龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第156話

~~~ダークシグナーの隠れ家~~~

 

ミスティ「トビー!大丈夫だったの!

怪我は無い?痛いところは?気分は悪くないの?」

 

トビーが、隠れ家に着くとミスティが、心配そうにトビーに駆け寄った。

それだけで、この兄弟の繋がりの強さが、感じ取れる。

 

トビー「だ、大丈夫だよお姉ちゃん。

それより、ちゃんと倒して連れてきたよ、十六夜アキを。」

 

ルイズ「へぇ~、君がミスティの弟のトビーか。

凄い働きだね!これで、龍亞も喜ぶよ。」

 

ルイズは、気を失っているアキを見て、嬉しそうに、満足そうに微笑んだ。

 

ルイズ「まぁ、こんな玄関じゃ何だから、中に入ってよ。」

 

ルイズの案内で、トビーは隠れ家の中へと、足を踏み入れた。

それは即ち、龍亞の仲間になった事を意味している。

 

トビー「す…凄いですね。

こんなにも、龍亞様に仲間がいるなんて。」

 

既に中には、鬼柳と暦を除いた、龍亞の仲間が揃っていた。

 

ルチアーノ「ルイズ、その人がさっき言ってた、ミスティの弟だね。」

 

ルイズ「そうだよ。

それよりも、龍亞は何処にいるの?

それに、ジャックと龍可の姿も見えないけど…。」

 

カーリー「ルイズ様、龍亞様なら只今自室におります。

 

カーリーがそう言うと、龍亞の部屋の扉が開き、龍亞とジャックと龍可が降りていた。

 

だが、龍可とジャックに、何か違和感をルイズは感じていた。

 

ルイズ「龍可、龍亞の部屋で何してたの?

少し違和感を感じるけど…あれ?まさか!」

 

ルイズが違和感の正体に気づくと、龍可は嬉しそうに自分の右腕を見せた。

 

龍可「貴方の考えている通り、私達は龍亞に、シグナーの痣を消して貰ったのよ。

これで、身も心も龍亞に尽くせるわ。」

 

龍亞「龍可、身も心もなんて大袈裟だよ。

それより…。」

 

龍亞は、トビーに気がつくと、トビーの前に立って、握手を求めた。

 

龍亞「話はミスティに聞いてるのね?

俺が龍亞だ。宜しくね。」

 

トビー「ト…トビー・ローラです!

こちらこそ、宜しくお願いします!」

 

トビーは、緊張しながら、龍亞の手を握りしめた。

 

そして龍亞は、楽しそうに笑いあっている、自分を慕って集まった、皆を見渡すと、静かに外に出ていった。

 

ルイズは、龍亞の行動に気づき、龍亞の後を追った。」

 

ルイズ「龍亞どうしたの?

いきなり、外に出ているなんて…!

龍亞、涙なんか流して、どうしたの!何か嫌な事でもあったの!」

 

ルイズは龍亞を心配していたが、龍亞はルイズに嬉しそうに笑いかけた。

 

龍亞「違うよルイズ。俺は嬉しいんだよ。

俺は自分が、誰からも愛されない、愛される資格が無いって思ってた。

けど本当は、あんなにも俺の為に集まってくれる、仲間がいる。

それが嬉しくて、我慢できなかったんだ。」

 

龍亞はそう言って、空を見上げた。

その時の龍亞の顔は、寂しそうだった。

 

龍亞「俺は十分、幸せ者だよ。

けど…、この喜びを本当だったら、ルドガーに真っ先に伝えたかったな…。」

 

ルイズ「龍亞…、ボクもルドガーに会って礼をしたいよ。

ボクが今もこうして、龍亞と過ごせるのは、全部ルドガーのお蔭だからね。」

 

2人は、寂しそうに空を見上げた。

そして、ルドガーに伝わるように、感謝と想いを心から、伝えた。




龍亞の仲間、大集結ですね。

そして、龍可とジャックの、シグナーの痣が見事に消えました!
これで晴れて、本当に龍亞の仲間になれました!

そして、龍亞とルイズは、ルドガーへの想いを語ってます。
感動!ルドガー、今の龍亞はもう、独りじゃ無いよ!
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