龍亞とルイズが、感傷に浸っていると、遠くから1台のDホイールのエンジン音が、近づいてきていた。
ルイズ「誰だろう、この音?
鬼柳でも無いし…、まさか、遊星が直接乗り込んで来たんじゃ!」
ルイズは心配して、龍亞を自分の体で隠した。
そして、そのDホイールは2人の前に止まった。
クロウ「龍亞!やっぱりここにいたんだな!
あっちこっち、探し回ったぜ。」
龍亞「クロウ、どうしてクロウがここにいるの?
龍可から、クロウは遊星と一緒には戦わないって、聞いたのに。」
クロウ「あぁ、龍亞の言った通り、遊星の考えには共感できない。
だが、それでも俺はお前を止めに来たんだ!」
クロウはそう言って、龍亞に近づいたが、ルイズがクロウの前に立ちふさがり、クロウの足を止めた。
ルイズ「お前、何様のつもりで龍亞に意見してるんだよ。死にたいのか。」
ルイズの威圧感に、クロウが怯んでいると、隠れ家の扉が開き、ジャックが出てきた。
クロウ「ジャック!どうして、お前がここにいるんだよ!
やっぱりお前だって、龍亞を止めたかったんだな!」
ジャック「龍亞を止めるだと…、何を可笑しな事を言ってるんだ?
お前ごときが、龍亞を…いや、龍亞達を止めれると、思ってるのか。」
ジャックは、物凄い剣幕でクロウを睨むと、龍亞の横に並んで立った。
ジャック「遊星の前では、あんなにも言葉を並べておいて、実際は遊星の同じだな。」
クロウ「ジャックお前、自分が何を言ってるかわかってんのかよ!
確かに、俺はこうして龍亞の前に現れた。
だが、俺は遊星とは違う!」
クロウ「そして、俺は遊星と同じシグナーとして、遊星の親友として、遊星と龍亞を止めるんだ!
お前だって、その義務があるだろ!」
クロウの言葉に、ジャックは鼻で笑うと、自分の服の袖を捲り、自分の右腕をクロウに見せた。
ジャック「義務があるだと?ふざけるな!
俺のシグナーの痣は、既に遊星への友情と共に、消え去った。
今の俺は、己の全てを龍亞に捧げる、龍亞の仲間の1人だ。」
ジャック「お前のその言葉、龍亞への侮辱でしかならない。
それを許す訳にはいかない!」
シグナーの痣が消えた、ジャックの右腕を見たクロウは、ショックを隠せないでいた。
ジャック「さぁクロウ!今から、俺がお前の相手をしてやろう!デュエルだ!」
リーシャ「クロウとのデュエル、私に譲ってくれないかなジャック。」
いつの間にか、リーシャが龍亞を後ろから抱き締めていた。
リーシャ「私は、龍亞の仲間になったけど、まだ何も龍亞の為に、してあげられて無い。
だから…少しでも、龍亞の役にたちたいの。」
クロウが、龍亞達の隠れ家に現れました!
そして、ジャックの言葉には、感動を隠せません。
ジャック、今のお前は完全に、龍亞の仲間だよ。
そして、ジャックのクロウのデュエルかと思ったら、リーシャが、龍亞の為にジャックと交代です。