魔法少女まどか☆マギカ ラタトスクの騎士   作:如月ユウ

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9話 騎士と銃士の魔女退治

ビルのなかにはいると周りが魔女の結界になる。

 

「ここに魔女がいるようね」

 

「ここの結界は暗いね」

 

魔女の結界は光がなく薄暗

く使い魔の動きが見えずらい。

 

「テネブラエ。魔術に精通した配下を召喚して」

 

「わかりました」

 

テネブラエは魔方陣をだす。

 

「汝、ラタトスクの名においてここに来たれ。いでよ、レヴォナス!」

 

魔方陣からインプと同じ大きさの小悪魔が現れる。

魔導師のローブを着て自分の背より大きい杖を持っていた。

 

「レヴォナス、魔術でここの結界を明るくしなさい」

 

レヴォナスは杖を天井にあげて魔術を唱えるとエミル達の周りは外と変わりない程の明るさになった。

 

「これなら大丈夫だね」

 

「なぜ人は暗やみではなく光を求めるのでしょうか」

 

「光は希望の象徴なのよ」

 

「私の場合は闇も希望にしてもいいと思いますが…」

 

「はははっ」

 

テネブラエの闇好きにエミルは思わず笑う。

 

「それじゃあ魔女退治に行こうか」

 

「そうね。はやく魔女を倒さないと被害は大きくなるわね」

 

エミル達の周りに使い魔が現れる。

 

「早速お出ましのようね」

 

マミはマスケット銃を召喚させる。

 

「囲まれているね」

 

エミルは剣を抜いた。

 

「マミさん、近くの使い魔は任せてください」

 

「なら私は遠くの使い魔を狙えばいいのね?」

 

使い魔達が襲いかかる。

エミルは近づいてくる使い魔を斬り、マミはマスケット銃で遠くの使い魔を撃つ。

レヴォナスは詠唱をしてアクアエッジを発動し水の刃を飛ばす。

 

「マミさん、魔女のいる場所まで案内お願いします」

 

「わかったわ、ついてきて」

 

マミは先行して進み、エミル達は追いかける。

 

「使い魔が多いね」

 

「魔女本体を倒さないと使い魔は増え続けるの」

 

使い魔を倒しながら最深部まで進む。

 

「ここが最深部ね」

 

「この先が魔女…」

 

魔女がいるのか禍々しい気配がする。

 

「エミル君、準備はいい?」

 

「大丈夫です」

 

「それじゃあ行きましょう」

 

魔女がいる最深部に足を運ぶ。

魔女がいる結界はジャングルジムのような網に囲まれており金平糖に足が生えたような魔女がジャングルジムに引っかかっていた。

 

「あれがこの結界の魔女ね」

 

「お菓子みたいですね」

 

「僕が戦ってきた魔物よりなんか見た目が…」

 

「あれでも魔女よ油断しないで」

 

マミは周りに大量のマスケット銃を召喚させた。

 

「エミル君、私が魔女を倒すから近づいてくる使い魔をお願いね」

 

「わかりました。」

 

マミはマスケット銃を魔女を狙って撃ち、エミルは近づいてくる使い魔を倒す。

 

「あの魔女すばしっこいわね」

 

「僕が追いかけても天井に逃げられたら…」

 

「マミさん移動しながらの射撃は出来ますか?」

 

「やったことはないけど何するの?」

 

「配下を召喚してマミさんが乗って移動しながら魔女を倒してください。」

 

「わかったわ」

 

「配下を召喚します。時間を稼いでください」

 

テネブラエが配下を呼び、二人はテネブラエの周りに来る使い魔達を倒す。

レヴォナスはアイシクルレインを発動しエミル達の周りにいる使い魔は氷柱が刺さる。

 

「汝、ラタトスクの名において来たれ。いでよ、ダークライダー!」

 

魔方陣から中世の甲冑を身に纏ったケンタウロスが現れる。

手にはランスと大型の盾を装備している。

 

「マミさんダークライダーに乗ってください」

 

マミはダークライダーに乗る。

 

「エスコートお願いできる?」

 

ダークライダーは頷いて前足をあげて助走つけて走る。

マミはマスケット銃を召喚して狙撃。

ダークライダーはマミに近づいて来る使い魔をランスと盾で吹き飛ばす。

 

「これなら魔女に追い付けるわ」

 

魔女はマミのマスケット銃で動きが制限され、逃げ場を失いかけている。

 

「レヴォナス、魔女の動きを止めなさい」

 

魔術を詠唱しアイスニードルを発動させ氷柱を魔女にあてて動きを止める。

 

「これなら!」

 

マミはリボンを使って魔女を拘束する。

 

「捕まえたわ」

 

ダークライダーから降りてマスケット銃を召喚する。

 

「これで終わりにするわ」

 

マスケット銃を巨大化させる。

 

「ティロ・フィナーレ!」

 

巨大化したマスケット銃から大砲並の弾が発射され魔女に命中すると魔女は消え去りグリーフシードを落とす。

魔女が消えたことにより結界が消えて元の景色に戻る。

 

「これで大丈夫ね」

 

「よし、終わりだね」

 

エミルは剣を仕舞い、マミはグリーフシードを拾う。

 

「今回のはただ動きが素早いだけだったわね」

 

「魔女は種類によって違うんですか?」

 

「そうね、魔女の種類はたくさんいるわね。魔法少女の武器によっては有利、不利になるときもあるわ。」

 

「あのときエミル君がいなかったら…私は…」

 

マミの顔は暗くなる。

 

「大丈夫ですよマミさん」

 

「マミさんが遠距離攻撃なら僕は近接攻撃、これならお互いをカバー出来ます。だから大丈夫ですよ」

 

「ありがとうエミル君…」

 

マミは嬉し泣きをする。

 

「ど、どうしました!」

 

エミルは慌てる。

 

「僕、なにかマミさんに…」

 

「ううん、違うの…」

 

首を横にふる。

 

「エミルが一緒に戦ってくれるのが嬉しくて…夢じゃないのかって思って」

 

エミルはマミの頭を撫でる。

 

「あ…」

 

「マミさん、この撫でられる感触は感じますか?」

 

「うん…」

 

「なら夢じゃありませんよ」

 

「ありがとうエミル君…ありがとう…」

 

マミは涙を拭いた。

 

「もう大丈夫よエミル君」

 

「良かった元気になって、マミさんは笑ってたほうが可愛いですよ。」

 

「…!」

 

マミの顔は赤くなる。

 

「先輩をからかうんじゃありません」

 

「ごめん、ごめん」

 

エミルは笑う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エミル・キャスタニエ」

 

ビルの屋上からほむらが二人を見つめていた。

 

「戦いに関しては問題ないわね、巴マミも生存し一緒に行動」

 

「テネブラエ。使い魔…魔物を召喚させて、自身は戦わない」

 

「巴マミ。エミルに依存しかけているわね。まどか達に魔法少女にさせない発言をしている」

 

「まどか達も魔法少女になることを消極的になっている」

 

「今までループした中で一番いい感じね」

 

ループの中でいなかったイレギュラー…なぜ戦いに慣れているのか?

 

「今の状況じゃわからないわね」

 

髪をかきあげる。

 

「しばらくは様子見ね」

 

彼ならもしかして

 

「いいえ、期待しないほうがいいわね」

 

ほむらは首をふる。

 

「まだ謎が多い分、過剰な期待は余計な絶望を生むわ」

 

「このまま監視したほうがいいわね」

 

もしまどかの害になる人だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マミさん一つ聞きたいことがありますが」

 

「何かしら?」

 

テネブラエはマミに質問する。

 

「魔女はどこから出てくるのですか?」

 

「私が知っている中では戯れを吸いすぎたグリーフシードが魔女になる事と使い魔から魔女に成長する事ね」

 

「それ以外はないのですか?」

 

「私が知っているなかでは…」

 

「ありがとうございます」

 

「魔女退治したから外は暗くなってるね」

 

日は沈みかけて夜になりはじめている。

 

「マミさん、家まで送ります」

 

「エミル君は大丈夫なの?」

 

「お父さんとお母さんは共働きだから」

 

家族はあまり家に帰らないと言った瞬間

マミはエミルの腕に抱きついた。

 

「ま、マミさん?」

 

「ねぇ、エミル君…私…エミル君のお家に行きたい」

 

「ダメ?」

 

「えっと…」

 

マミはがっちりエミルの腕を拘束している。

 

「お茶ぐらいなら…」

「うん♪」

 

マミはそのままエミルの腕に抱き付きながらエミルの家に行く。

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