~~~ダークシグナーの隠れ家~~~
鬼柳「龍亞様、この鬼柳見事に不動遊星を連れて参りました。」
鬼柳は、連れてきた遊星を雑に放り投げると、龍亞の前に跪いた。
龍亞「鬼柳お帰り!鬼柳なら、絶対に遊星に勝つって、信じてたよ。」
龍亞の言葉に、鬼柳は喜びの余りに、嬉し涙を流してしまった。
鬼柳「龍亞様から、お褒めの言葉をいただけるなんて、これ程の名誉は、他にありません。
それよりも龍亞様、見ない内に人が増えていますね。」
ダークシグナーの仲間以外の人達を見て、鬼柳は少し疑問に思い、龍亞に聞いた。
ルイズ「そう言えば、鬼柳には言ってなかったね。
これが、新しい龍亞の仲間…そして、龍亞の為に全てを捧げる者達だよ。」
鬼柳「そうだったのですか。それならばこの鬼柳、より一層龍亞様の為に生き無ければいけません!」
龍亞「玄関での話もなんだから、中に入ってよ鬼柳。
さぁ速く。」
龍亞に手を引かれて、鬼柳は部屋の中へと入っていった。
そして、後から合流した鬼柳と皆が、仲良く話していた時、隠れ家の玄関が開いた。
暦「よう龍亞、久しぶりだな!元気してたか…。
ってあれ?何だか、空気が変だな…。」
暦の元気な登場に、さっきまでの雰囲気から一変、場の空気が凍った。
暦は、周りをゆっくり見渡して少し考えた。
そして、今起きている事をしっかりと理解できた。
暦「え~と、龍亞以外は知らん顔だな。
一応自己紹介しとく、俺の名前は鬼灯暦23歳だ。
まぁ少なくとも、お前達の味方だか…ら!」
暦が言い終わると同時に、龍亞が物凄い勢いで、暦に向かって走っていった。
そして、暦はその勢いに尻餅をついていた。
暦「ゴホッゴホッ!龍亞、久しぶりの挨拶がこんなタックルは無いだろ?」
龍亞「ごめんない…。でも、会いたかったよ暦兄ちゃん!今まで、何処に行ってたんだよ!」
龍亞は、暦の胸の中で静かに、涙を流していた。
それに気づいた暦は、優しく龍亞の頭を撫でた。
暦「すまねぇな龍亞、お前に寂しい想いさせて。
だが、俺にもやらなければならない事があったんだ。」
龍亞「うん。わかってるよ暦兄ちゃん。
それも全部、俺の為だったんでしょ?なら、全然気にしてないよ!」
龍亞はそう言って、暦に最高の笑顔を見せた。
龍可「あの…龍亞。その人と、どんな関係があるの?
それに、お兄さんって何の話!」
2人だけの謎の空間に、龍可が勇気を出して入っていった。
龍亞「そう言えば、龍可には何を説明してなかったね。
この人は暦兄ちゃん。龍可を除けば、この中で一番速く、俺の事を大切にしてくれた人だよ。」
暦「ご紹介の通りだ。まぁ、何と言うかよろしくな龍亞の妹の、龍可ちゃん。」
暦は、龍可に向かって右手を伸ばした。
そして龍可は、まだ全てを理解していないが、龍亞の大切な人だということはわかり、その握手に応じた。
これで、役者が全て隠れ家に揃いました。
これから何が行われるのか、全くわかりません!
龍亞と暦の出会いは、ルチアーノよりも前だったのですね。