龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第147話

「おい聞いたかよ!」

 

「あぁ、聞いたよ。その話って、本当なのかよ。」

 

今、シティではとある噂が人から人へ、伝わっていた。

 

その噂は、シグナーがデュエルに負けて、連れ去られている、という噂だ。

 

勿論、この噂の正体は、龍亞達によるシグナー狩りの事である。

 

「何でも、あの龍可ちゃんとデュエルキング、ジャック・アトラスが負けたらしい。」

 

そんな、シティの人達の不安の声を、嬉しそうに聞いている人間が、1人いた。

 

ルチアーノ「フフッ、このシティのクズ達の慌て様、面白いよ。

ルイズと龍亞は、キッチリ復讐を果たしてるんだね。」

 

ルチアーノ「それなら、ボクも少しでも、龍亞の役にたってみようかな。」

 

ルチアーノはそう言って、とある場所に向かって、歩き出した。

 

~~~セキュリティ本部~~~

 

ルチアーノは、シティの安全性を守る、セキュリティの本部の前に来ていた。

 

ルチアーノ「それにしても、セキュリティの人間も慌ただしいね。

これなら、目的を果たしやすいね。」

 

そう言ってルチアーノは、セキュリティの中へと入っていった。

 

ルチアーノ「さてと、あの人のいるところは…、この下か。」

 

ルチアーノは、地下へと続いている、階段を見つけ出し、ゆっくりとその階段を下りていった。

 

真っ暗な地下、そこには沢山の使われていない、地下牢があった。

 

そしてルチアーノは、その地下牢の横を歩いて行き、1つの牢の前で、その足を止めた。

 

ルチアーノ「酷いね。

龍亞を守るために、ゴドウィンに意見をしただけで、こんな汚い地下牢に、閉じ込められるなんて…。」

 

ルチアーノ「けど、そんな苦痛も今日で終わりだよ。

さぁ、共に龍亞の為に戦おうよ、狭霧深影!」

 

ルチアーノの目の前には、地下牢に閉じ込められ、縛られている深影がいた。

 

深影「貴方は…、誰なの。

それに、龍亞君の為にって、いったい何を言っているの。」

 

ルチアーノ「驚かないで。ボクも、うまく説明出来ないけど、龍亞が酷い目にあってるんだ。

それも、全てゴドウィンやシグナー、シティのクズ達のせいだ!

だから、貴方みたいな正しい心を持った、龍亞の味方を探してるんだ。」

 

ルチアーノの答えに、深影は全てを聞く事はしなかった。

聞かなくとも、ある程度の事はわかったのである。

 

深影「私は…、龍亞君が傷ついたあの日から、少しでも龍亞君の心の支えになりたかった。

でも、何をすれば良いのかが、全くわからなかった。」

 

深影「でも、今なら龍亞君の支えになれる。

こんな私なんかで良ければ、喜んで力を貸すわ!」

 

深影の宣言に、ルチアーノは感動して地下牢の鍵を開けた。

 

ルチアーノ「さて、今から2人で龍亞の所に行くよ。」

 

こうしてまた1人、龍亞を支持する強力な仲間が、龍亞の下へと、集まろうとしていた。

 




まさかの深影さん登場!

ゴドウィンの考えに反対して、地下牢に閉じ込められてたなんて…、治安維持局は相変わらず、クズですね。
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