとき、最初の門番に襲われかけた。

あんた俺のこと見たことあるだろ。

というかこれは後々思い出すのだが、フランは姉と食用加工された人間しか見たこと無いと言っていた。

なので本当にそうなのか聞いたところ、従業員の顔など知らないらしい。

たぶん門番が俺を襲ってきたので、一方的に知られてるのだろう。

会ってやればいいが、危険とかなんだとかで許可が降りないのかもしれない。

まあそれもおそらくだが、今日からなくなるだろう。

 

そして、ここで問題が発生する。

 

「ねえねえ勇人、どこ行こうか?」

 

「ん?俺は別にどこでもいいぞ」

 

「私ずっと地下に居たから何があるかわからないの」

 

「俺もここに来たばっかりで何があるかわからないんだが」

 

「え?」

 

「えっ?」

 

「あ、案内とかできないのに連れ出そうとしたの…?」

 

「いや、まあ、出さないといけない使命感の方が強くて」

 

というか俺は連れ出すと言った覚え無いけど、あれはそういう流れになるのか。

 

「勇人って馬鹿…?」

 

「いや、特別良い訳ではなかったが頭が悪いなんてことはなかったぞ…」

 

「うーん、どうしよっか」

 

「そうだ、地図を持ってるか聞いてみれば良いんじゃないか?」

 

「わかった、聞いてみる」

 

 

 

「もらってきたよ」

 

「よし、これで少しはわかるだろう」

 

なるほど、紅魔館から南の方に人里があるのか。

寄ってみたいが、フランを連れて行っても大丈夫かよくわからないな。

まあ行ってみればいいか。

 

「よし、南に向かおう」

 

「何があるの?」

 

「人里」

 

「えっ」

 

当然の反応か。

 

「入れるかは微妙なところだが…、そろそろ何か食べないとまずい気がするんだ」

 

「そういえば勇人何も食べてないね

前も聞いたけど、本当に人間なの?」

 

「人間だ、人間のはず…」

 

そう信じる。

 

「私が入れなくても勇人は入った方がいいかもね…」

 

「流石に一人にはできないだろ

俺がいるから出れるわけだし」

 

「うーん…、じゃあもしダメだったらどうしよっか」

 

「その時考えればいいさ」

 

「それでいいのかなあ」

 

きっとフランは俺より優秀だろう。

そうに違いない。

 

「いいんだよ。さて、行こうか」

 

「うん」

 

目に悪いくらいに紅い城から離れ、人里へと向かう。

何もなければいいが…

 

 

To be continued…




1日1話投稿再開とか言っといて今日かなりギリギリという…
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