龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

17 / 241
第17話

龍亞「あの、ごめんなさい。」

 

俺は、ジャックに謝罪した。

等の本人は、なんのことかわからずに、ポカンとしていた。

 

龍亞「ジャックのベッドに、俺の血を着けちゃったから。ごめんなさい。」

 

ジャック「なんだ、そんなことか。」

 

そう言い、ジャックは俺の頭に手を置いた。

その手は、とても優しく嬉しかった。

 

ジャック「気にするな、このジャック・アトラス、そんな細かいことは気にせん。」

 

そう言って、俺の頭を撫でてきた。

龍可や、アキ姉ちゃんとは違って、ちょっと雑で力が強いけど、優しかった。

 

龍亞「ありがとう、ジャック。やっぱりジャックは、俺のヒーローだ。」

 

遊星、ジャック(か、可愛い!)

 

龍亞「二人とも、どうしたの?鼻血が出てるよ。」

 

ジャックと遊星は、俺がそう言うと、慌てて血を止めた。

 

遊星「と、兎に角、もうすぐアキ達が帰ってくる。怪しまれない様に、下に行くか。」

 

俺達は、ジャックの部屋を後にした。

それと、ほぼ同じタイミングでアキ姉ちゃん達が、帰ってきた。

 

十六夜「ただいま、ってジャック来てたのね。」

 

龍可「へぇ~、この人がジャック・アトラス。それより…」

 

龍可が、そこまで言うと、ジャックを睨み付けた。

その時の龍可には、恐ろしいオーラが漂っていた。

 

ジャック「何だ!俺に何が様か。」

 

ジャックも感じたのか、少し驚いていた。

 

龍可「何で、龍亞と手を繋いでるの。」

 

十六夜「あ!本当じゃん。ジャック、速く離れて。」

 

二人は、俺がジャックと手を繋いでるのが、気に入らないらしい。

俺は、不思議そうに遊星を見た。

遊星も、やれやれと言った様な顔をしていた。

 

龍亞「何で怒ってるの?俺から繋ぎたいって言ったんだよ。だってジャックは、俺のヒーローなんだから。」

 

俺は、恥ずかしくて赤面してしまった。

すると、アキ姉ちゃんはジャックの目の前に立ち、ジャックの胸ぐらを掴んだ。

 

龍亞「あ、アキ姉ちゃん!何してるの。」

 

俺が、驚いていると、龍可が俺を引っ張り、ジャックから引き離した。

 

ジャック「何の真似だ!」

 

十六夜「何のつもりかしら?鼻の下伸ばして、まさか貴方龍亞の事、好きなの?」

 

え、ジャックが俺のことを。

もし、本当だったら嬉しいな。

 

ジャック「そ、そんなわけ無いだろ!何を言うか!」

 

十六夜「私の、目を見て話なさいよ。」

 

龍亞「そんな、ジャックは俺のこと、嫌いなの?」

 

そうだよね、あんな傷を見た後だ。俺の事なんか、誰も好きにならないよね。

 

俺は、ため息をついた。

そしたら、何故か龍可がぎゅっと、抱き締めてくれた。

 

十六夜「何龍亞を泣かしてるのよ。謝ってよ。」

 

そう言い、アキ姉ちゃんはジャックを離した。

ジャックは、俺の前まで来て、目線を合わしてきた。

 

ジャック「龍亞、その、大丈夫だ。本当に嫌いじゃない。どちらかと言えば、好きな方だ。」

 

龍亞「ほ、本当に!やった、嬉しいな。」

 

俺は嬉しくて、ジャックに抱きついた。

 

ジャック「ば、バカ、そんなことしたら、おい、落ち着け二人とも、うゎぁぁ!!」

 

ジャックの叫び声がこだました。




更新が遅れてすみません。
私事でした。

そう言えば今回、遊星がほとんど空気でしたね。
忘れてませんよ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。