破壊神「サテ、ソロソロ全テノ総仕上ゲ二移ルトスルカ…。
私ハコノ瞬間、私自身デモアル《冥界の破壊神》ノ効果ヲ発動スル!
コノターンノバトルフェイズヲ、スキップスル代ワリニ、相手ライフヲ1二スル!」
破壊神「サスガニ、私ノ効果ヲ受ケレバ、龍亞ノ命ノ鼓動モ終ワリヲ迎エルダロウ。
音ヲ奪ワレ、光サエモ失ッテシマッタオ前ニハ、 目ノ前二存在スル圧倒的ナ恐怖ガ手ワカラナイダロウ。
ソレガセメテモノ情ケダ、死ネ龍亞!」
ルイズ「止めろ!もう龍亞は戦えない!
先に殺すなら、ボクを殺せ!
頼む、龍亞だけは見逃して欲しい!」
だが、そんなルイズの頼みは、破壊神の心に届かなかった。
ゆっくりと龍亞の所へ《冥界の破壊神》は、近づいてきていた。
龍亞「ルイ…ズ、最…後に君に…言いた…い事…がある。」
龍亞は、何も見えないはずだが、本能的に自分の命の最後を、理解したのだろう。
最後の力を振り絞り、ルイズへ自分の想いを伝えようとした。
龍亞「例…え、俺がしん…で…も、怒ら…ないでく…れ。
1人に…なって…も、諦め…ない…で、ゴドウィン…を…倒し…てく…れ。」
ルイズ「な、何言ってるんだよ龍亞?
それじゃあ、まるで遺言じゃないか?
止めてよ、止めてよ!ボクは君を守るために…。」
龍亞「じゃあ…ねル…イズ。
君と…過ごし…た今まで…は、ほんと…うに楽しか…ったよ、あり…がとう。
そし…て、俺…のせいで…ルイ…ズと、ル…チアーノをキズ…つけ…たね。
ほん…とうに、ご…めんね…。
2人と…も、だ…いす…きだよ…。」
《冥界の破壊神》の効果により、龍亞のライフは残り1となった。
そして、龍亞はその場に倒れこんで、動かなくなってしまった。
破壊神「ヤッタ、ヤッタゾ!
コレデ残リハルイズ、オ前ヲ倒スダケ…。」
ルイズ「殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す。
目玉をくりぬいて殺す…、手足を引き裂いて殺す…、窒息させて殺す…、内蔵を全て潰して殺す…、体中を焼いて殺す…、2度と喋れない様に口を縫いつけて殺す…、お前の体をミンチにして殺す…、お前にこれまで生きてきた事を後悔させて殺す!」
ルイズの怒りと怨みから出る、殺意という闇のオーラに、破壊神は恐怖してしまっていた。
破壊神「ソ、ソンナ馬鹿ナ!
私ノ望ンダ心ノ闇ダゾ!何ヲ恐怖シテイルノダ…。
コレガ、本当ノ心ノ闇ナノカ!」
ルイズ「殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…殺す…。
……………そ、そんなこれって!?」
ルイズは、自分のフィールドを見て驚きで、冷静さを取り戻した。
ルイズ「どうして、龍亞の《パワー・ツール・ドラゴン》が……まさか!」
ルイズは急いで、龍亞のフィールドを見てみた。
すると、1枚の罠カードが発動されていた。
破壊神「ソノカードハ《愛する人に捧げる全て》ダト!
フ、フザケルナ!コンナ事ガアリ得ルハズガナイ!」
龍亞が発動していた《愛する人に捧げる全て》は、自分が相手モンスターの効果で、ライフが減った時、自分フィールドのモンスターを、別のプレイヤーのフィールドに移す効果である。
ルイズ「龍亞…、どうして君は最後まで、自分を傷つけてまで、ボク達の為に…。
わかったよ龍亞。必ずボクが破壊神を殺して、龍亞の仇をうつよ!
ボクのターンドロー!」
まさか…龍亞が死んでしまいました…。
ルイズ、怖かったですね。
見ている立場で、助かりました。
そして、龍亞は最後まで自分を貫き通しましたね。