龍亞「その話って、本当の事なのルイズ、鬼柳。」
いつのまにか、龍亞は目をさまし、2人の会話を聞いていたのだ。
ルイズ「龍亞…、その…えっと…、何と言うか…疲れは取れたんだね。」
鬼柳「そ、そうですよ!
本当に良かったです。この鬼柳、心から喜び申し上げます。」
2人は、何とかして話題をそらそうとした。
だが、龍亞は真剣な眼差しで2人を見続けていた。
龍亞「俺を心配して、無理矢理話を変えなくても良いよ。
今更何をしたって、皆からの俺の評価は変わらないから。」
龍亞は、少し寂しそうにそう呟くと、そのままルイズに抱きついた。
ルイズ「龍亞!いきなり何をするの!」
ルイズは赤面しながら驚いたが、龍亞が泣いてるのをしり、ルイズも抱き返した。
龍亞「ゴメンねルイズ。けど、落ち着くまでこうさせてよ。」
ルイズ「龍亞…、もう我慢しなくても良いんだよ。
君の想いをボクが聞いてあげるから。」
龍亞「俺は…少しでも、誰かに認めて欲しかった。皆と仲良くしたかった。
なのに、何をしても皆は俺を認めてくれない。
何でだよ!俺の何が悪いんだよ!
俺と遊星達は、何が違うんだよ!」
龍亞「もう傷つきたく無いよ。辛い目にあいたくないよ。
俺が傷つくと何で、遊星達が良い想いをするんだよ。何で遊星達は、俺を助けてくれないんだよ!
それってやっぱり、俺に力が無いからかな…。
俺が誰よりも、無力だから誰からも愛されないのかな。」
龍亞「そんなにシグナーは、そんなに凄いのかよ!俺はそんなシグナーの為に、いつまで傷つけば良いんだよ!
もう嫌だよ。もう苦しいよ。」
ルイズ「龍亞、わかったからもう止めて。」
龍亞「俺は生まれたときから、ずっと誰かしらに、傷つけられ、利用されてきたんだ。
誰からも助けられる事もなく、誰からも愛されずに、生きるしか俺には出来ないんだ!
俺の生きる意味なんて、あるのかな?
俺がいなくても、哀しむ人なんていないし、泣く人なんていない。
だったら、もう俺は生きてる意味無いよ。」
ルイズ「もうやめて!これ以上、自分を傷つけなくて良いんだよ!」
龍亞「そうだよね。
いずれ、誰かに騙されて傷つくのなら、今のうちに…。」
ルイズ「龍亞!それ以上言うんだったら、ボクは怒るよ!」
ルイズは、目が虚ろになっていた龍亞を強く抱き締めて、龍亞の話を止めた。
龍亞「ルイズ…、けどいつか君だって力の無い俺を捨てるに決まってるんだ。
それが、俺が生きている理由なのかも知れないな…。」
ルイズ「そんな訳はない!何があっても、ボクは龍亞を見捨てたりなんかしないよ!
ボクだけじゃない!
ルチアーノも、鬼柳も、カーリーも、ミスティも、ルドカーも、絶対に君を独りになんてしない!
だから、生きる意味が無いなんて言わないでよ。龍亞がいなかったら、ボクはこの世に存在する意味が無いんだよ!」
ルイズ「だから、それ以上自分で自分を傷つけないで。」
龍亞は、ルイズの言葉を聞いて、その場に泣き崩れてしまった。
今回は、龍亞の本音を書いてみたした。
確かにそうですよね。
しかも、本当だったら龍亞はもっと言うつもりだったみたいです。
私は無力ですので、ルイズやルチアーノ達に龍亞を任せるしか出来ません。