龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

102 / 241
第102話

3人が、その部屋の中に入ると、紳士服をきた1人の長身の男が立っていた。

 

鬼柳「ルイズ様、ルチアーノ様、どうやらあいつがカギを守る、使者の様です。」

 

「初めまして。私の名前は、西條永月(えいげつ)と申します。

以後、お見知り置きを。」

 

永月は、にっこりと笑いながら、ペコリと腰を曲げた。

 

だが、その作った笑顔をルイズとルチアーノは、信用できないでいた。

 

ルイズ「鬼柳、遠慮はいらないよ。龍亞を傷つけるクズの仲間だ。

徹底的に、痛め付けてやれ!」

 

鬼柳「承知しました。

おい、そこのすかした野郎!ご託は抜きだ。

今すぐ、俺とデュエルしろ!」

 

鬼柳は、デュエルディスクを自分の腕に装着し、ゆっくりと永月の方へと歩みを進めた。

 

永月「落ち着いて下さい。

私はゴドウィン様の執事をしております。

そのゴドウィン様から、貴方達にメッセージがあるそうです。」

 

そう言うと、永月は後ろにあったモニターの電源を入れた。

 

そこには、憎きゴドウィンと龍亞が、写し出されていた。

 

永月「ゴドウィン様、用意が出来ました。」

 

ゴドウィン「そうか。 お久し振りですねルイズさん、鬼柳さん、貴方達のお目当ての少年は、すっかり弱りきっていますよ?

速く治療しないと、大変な事になりますね。」

 

ゴドウィンは茶化す様に、ルイズ達を小バカにした。

 

ルイズ「調子に乗るなよクズが。

お前みたいな小物が、龍亞に触れる事すらおこがましい。

ボクを甘く見ない方が良いよ。ボクにとって、龍亞の幸せを脅かす者の命なんて、無いに等しい事だよ。」

 

ルイズの怒りと憎しみ、そして殺意のこもった言葉に、ゴドウィンは少し恐怖を感じていた。

 

そして、これこそがカードが求めている、心の痛みだとわかり、喜びを隠せないでいた。

 

ゴドウィン「それにしてもルチアーノ、貴方にはガッカリしましたよ。

私達治安維持局と、貴方達イリアステルは仲間だと、思っていたのですが…。」

 

ルチアーノ「バカにするなよ!ボクも龍亞を守るために、ここにいるんだ!

それに、ボク達イリアステルにとって、龍亞は希望にして、全てを犠牲にしてでも守るべき人間なんだ!」

 

ゴドウィン「それは残念ですね。ならば永月、貴方の実力でこの者達に心からの絶望を、与えてあげなさい。」

 

そう言うと、モニターは切れてしまった。

 

永月「ゴドウィン様の仰った通り、私は貴方達と戦わなければなりません。

3人まとめて相手をしましょう。 さぁ、かかってきなさい。」

 

鬼柳「何バカな事を言ってるんだ?わざわざ、ルイズ様のお手を煩わせる必要も無い。

相手は俺1人で充分だ。」

 

永月、鬼柳「デュエル!」




始まりましたね、鬼柳のデュエル。

このデュエル、執事vs 執事みたいですね。

そして、イリアステルと龍亞の関係性とは!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。