龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第16話

龍亞「うぅ~ん、何があったの。」

 

俺は、状況が読めないでいた。

少しだけ、気を失っていていたから、記憶障害を起こしていた。

 

遊星「お、起きたか龍亞。気分はどうだ。」

 

遊星は、何故か顔色が悪かった。

どうしたんだろう。

 

ジャック「全く、この俺に感謝するんだな。」

 

そこには、俺の憧れのデュエリスト、ジャック・アトラスがいた。

 

龍亞「何で、デュエルキングがここに?」

 

遊星「それは俺の仲間だからだ。」

 

それで、ジャックがシグナーだとわかった。

そして何故か、ジャックの顔色も優れなかった。

 

龍亞「二人とも顔色が、悪いよ。どうしたの?」

 

二人は、お互いに気まずそうな顔をした。

そして、意を決して遊星は、口を開いた。

 

遊星「龍亞、聞きにくいことだが…、その、服の下の傷、何があったんだ。」

 

そんな、見られてしまった。

俺は、体が震えていた。

 

頭が痛い。怖いよ。

俺は、涙を流していた。

 

遊星「大丈夫か龍亞!落ち着くんだ。」

 

龍亞「ハァ、ハァ、ハァ、」

 

数分たって、俺は落ち着きを取り戻した。

さっきまでの頭痛が無くなっていた。

 

龍亞「ごめんよ遊星。もう大丈夫たから。」

 

俺は、少し時間をおいて二人に、この傷のついた理由を話した。

その時も、俺の体は震えが止まらなかった。

 

ジャック「そんな、なぜ今まで言わなかった!」

 

遊星「辛かっただろう。きずいてやれなくて、すまない。」

 

この時の、二人の顔を見ると、御影さんの顔が頭をよぎった。

あの人は今、何をしてるんだろう。

 

龍亞「心配しないでよ。昔の事だから。」

 

俺は無理矢理、笑って見せた。

けど二人の顔は、晴れなかった。

 

遊星「アキ達にも、伝えなければ。」

 

遊星は立ち上がり、電話をかけようとした。

俺はあわてて遊星の手を、掴んだ。

 

龍亞「止めてよ遊星。龍可や、アキ姉ちゃんには、言わないで。」

 

遊星「けど、これは…」

 

俺は必死に遊星を止めた。

二人には、どうしても知られたくないのだ。

 

遊星「だうして、知られたくないんだ?」

 

龍亞「嫌われたく無いんだ。」

 

俺は泣いていた。

自分の感情を止められなかった。

 

龍亞「俺が、こんな傷だらけだなんてわかったら、俺は捨てられちゃう。」

 

龍亞「だから、知られたくないんだ。」

 

二人だけには、嫌われたく無い。

俺の唯一、そう思える大切な繋がりなんだ。

 

遊星「そうか…、わかった。なら、内緒にする。なぁ、ジャック。」

 

ジャック「全く、キングたるこの俺が、こんな子供の言うことに、従うとは。」

 

ジャックは、渋々だったが、内緒にしてくれた。

 

龍亞「ありがとう。二人とも。」

 

俺は、笑顔でそう言った。

 

遊星(な、何で可愛いんだ!)

 

ジャック(落ち着け!相手は男だぞ。)

 

二人とも、顔を赤くして、震えていた。

どうしたんだろう?




何か、龍亞が天然のジゴロみたいですね。

いや~二人にバレちゃいましたね。
けど、男同士のお約束!
三人だけの秘密です。

そういえば、血のついたジャックのベッド、ほったらかしですね。
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