龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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今回は、前にもお知らせした通り、龍亞の過去話です。

それでは、お楽しみ下さい。


第14話

これは、俺達双子が4歳か5歳くらいの時のお話。

 

龍亞「もうすぐ、龍可の誕生日だなぁ。今年こそは、何かプレゼントあげたいな。」

 

あと1週間位で、俺達双子は誕生日を迎える。

けど、俺には関係無い。

 

両親は、龍可だけを祝うし、俺なんか見向きもしない。

だから俺にとって誕生日とは、龍可の誕生日なのだ。

 

龍亞「けど、何をあげようかな。龍可には聞けないし。」

 

今、龍可は意識不明の状態で、病院に入院中だ。

両親は付きっきりで看病して、家に帰ってこない。

 

俺は、お見舞いに行きたいけれど、両親が許してくれない。

 

龍亞「何か龍可が喜びそうなのないかなぁ。」

 

なんて考えながら歩いてると、ひとつのヌイグルミが、目に入った。

 

それは、少し前に龍可が欲しがっていた、ウサギのヌイグルミだ。

 

龍亞「これだ!これなら、龍可も喜んでくれるよ。」

 

けど、値段を見た。3万円ちょっとする。

そんな大金、子供の俺が持ってる訳がない。

両親が俺なんかにお金をくれる訳もない。

 

このヌイグルミ代は、自分でゲットしなくてはならないのだ。

 

龍亞「どうしよう、こんなお金どうすれば良いんだ。」

 

働こうにも、俺みたいな子供なんて、どこも雇ってくれない。

どうしたら良いんだよ。

 

そして、少し歩いたところに、1枚の張り紙があった。

そこには、『好きなだけお金をあげます。年齢無制限、何時でもいいです。』と書かれていた。

 

それを見て俺は、これだ!、と確信した。

まだ、世の中をよく知らない子供ながらの考えだった。

 

龍亞「これなら、あのヌイグルミを買える。良し、場所は…」

 

俺は、その張り紙に書いてある場所に行ってみた。

 

~~~暗い倉庫~~~

 

ここか、けど人がいる気配がしないな。

 

龍亞「すみません、張り紙を見て来ました。」

 

俺は、倉庫に入り、中に呼び掛けてみた。

凄く響く、あまりの大きさに奥が見えない。

 

金髪「何だ、このガキは?」

 

赤髪「うわ!トップスのガキじゃねーかよ。」

 

奥から、二人の男が出てきた。

その顔には、マーカーが付けられていた。

 

龍亞「あ、あの、張り紙を見て来たんですけど。」

 

すると、金髪の男は嬉しそうに笑うと、しゃがんで目線を合わせてきた。

 

金髪「こんな所に来るなんて、ボクは何を考えてるんだ。」

 

その顔は、笑っているけど怖かった。

今すぐ逃げたかったけど、赤髪の男に捕まった。

 

赤髪「こいつが噂の、見捨てられてる双子の片割れじゃん。」

 

すると金髪は、少し驚くと赤髪に合図を送った。

 

金髪「さて、こんな良いおもちゃを手に入れたんだ。楽しませて貰うぜ。」

 

 

俺は、赤髪に掴まれて倉庫の奥へと、連れていかれた。




途中で終わってすみません。
一応、前後半で乗せる予定ですのでご了承下さい。

次こそ、長袖とマーカー嫌いの判明するかも!
お楽しみにしててください。
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