龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第114話

破壊神「サテ、ソロソロ全テノ総仕上ゲ二移ルトスルカ…。

私ハコノ瞬間、私自身デモアル《冥界の破壊神》ノ効果ヲ発動スル!

コノターンノバトルフェイズヲ、スキップスル代ワリニ、相手ライフヲ1二スル!」

 

破壊神「サスガニ、私ノ効果ヲ受ケレバ、龍亞ノ命ノ鼓動モ終ワリヲ迎エルダロウ。

音ヲ奪ワレ、光サエモ失ッテシマッタオ前ニハ、 目ノ前二存在スル圧倒的ナ恐怖ガ手ワカラナイダロウ。

ソレガセメテモノ情ケダ、死ネ龍亞!」

 

ルイズ「止めろ!もう龍亞は戦えない!

先に殺すなら、ボクを殺せ!

頼む、龍亞だけは見逃して欲しい!」

 

だが、そんなルイズの頼みは、破壊神の心に届かなかった。

ゆっくりと龍亞の所へ《冥界の破壊神》は、近づいてきていた。

 

龍亞「ルイ…ズ、最…後に君に…言いた…い事…がある。」

 

龍亞は、何も見えないはずだが、本能的に自分の命の最後を、理解したのだろう。

 

最後の力を振り絞り、ルイズへ自分の想いを伝えようとした。

 

龍亞「例…え、俺がしん…で…も、怒ら…ないでく…れ。

1人に…なって…も、諦め…ない…で、ゴドウィン…を…倒し…てく…れ。」

 

ルイズ「な、何言ってるんだよ龍亞?

それじゃあ、まるで遺言じゃないか?

止めてよ、止めてよ!ボクは君を守るために…。」

 

龍亞「じゃあ…ねル…イズ。

君と…過ごし…た今まで…は、ほんと…うに楽しか…ったよ、あり…がとう。

そし…て、俺…のせいで…ルイ…ズと、ル…チアーノをキズ…つけ…たね。

ほん…とうに、ご…めんね…。

2人と…も、だ…いす…きだよ…。」

 

《冥界の破壊神》の効果により、龍亞のライフは残り1となった。

そして、龍亞はその場に倒れこんで、動かなくなってしまった。

 

破壊神「ヤッタ、ヤッタゾ!

コレデ残リハルイズ、オ前ヲ倒スダケ…。」

 

ルイズ「殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す。

目玉をくりぬいて殺す…、手足を引き裂いて殺す…、窒息させて殺す…、内蔵を全て潰して殺す…、体中を焼いて殺す…、2度と喋れない様に口を縫いつけて殺す…、お前の体をミンチにして殺す…、お前にこれまで生きてきた事を後悔させて殺す!」

 

ルイズの怒りと怨みから出る、殺意という闇のオーラに、破壊神は恐怖してしまっていた。

 

破壊神「ソ、ソンナ馬鹿ナ!

私ノ望ンダ心ノ闇ダゾ!何ヲ恐怖シテイルノダ…。

コレガ、本当ノ心ノ闇ナノカ!」

 

ルイズ「殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…。

……………そ、そんなこれって!?」

 

ルイズは、自分のフィールドを見て驚きで、冷静さを取り戻した。

 

ルイズ「どうして、龍亞の《パワー・ツール・ドラゴン》が……まさか!」

 

ルイズは急いで、龍亞のフィールドを見てみた。

すると、1枚の罠カードが発動されていた。

 

破壊神「ソノカードハ《愛する人に捧げる全て》ダト!

フ、フザケルナ!コンナ事ガアリ得ルハズガナイ!」

 

龍亞が発動していた《愛する人に捧げる全て》は、自分が相手モンスターの効果で、ライフが減った時、自分フィールドのモンスターを、別のプレイヤーのフィールドに移す効果である。

 

ルイズ「龍亞…、どうして君は最後まで、自分を傷つけてまで、ボク達の為に…。

わかったよ龍亞。必ずボクが破壊神を殺して、龍亞の仇をうつよ!

ボクのターンドロー!」

 




まさか…龍亞が死んでしまいました…。

ルイズ、怖かったですね。
見ている立場で、助かりました。

そして、龍亞は最後まで自分を貫き通しましたね。
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