ディヴァイン「こ、これが新しい可能性、エクシーズ召喚か…。
近い…だが、あれとは違う。あれよりも、光を感じる…。」
暦「ディヴァイン、お前は何の事を言っているんだ!
そう言えばお前、あの時に何を見たんだ。それと関係があるのか。」
ディヴァイン「お前の目的は、このデュエルで私達の過去との決着だろ?
全てを知りたければ、私に勝つしか道は無い。」
暦「そうだったな。なら、遠慮はしないぞ!
《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》で《アルティメル・ブレイン・テュポーン》に攻撃!
『エターナル・ブラッド』」
暦「《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》は、戦闘では破壊されない!
お前のモンスターだけ、くだけ散れ!」
ディヴァイン「ならば、伏せカード永続罠《破滅の呪い》を発動。
このカードが自分フィールドに有る限り、私のサイキック族モンスターは戦闘では破壊されない。
そして、お互いのエンドフェイズ毎に、私のフィールドのモンスターは、攻撃力を500Pアップする。」
暦「チッ!小賢しいカードだな。まぁ、それがお前らしいけど。
だったら、俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」
~~~ディヴァイン3ターン目~~~
ディヴァイン「私のターンドロー。
さっきお前は、私にあの時何を見たのか聞いたな。
なら、私もお前に聞きたい。お前は何を見たんだ。
お前ほどの男が、私なんかに何時までも関わり続けるのも、それが原因か?」
ディヴァインにそう聞かれた暦は、窓の外の景色を見た。
既に、太陽は沈み始めて辺りに、夜のとばりが広がろうとしていた。
暦「あの時も、こんな肌寒い夜だったな。
俺もデュエルで負けてないのに、お前に教える訳にはいかない。
だが、俺はあの時に3つ見たんだ。」
ディヴァイン「3…3つも見ただと!
そんな…、そんな酷い事だなんて考えもしなかった…。
それほど、お前は背負わされていたなんて。」
暦「その時の1つに、俺とお前、そしてサイスとルドカーさんが、仲良く笑い合っていたんだ。
けど、ルドカーさんはもういない。」
暦「あれは、覆る事は絶対に無い。
なら、あの笑顔は何だったのかを知りたいんだ。」
ディヴァイン「……、今さらやり直せる訳無いさ。
私はこんな底辺まで堕ち、お前とは仲違いしている。
それが、私達の真実だ。」
暦「そうかもな。俺は何を、期待してたんだろうな。
でも…俺は今でも、お前の事は大切な仲間だと、想ってるよ。」
ディヴァイン「暦…。
だが、私にも背負わされた事がある!デュエルを続行させる。
《アルティメル・ブレイン・テュポーン》で《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》に攻撃!
『ティターン・エトナ・ノヴァ』」
暦LP 1100 ディヴァインLP 3400
ディヴァイン「私はこれで、ターンエンドだ。」
2人だけがわかる、2人だけの会話。
それが、何を示すのか。
どんな話なのかが、私達にもわかる日まで、ゆっくり待つしかないですね。