龍亞「ごめんねルイズ、リーシャ。俺の勝手な行動で、迷惑をかけて。
しかも、シグナー達との戦いにまで巻き込んで…。
もし、戦いたく無いなら俺の事なんか、ほっといても良いよ。」
ダークシグナーの隠れ家までの帰り道、龍亞は自分の想いを2人に、伝えた。
龍亞「俺は1人で戦えるよ。
だから、俺の意見なんて一切聞かなくても良いからね。」
龍亞は申し訳なさそうに、2人向かって言った。
すでに、自分のせいでルイズとルチアーノに、怪我をおわせてしまい、嫌な想いをさせてしまったと、思っているからだ。
龍亞「これからは、皆に絶対に迷惑をかけないつもりだよ。
だから、2人は自分の為にこれから生きてよ…。」
龍亞は本当は、2人に自分と共に戦って欲しい。
だが、龍亞は自分の想いを押し殺してまで、自分を愛してくれる人を守りたかったのである。
ルイズ「自分の為ね…、だったらボクの答えは最初から決まってるよ。
ボクは龍亞の所有物なんだよ?龍亞の為にシグナー達を、根絶やしにしてやるよ。」
龍亞「ルイズ、何バカな事を言ってるんだよ!
この前の戦いで、もうわかっただろ!
俺の存在は、他人を傷つけるだけなんだ。だから、もう俺は皆を傷つけたくないんだよ!」
龍亞は、自分がいつの間にか泣いている事に気がついたのだ。
自分を愛し、自分と共に戦う事を決めたルイズを、ルイズを守るために拒絶しているからである。
龍亞「これは俺と遊星達との戦いなんだ。
だから、誰も巻き込みたく無いんだよ!」
そんな自分を言葉で、傷つけている龍亞に、ルイズは口を塞ぐようにキスをした。
ルイズ「もう無理しなくても、良いんだよ龍亞。
それにね、ボクは龍亞を守り、龍亞と共に生きることが、ボクの存在意義なんだよ。
だから、いくらボク達の為にボク達を拒絶したって、ボクは龍亞と一緒にあいつらと戦うよ。ねぇ、リーシャ。」
リーシャ「えぇそうよ。私は生半可な気持ちで、龍亞の事を愛してはいないのよ?
私の全てを、龍亞に捧げる為に今こうして、龍亞と共に歩いてるのよ?
だから、私も龍亞と一緒に戦うわ♪」
龍亞「ご…ごめんね2人共。俺なんかの為に、シグナーの敵にしちゃって。
あと…、俺を見捨てないでいてくれて、本当にありがとう…。」
龍亞はその場で、大粒の涙を流してしまい、泣き崩れてしまった。
そしてルイズとリーシャは、泣いている龍亞を優しく愛を込めて、抱き締めた。
ルイズ「龍亞が思ってるより、ボク達の龍亞への想いは、簡単にはたちきれないよ。
だから心配しないで、ボク達は最後まで龍亞の味方だからね。」
いや~、龍亞は相変わらず優しいですね。
自分を傷つけてでも、誰かを救おうとするなんて。
正に、生まれながらに、愛されるべき存在ですね。