龍可「暦さんが、龍亞の味方ということはわかったわ。
でも、どうして貴方はここに来たの?」
龍亞「そう言えばそうだね。暦兄ちゃんは、なんで俺がここにいるって、わかったの?」
龍亞は、まだ自分の頭を撫でている暦の顔を見て聞いた。
ミスティ「龍亞様それは、私が暦に教えたからでございます。」
龍亞「あれ?ミスティは、暦兄ちゃんの事を知ってたの?それだったら、その事を俺に教えてくれても、良かったのに。」
龍亞は、少しだけ不機嫌になってミスティと暦を、交互に見た。
暦は龍亞を抱き上げ、その場から立ち上がって、龍亞に肩車をした。
暦「すまんすまん。お前をびっくりさせようと、俺が内緒にしてもらったんだ。
ミスティとは、お前と別れてから数年後に会ったんだ。」
暦はそう言って、ソファーの前へと歩いて行き、龍亞をそのソファーに座らせた。
暦「シグナーは全員、龍亞の仲間達に敗北しここに揃った。
お前の作戦を良くは知らないけど、最後に何かをするんじゃ無いのか?」
暦に言われ、龍亞は自分の最終目的を思いだし、ハッとした。
龍亞「そうだった!皆、悪いんだけど、奥の部屋に遊星とクロウとアキ姉さんを、連れてってくれない?
そこで、最後の仕上げをするから。暦兄ちゃんも、絶対に見守っててね!」
龍亞からの命令に、ボマーがアキを、ジャックがクロウを、鬼柳が遊星を奥の部屋へと運んでいった。
そして、残りのメンバーもゆっくりと3人の後を追って、部屋へと入っていった。
龍亞「ルイズ、暦兄ちゃん、そんな所で立ってないで、速く来てよ。」
龍亞も、急いで部屋に入っていった。
暦「やれやれ…、あの元気。若いって良い事だね、全く。
さてと、君は龍亞と一緒に行かないのか?」
暦は、龍亞を見届けた後に、近くにいたルイズを見てそう聞いた。
ルイズ「ボクは、龍亞の中でお前を見ていた。
だから、お前が龍亞の味方って事はわかってる。だけど、わからない事がある。」
暦「龍亞の中で…、あぁ!お前がミスティの言ってた、ルイズって子か。
で、わからない事って何だ?俺の答えれる事なら、答えるよ。」
ルイズ「なら聞くよ。ボクは、元は闇その物だった。
だから、他人の闇が今も良く見えるんだ。」
ルイズ「だけど、お前から見える闇はなにかが違う。
大きさも質も量も、全てが見た事が無いんだ!
種類は違うけど、龍亞よりも深く悲しい闇だ。」
暦「そうだな…。まぁ、君になら教えるか。
今から言うことは、絶対に龍亞には内緒だよ?」
そう言って暦は、ある事を洗いざらいルイズに話した。
それを聞いたルイズは、その話の内容に驚きを隠せなかった。
ルイズ「そ…そんな…、だったら、お前は…。」
暦「まぁまぁ、君の言いたい事は良くわかる。
けど、俺は運命を受け入れたんだよ。」
暦はそれだけ言うと、奥の部屋に入っていった。
龍亞は、シグナーを集めて、何をするのでしょう!
そして、暦がルイズに話した事の内容とは!
全く、予想が出来ません。