龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第118話

龍亞「その話って、本当の事なのルイズ、鬼柳。」

 

いつのまにか、龍亞は目をさまし、2人の会話を聞いていたのだ。

 

ルイズ「龍亞…、その…えっと…、何と言うか…疲れは取れたんだね。」

 

鬼柳「そ、そうですよ!

本当に良かったです。この鬼柳、心から喜び申し上げます。」

 

2人は、何とかして話題をそらそうとした。

だが、龍亞は真剣な眼差しで2人を見続けていた。

 

龍亞「俺を心配して、無理矢理話を変えなくても良いよ。

今更何をしたって、皆からの俺の評価は変わらないから。」

 

龍亞は、少し寂しそうにそう呟くと、そのままルイズに抱きついた。

 

ルイズ「龍亞!いきなり何をするの!」

 

ルイズは赤面しながら驚いたが、龍亞が泣いてるのをしり、ルイズも抱き返した。

 

龍亞「ゴメンねルイズ。けど、落ち着くまでこうさせてよ。」

 

ルイズ「龍亞…、もう我慢しなくても良いんだよ。

君の想いをボクが聞いてあげるから。」

 

龍亞「俺は…少しでも、誰かに認めて欲しかった。皆と仲良くしたかった。

なのに、何をしても皆は俺を認めてくれない。

何でだよ!俺の何が悪いんだよ!

俺と遊星達は、何が違うんだよ!」

 

龍亞「もう傷つきたく無いよ。辛い目にあいたくないよ。

俺が傷つくと何で、遊星達が良い想いをするんだよ。何で遊星達は、俺を助けてくれないんだよ!

それってやっぱり、俺に力が無いからかな…。

俺が誰よりも、無力だから誰からも愛されないのかな。」

 

龍亞「そんなにシグナーは、そんなに凄いのかよ!俺はそんなシグナーの為に、いつまで傷つけば良いんだよ!

もう嫌だよ。もう苦しいよ。」

 

ルイズ「龍亞、わかったからもう止めて。」

 

龍亞「俺は生まれたときから、ずっと誰かしらに、傷つけられ、利用されてきたんだ。

誰からも助けられる事もなく、誰からも愛されずに、生きるしか俺には出来ないんだ!

俺の生きる意味なんて、あるのかな?

俺がいなくても、哀しむ人なんていないし、泣く人なんていない。

だったら、もう俺は生きてる意味無いよ。」

 

ルイズ「もうやめて!これ以上、自分を傷つけなくて良いんだよ!」

 

龍亞「そうだよね。

いずれ、誰かに騙されて傷つくのなら、今のうちに…。」

 

ルイズ「龍亞!それ以上言うんだったら、ボクは怒るよ!」

 

ルイズは、目が虚ろになっていた龍亞を強く抱き締めて、龍亞の話を止めた。

 

龍亞「ルイズ…、けどいつか君だって力の無い俺を捨てるに決まってるんだ。

それが、俺が生きている理由なのかも知れないな…。」

 

ルイズ「そんな訳はない!何があっても、ボクは龍亞を見捨てたりなんかしないよ!

ボクだけじゃない!

ルチアーノも、鬼柳も、カーリーも、ミスティも、ルドカーも、絶対に君を独りになんてしない!

だから、生きる意味が無いなんて言わないでよ。龍亞がいなかったら、ボクはこの世に存在する意味が無いんだよ!」

 

ルイズ「だから、それ以上自分で自分を傷つけないで。」

 

龍亞は、ルイズの言葉を聞いて、その場に泣き崩れてしまった。




今回は、龍亞の本音を書いてみたした。
確かにそうですよね。

しかも、本当だったら龍亞はもっと言うつもりだったみたいです。

私は無力ですので、ルイズやルチアーノ達に龍亞を任せるしか出来ません。
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