龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第171話

ディヴァイン「こ、これが新しい可能性、エクシーズ召喚か…。

近い…だが、あれとは違う。あれよりも、光を感じる…。」

 

暦「ディヴァイン、お前は何の事を言っているんだ!

そう言えばお前、あの時に何を見たんだ。それと関係があるのか。」

 

ディヴァイン「お前の目的は、このデュエルで私達の過去との決着だろ?

全てを知りたければ、私に勝つしか道は無い。」

 

暦「そうだったな。なら、遠慮はしないぞ!

《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》で《アルティメル・ブレイン・テュポーン》に攻撃!

『エターナル・ブラッド』」

 

暦「《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》は、戦闘では破壊されない!

お前のモンスターだけ、くだけ散れ!」

 

ディヴァイン「ならば、伏せカード永続罠《破滅の呪い》を発動。

このカードが自分フィールドに有る限り、私のサイキック族モンスターは戦闘では破壊されない。

そして、お互いのエンドフェイズ毎に、私のフィールドのモンスターは、攻撃力を500Pアップする。」

 

暦「チッ!小賢しいカードだな。まぁ、それがお前らしいけど。

だったら、俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 

~~~ディヴァイン3ターン目~~~

ディヴァイン「私のターンドロー。

さっきお前は、私にあの時何を見たのか聞いたな。

なら、私もお前に聞きたい。お前は何を見たんだ。

お前ほどの男が、私なんかに何時までも関わり続けるのも、それが原因か?」

 

ディヴァインにそう聞かれた暦は、窓の外の景色を見た。

既に、太陽は沈み始めて辺りに、夜のとばりが広がろうとしていた。

 

暦「あの時も、こんな肌寒い夜だったな。

俺もデュエルで負けてないのに、お前に教える訳にはいかない。

だが、俺はあの時に3つ見たんだ。」

 

ディヴァイン「3…3つも見ただと!

そんな…、そんな酷い事だなんて考えもしなかった…。

それほど、お前は背負わされていたなんて。」

 

暦「その時の1つに、俺とお前、そしてサイスとルドカーさんが、仲良く笑い合っていたんだ。

けど、ルドカーさんはもういない。」

 

暦「あれは、覆る事は絶対に無い。

なら、あの笑顔は何だったのかを知りたいんだ。」

 

ディヴァイン「……、今さらやり直せる訳無いさ。

私はこんな底辺まで堕ち、お前とは仲違いしている。

それが、私達の真実だ。」

 

暦「そうかもな。俺は何を、期待してたんだろうな。

でも…俺は今でも、お前の事は大切な仲間だと、想ってるよ。」

 

ディヴァイン「暦…。

だが、私にも背負わされた事がある!デュエルを続行させる。

《アルティメル・ブレイン・テュポーン》で《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》に攻撃!

『ティターン・エトナ・ノヴァ』」

 

暦LP 1100 ディヴァインLP 3400

 

ディヴァイン「私はこれで、ターンエンドだ。」




2人だけがわかる、2人だけの会話。

それが、何を示すのか。
どんな話なのかが、私達にもわかる日まで、ゆっくり待つしかないですね。
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