クロウ「リーシャ…、リーシャなのか?
どうして、お前までここにいるんだよ!」
ルイズ「えっ?リーシャ、あいつに黙ってたの?」
ルイズが、リーシャの方を見て聞くと、リーシャは少し照れながら、ルイズの質問を肯定した。
龍亞「駄目だよリーシャさん!
せめて家族には、全てを話しておかないと!」
龍亞は、こんな時でもリーシャとクロウの、家族の絆を守ろうとしていた。
それは、自分が両親から貰えなかった、家族の愛をリーシャに捨てて欲しくないからである。
リーシャ「やっぱり、龍亞は何時でも優しいね。
けど、何も心配いらないよ?
確かに、クロウには感謝してるよ。けれども、それよりも龍亞を愛する気持ちの方が、強いだけだよ。」
リーシャはそう言うと、龍亞にキスをして、クロウに近づいていった。
クロウ「リーシャ、お前が龍亞を本当に愛してるなら、どうして龍亞を止めないんだ!
愛する人を、肯定するだけが正しい訳じゃ無いだろ!」
すると、クロウが言い終わると直ぐに、リーシャはクロウの右頬を叩いた。
リーシャ「煩い!お前が、私の愛を語るな!
龍亞を愛する、私達の愛を語るな!」
リーシャ「初めて、龍亞に出会ったあの日、私は龍亞が味あわされてきた、沢山の悲しみを聞いた時に想ったの。
私が、龍亞の心の支えになりたい!ってね。
既に、龍亞の心には沢山の支えがある。
龍亞が最終的に、私ではない女の子を選んでも、私は後悔はしない!
だから、貴方に指図される筋合いは無いわ!」
リーシャの発言を聞いた龍亞は、恥ずかしさで赤面してしまった。
龍亞「でも、最後には1人を選ぶんだよね…。
皆の中から、誰か1人を…。
そんなの選べないよ!だって、皆俺にとってかけがえの無い、大切な人なんだ!」
龍亞は自分の思いの丈を述べ、感情を抑えきれずに泣いてしまった。
そして、ルイズはそんな龍亞を優しく抱き締めた。
リーシャ「ごめんね龍亞…、こんな酷い事を言った私なんて、好きになれないよね?
けど心配しないで。クロウは必ず、私が倒すから。」
龍亞「リーシャさん…、そんな事で俺はリーシャさんを、嫌ったりしないよ。」
リーシャ「ありがとう龍亞…。
さぁ!クロウ、貴方はもう逃げられないわ!
私とデュエルよ!」
リーシャ「デュエル!」
~~~リーシャ1ターン目~~~
リーシャ「私のターンドロー。
私は《純白の天使・ウェンディーネ》を、攻撃表示で召喚。」
レベル4 天使族
攻撃力 1600 守備力 1400
リーシャ「私は、カードを2枚伏せる。
そして、永続魔法《天使達の祝福》を発動するわ。
私はこれで、ターンエンドよ。」
リーシャとクロウの、デュエルが始まりました!
私も、最後に1人を選ぶなんて、死んでも出来ません!
龍亞は、全員を選んで全員で幸せになる、資格があります!
だから、龍亞を女誑しなんて言う奴は、絶対に許さないぞ!