~~~龍亞3ターン目~~~
龍亞「俺のターンドロー。俺は《パワー・ツール・ドラゴン》の効果発動。
デッキから、装備魔法をランダムに手札に加える。」
龍亞「そして、手札から装備魔法《重力の鏡》を《シューティング・スター・ドラゴン》に装備。
このカードを装備したモンスターは、効果を無効にし、攻撃宣言をする事が出来ない。
その代わり、装備モンスターをコントロールするプレイヤーは、ドローフェイズにカードをもう1枚ドロー出来る。」
龍亞「これで、遊星の攻撃を防いだ。
俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ。」
暦「うん?確かあのカードは…。
全く、相変わらず龍亞は心優しい奴だよ。こんな時でも、あいつらの為に動くなんて。」
ルイズ「それはどう言う事なの暦!あのカードって、何の事なの。」
暦「まぁまぁ、落ち着けよルイズ。次の遊星のターンに、全てがわかるよ。」
~~~遊星3ターン目~~~
遊星「俺のターン…、ドロー!」
龍亞「この瞬間、伏せカード《死神の激薬》を発動。
相手は、自分フィールドのモンスターの、攻撃力分のダメージを受けるか、そのモンスターを破壊するかを選ぶ。
さぁ遊星、自分のライフを残すか《シューティング・スター・ドラゴン》を助けるか。」
遊星「攻撃力分のダメージだと。それを受ければ、俺はデュエルに負けてしまう…。」
暦「そうだ。これが、お前に与えられた最後の試練だ!
この試練を、お前は乗り越えればならない。
さぁ、選べ遊星!自分の命か、それとも繋がりか!」
遊星「俺に与えられた試練だと…。自分の命か、繋がりかだと…。
そんなもの、どちらを選ぶかなんて、決まっている。」
遊星「俺が選ぶのは……《シューティング・スター・ドラゴン》を残す事だ!」
暦「ほぉ~、思い切った選択だな。だが、それだとお前はダメージで、敗けが決定するぞ?
それに、そのモンスターはお前を見捨てているんだぞ?
それなのに、お前は《シューティング・スター・ドラゴン》を、選ぶのか?」
遊星「確かに、俺は既に《シューティング・スター・ドラゴン》そして《スターダスト・ドラゴン》に見捨てられている。
だが、それでも俺はこいつと過ごしたこれまでの日々を、自分の為だけに消す訳にはいかないんだ!」
暦「成る程、それは良くわかったよ…。だが、お前が負ければシティの人達はどうなる?
それこそ、お前の為だけに消す訳にはいかんだろ?」
遊星「わかっている。例え俺が負けても、アキやクロウがいる。それに、まだシティは死んでいない!」
暦「…クッフフ、フハハハハ!やっぱり、俺の言った通りだろ龍亞。」
龍亞「うん。暦兄ちゃんの言う通り、遊星はやっぱり誇り高きデュエリストだよ。
《スターダスト・ドラゴン》への想いは、本物だよ。」
龍亞「心配しないで遊星。《重力の鏡》の効果で、このカードを破壊して、効果ダメージを無効にしたから。
それに、遊星が勝っても負けても、シティの人達は元に戻すよ。」
遊星「どういう事だ龍亞…。じゃあ始めからお前は、これを狙ってたと、言うのか…。
だけど、これはお前の復讐のはずじゃ無いのか!」
龍亞「遊星の聞きたい事は、良くわかるよ。
確かに俺は、シティの人達や遊星達に戦いを挑んだ。
でも、それは復讐の為じゃない。俺の気持ちの決別の為なんだよ。」
暦「その通り。始めから龍亞は、お前達シグナーと戦って、勝利する事でシティから離れるんだよ。
それが、龍亞の決別であり、お前達とのケジメだ。」
皆さん、勘違いしていますが、別に龍亞は遊星達やシティの人達を殺すとか、消すとか、そんな事は考えてもいません。
ただ、デュエルで勝ちたいと想っているだけです。
そして、遊星と《スターダスト・ドラゴン》との、絆を取り戻しただけです。
その為に、ちょっとヒールをかってでたけど。