龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第158話

クロウ「リーシャ…、リーシャなのか?

どうして、お前までここにいるんだよ!」

 

ルイズ「えっ?リーシャ、あいつに黙ってたの?」

 

ルイズが、リーシャの方を見て聞くと、リーシャは少し照れながら、ルイズの質問を肯定した。

 

龍亞「駄目だよリーシャさん!

せめて家族には、全てを話しておかないと!」

 

龍亞は、こんな時でもリーシャとクロウの、家族の絆を守ろうとしていた。

 

それは、自分が両親から貰えなかった、家族の愛をリーシャに捨てて欲しくないからである。

 

リーシャ「やっぱり、龍亞は何時でも優しいね。

けど、何も心配いらないよ?

確かに、クロウには感謝してるよ。けれども、それよりも龍亞を愛する気持ちの方が、強いだけだよ。」

 

リーシャはそう言うと、龍亞にキスをして、クロウに近づいていった。

 

クロウ「リーシャ、お前が龍亞を本当に愛してるなら、どうして龍亞を止めないんだ!

愛する人を、肯定するだけが正しい訳じゃ無いだろ!」

 

すると、クロウが言い終わると直ぐに、リーシャはクロウの右頬を叩いた。

 

リーシャ「煩い!お前が、私の愛を語るな!

龍亞を愛する、私達の愛を語るな!」

 

リーシャ「初めて、龍亞に出会ったあの日、私は龍亞が味あわされてきた、沢山の悲しみを聞いた時に想ったの。

私が、龍亞の心の支えになりたい!ってね。

既に、龍亞の心には沢山の支えがある。

龍亞が最終的に、私ではない女の子を選んでも、私は後悔はしない!

だから、貴方に指図される筋合いは無いわ!」

 

リーシャの発言を聞いた龍亞は、恥ずかしさで赤面してしまった。

 

龍亞「でも、最後には1人を選ぶんだよね…。

皆の中から、誰か1人を…。

そんなの選べないよ!だって、皆俺にとってかけがえの無い、大切な人なんだ!」

 

龍亞は自分の思いの丈を述べ、感情を抑えきれずに泣いてしまった。

そして、ルイズはそんな龍亞を優しく抱き締めた。

 

リーシャ「ごめんね龍亞…、こんな酷い事を言った私なんて、好きになれないよね?

けど心配しないで。クロウは必ず、私が倒すから。」

 

龍亞「リーシャさん…、そんな事で俺はリーシャさんを、嫌ったりしないよ。」

 

リーシャ「ありがとう龍亞…。

さぁ!クロウ、貴方はもう逃げられないわ!

私とデュエルよ!」

 

リーシャ「デュエル!」

 

~~~リーシャ1ターン目~~~

リーシャ「私のターンドロー。

私は《純白の天使・ウェンディーネ》を、攻撃表示で召喚。」

 

レベル4 天使族

 

攻撃力 1600 守備力 1400

 

リーシャ「私は、カードを2枚伏せる。

そして、永続魔法《天使達の祝福》を発動するわ。

私はこれで、ターンエンドよ。」

 




リーシャとクロウの、デュエルが始まりました!

私も、最後に1人を選ぶなんて、死んでも出来ません!
龍亞は、全員を選んで全員で幸せになる、資格があります!

だから、龍亞を女誑しなんて言う奴は、絶対に許さないぞ!
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