龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

172 / 241
第172話

~~~暦3ターン目~~~

暦「俺のターンドロー!

ディヴァイン、俺達はどれだけあの日から抗っても、未来に希望が無くても、俺達には逃れる事の出来ない過去がある。」

 

暦「だが、俺はそれを受け入れたい。

このカードに、俺とお前のこれからの全てをかける!

伏せカード《未来への分岐》を発動。」

 

暦「自分ライフが、相手のライフより2000P以下の時、カード名を1つ選択する。

その後、相手は俺のデッキからカードを1枚選び、そのカードを手札に加える。

もし、そのカードが選択したカードなら、相手ライフを2000P減らす。違ったら、俺は2000Pのダメージを受ける。」

 

ディヴァイン「フン、このままでは勝てないとわかったから、一か八かの賭けに出たか。

だが、その賭けは命懸けだぞ?」

 

暦「わかってるさ。それこそが、俺達の運命だ。

この賭けに勝てば、俺は自分に枷られた運命を、喜んで受け入れよう。

さぁ行くぞ!俺が選択するカード名は《RUM-The Dark Rular》だ!ディヴァインよ、カードを選べ!」

 

ディヴァイン「お前らしい、運命のケジメだな…。

なら、私も最後まで付き合おう。

私が選ぶのは、このカードだ!」

 

暦は、ディヴァインの選んだカードを恐る恐る見た。

 

暦「やった…やったぞ!お前が選んだカードは《RUM-The Dark Rular》だ!

俺は手札から《RUM-The Dark Rular》を発動!」

 

暦LP 1100 ディヴァインLP 1400

 

暦「俺は《PNo.109ナイト・オブ・ヴァンパイア》1体で、オーバーレイネットワークを再構築、カオスエクシーズチェンジ!」

 

暦「暗黒の古城に住む王よ、我との血の契約を持って、この世に舞い戻れ!

エクシーズ召喚!これが闇の王、そして俺達を運命へと導く光《PCNo.109キング・オブ・ヴァンパイア》」

 

ディヴァイン「それが、お前の切り札か…。

運命へと導く光…、これが光…。」

 

暦「そうだ!《PCNo.109キング・オブ・ヴァンパイア》が、エクシーズ召喚に成功した時、相手フィールドの魔法、罠カードを全て破壊する!」

 

暦「これで《アルティメル・ブレイン・テュポーン》の攻撃力は、元の3000に戻った!

さらに《PCNo.109キング・オブ・ヴァンパイア》の、オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手フィールドのモンスター全ての効果を無効にし、無効にたモンスター1体につき、攻撃力を1000Pアップする!」

 

暦「この攻撃で、終わりだ!

《PCNo.109キング・オブ・ヴァンパイア》で《アルティメル・ブレイン・テュポーン》に攻撃!

『ナイトメア・オブ・ザ・ブラッド』」

 

暦LP 1100 ディヴァインLP 0

 

~~~デュエル終了~~~

 

暦「ディヴァイン…ディヴァイン大丈夫か!

おいしっかりしろ!」

 

暦は、倒れているディヴァインに駆け寄り、上体を起こさせた。

 

ディヴァイン「フッ…、お前にしん…ぱいされる様じゃ…、この…私も終わり…だな…。

そう言えば、私…が見た物だったな…。」

 

ディヴァインは、最後の力を振り絞って、暦に自分があの日に見た事を耳打ちした。

 

暦はその内容に驚いたが、そのお陰で自分が見た事、そして自分の運命がわかった。

 

暦「ディヴァイン、お前は最後までこの未来を避けようとしてたのか…。

それで、こんな研究所まで作って。

すまないディヴァイン、例えこの世に危機が訪れても、俺は抗わない。」

 

そう言って暦は、息を引き取ったディヴァインの為に、小さな墓を作った。

 

そして、龍亞の下へと歩いて行った。




全てが謎だらけの、2人のデュエルが終わりました。

この戦いが終わったら、暦達の過去を書きたいと想っております。
全ての始まり、そして希望の終わりのお話です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。