龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第18話

遊星「さて、これからどうするんだ。」

 

遊星は、誰にも相手にされてなかったからか、少しすねていた。

 

十六夜「それはもう、龍可と決めたのよ。」

 

龍可「そうよ。それは…」

 

二人は、微笑みながら顔を、見合わせた。

 

十六夜・龍可「皆で、銭湯に行きましょう。」

 

す、凄い。息ぴったりだ。

 

ジャック「銭湯だと、キングであるこの俺が、そんな庶民の場所など。」

 

十六夜「別に貴方は来なくて良いのよ。」

 

さっきの事があったからか、アキ姉ちゃんがジャックへの態度が、冷たい。

 

龍亞「ジャックは、来ないの?一緒に行こうよ。」

 

遊星「そうだぞジャック。龍亞も頼んでるんだ。」

 

するとジャックは、おれてくれた。

 

ジャック「全く、龍亞が言うからだぞ。」

 

~~~銭湯~~~

 

龍亞「へぇ~、ここが銭湯か。大きいな。」

 

龍可「凄いでよ龍亞。しかも貸しきりよ。」

 

貸しきり!凄いな。

こんなに広い所を貸しきりにするなんて、何があったんだろう。

 

遊星「それじゃあアキ、俺達はここで。」

 

遊星はそう言うと、俺を引っ張って暖簾のかかった所の、中に入っていった。

 

~~~男湯~~~

 

俺達は脱衣場についた。

初めて見るものばかりで、俺は凄く興奮していた。

 

ジャック「やれやれ龍亞、速く服を脱いで籠に入れろ。」

 

へぇ~この籠に、脱いだ服を入れるのか。

けど、二人は知ってるとはいえ、あんまり肌を見せたくないな。

 

龍亞「あのさ、二人とも先に入っててよ。」

 

二人は、不思議がってたが、なんとなく察してくれて、先に行ってくれた。

 

俺は服を脱いだ。

その時、目の前の鏡に写る自分の姿を見て、俺は傷跡を手でなぞった。

 

遊星「ん、龍亞やっときたか。」

 

これが銭湯。色々な温泉があって凄い所なんだ。

 

ジャック「何してるんだ、速く来い。洗ってやる。」

 

俺は、半ば無理矢理ジャックの前に座らせれ、頭と体を洗って貰った。

 

龍亞「やっぱり、シグナーの痣って、普段も見えるんだ。」

 

お湯に浸かりながら俺は、二人に訪ねた。

 

遊星「そうだけど、どうしたんだ?」

 

龍亞「だって、それって選ばれた証じゃん。俺だって、強くなりたいんだ。」

 

俺は、自分の右腕を見つめた。

そこには、二人みたいな力の印はなく、あるのはおぞましい過去の傷跡しかない。

 

ひ弱で、無力の証だ。

それを見て俺の目には、涙が流れていた。

 

龍亞「龍可だって、アキ姉ちゃんだって、弱い俺なんて、いつか捨てちゃうに決まってる。」

 

俺は、両膝を抱えて、震えていた。

 

龍亞「それが怖いんだ。龍可達に捨てられたら俺、誰もいないだ。」

 

遊星「龍亞…」

 

すると、ジャックが無言で頭を撫でてきた。

 

ジャック「何かと思えば、そんなことか。あいつらは、そんなことでお前を見捨てたりはしない。信じてやれ。」

 

ジャック…、そうだよね。

そんな事を気にする二人じゃないよね。

 

それに、いつか俺だって強くなって、皆を守れる様になるんだ。




あれ?気のせいかな。
龍亞とジャックの絡みが多い気がするぞ。

私としては、健全な恋愛を龍亞にはしてほしいけど…。
最後に龍亞が幸せになればいいかな~なんて。

こういうほのぼのとしたのって良いですね。

けど、この後にシリアスが待ってると思うと、ちょっと辛いですね。
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