~~~ダークシグナーの隠れ家~~~
ミスティ「トビー!大丈夫だったの!
怪我は無い?痛いところは?気分は悪くないの?」
トビーが、隠れ家に着くとミスティが、心配そうにトビーに駆け寄った。
それだけで、この兄弟の繋がりの強さが、感じ取れる。
トビー「だ、大丈夫だよお姉ちゃん。
それより、ちゃんと倒して連れてきたよ、十六夜アキを。」
ルイズ「へぇ~、君がミスティの弟のトビーか。
凄い働きだね!これで、龍亞も喜ぶよ。」
ルイズは、気を失っているアキを見て、嬉しそうに、満足そうに微笑んだ。
ルイズ「まぁ、こんな玄関じゃ何だから、中に入ってよ。」
ルイズの案内で、トビーは隠れ家の中へと、足を踏み入れた。
それは即ち、龍亞の仲間になった事を意味している。
トビー「す…凄いですね。
こんなにも、龍亞様に仲間がいるなんて。」
既に中には、鬼柳と暦を除いた、龍亞の仲間が揃っていた。
ルチアーノ「ルイズ、その人がさっき言ってた、ミスティの弟だね。」
ルイズ「そうだよ。
それよりも、龍亞は何処にいるの?
それに、ジャックと龍可の姿も見えないけど…。」
カーリー「ルイズ様、龍亞様なら只今自室におります。
」
カーリーがそう言うと、龍亞の部屋の扉が開き、龍亞とジャックと龍可が降りていた。
だが、龍可とジャックに、何か違和感をルイズは感じていた。
ルイズ「龍可、龍亞の部屋で何してたの?
少し違和感を感じるけど…あれ?まさか!」
ルイズが違和感の正体に気づくと、龍可は嬉しそうに自分の右腕を見せた。
龍可「貴方の考えている通り、私達は龍亞に、シグナーの痣を消して貰ったのよ。
これで、身も心も龍亞に尽くせるわ。」
龍亞「龍可、身も心もなんて大袈裟だよ。
それより…。」
龍亞は、トビーに気がつくと、トビーの前に立って、握手を求めた。
龍亞「話はミスティに聞いてるのね?
俺が龍亞だ。宜しくね。」
トビー「ト…トビー・ローラです!
こちらこそ、宜しくお願いします!」
トビーは、緊張しながら、龍亞の手を握りしめた。
そして龍亞は、楽しそうに笑いあっている、自分を慕って集まった、皆を見渡すと、静かに外に出ていった。
ルイズは、龍亞の行動に気づき、龍亞の後を追った。」
ルイズ「龍亞どうしたの?
いきなり、外に出ているなんて…!
龍亞、涙なんか流して、どうしたの!何か嫌な事でもあったの!」
ルイズは龍亞を心配していたが、龍亞はルイズに嬉しそうに笑いかけた。
龍亞「違うよルイズ。俺は嬉しいんだよ。
俺は自分が、誰からも愛されない、愛される資格が無いって思ってた。
けど本当は、あんなにも俺の為に集まってくれる、仲間がいる。
それが嬉しくて、我慢できなかったんだ。」
龍亞はそう言って、空を見上げた。
その時の龍亞の顔は、寂しそうだった。
龍亞「俺は十分、幸せ者だよ。
けど…、この喜びを本当だったら、ルドガーに真っ先に伝えたかったな…。」
ルイズ「龍亞…、ボクもルドガーに会って礼をしたいよ。
ボクが今もこうして、龍亞と過ごせるのは、全部ルドガーのお蔭だからね。」
2人は、寂しそうに空を見上げた。
そして、ルドガーに伝わるように、感謝と想いを心から、伝えた。
龍亞の仲間、大集結ですね。
そして、龍可とジャックの、シグナーの痣が見事に消えました!
これで晴れて、本当に龍亞の仲間になれました!
そして、龍亞とルイズは、ルドガーへの想いを語ってます。
感動!ルドガー、今の龍亞はもう、独りじゃ無いよ!