龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第186話

遊星「龍亞、本当にシティから出ていくのか…。」

 

デュエルが終わると、遊星は龍亞に心配そうに聞いた。

 

龍亞「ごめんね遊星、もう決定してるんだ。

それに、今すぐ出てく訳じゃ無くて、明日出ていく予定だよ。」

 

遊星「そうか。龍亞が、1人で考えて決めた事なら、俺が何かを言う資格は無い。

龍亞、今まで本当にすまなかった。これからは、自分の幸せを掴めよ!」

 

龍亞「遊星、もう帰っちゃうの?もっと色々、話そうよ…。」

 

龍亞は遊星にそう言ったが、遊星は笑顔で振り向いた。

 

遊星「俺達は、お前達の敵だったんだ。いつまでも、ここにいるわけには、いかないさ。

それに、お前とはデュエルで、言葉以上の事を感じ合えた。それだけで、今は充分さ。

またな龍亞。今度会う時は、最初から笑い合おうな!」

 

遊星はそう言うと、アキとクロウを連れて部屋から出ていった。

その後ろ姿を、龍亞はしっかりと目に焼き付けた。

 

龍亞「やっぱり、遊星はかっこよかったよ…。

さて、俺は明日にはこのシティから出ていくけど、皆はどうするの?」

 

龍亞は涙を拭いながら、皆に聞いた。

 

ルイズ「ボクは当然、龍亞と死ぬまで一緒だよ。

龍亞のいない生活なんで、あり得ないからね!」

 

ルチアーノ「ボクも龍亞についてくよ…。と言いたいけど、一旦はイリアステルの所に行かなきゃ駄目なんだ。

始末書とか、書かなきゃいけないからね。」

 

龍亞「ありがとう2人とも、こんな俺についてきてくれるなんて…、本当にありがとう。」

 

そう言いながら龍亞は、ルイズとルチアーノに抱きついた。

2人は、鼻血を出しながら、嬉しそうに笑っていた。

 

ボマー「龍亞様ルイズ様、私達は故郷に帰ります。

少しでも、故郷に尽くそうと思っています。」

 

ルイズ「そうか、わかったよボマー。兄弟共々、仲良く暮らすんだよ。」

 

ジャック「龍亞俺は、カーリーと一緒にサイスを探す旅に出る。」

 

龍亞「そうなんだ、ジャック頑張ってね!

…それで、サイスって誰?」

 

サイスについては、横にいた暦が龍亞に教えた。

 

ミスティ「龍亞様、私は仕事で少し休みを貰いましたので、色々は場所を見て回ろうと思います。」

 

龍亞「世界旅行か…、楽しそうだね!

そういえば、鬼柳はどうするの?」

 

鬼柳「俺ですか!俺はその…、えっと…。」

 

たどたどしい鬼柳に、ルイズが耳打ちをした。

 

ルイズ「そんなにミスティが心配なら、一緒に行けば良いじゃん。これを逃したら、いつまでも仲間以上には、進展しないよ。良いの?旅先で、他の男に取られるよ。」

 

鬼柳「なっ!別に俺は、そんなつもりなんて…!

ルイズ様!何を言うのですか!」

 

鬼柳は、激しく赤面しながら、ルイズとミスティを交互に見た。

 

ミスティ「フフッ、私とトビーだけじゃ心細いわ。

私達を護ってくれる、ボディーガードが欲しいと思うの。引き受けてくれるわね鬼柳?」

 

ルイズ「やったじゃん鬼柳。もしかしたら、脈ありかもよ。」

 

鬼柳「茶化さないで下さい!ですが、ミスティがそう言うなら、しょうがねぇな…。」

 

龍可「龍亞、私も貴方についていくわ!」

 

龍亞「龍可でも…、わかった。もう何も聞かないよ。

一緒に、幸せになろうね!」

 

そんな皆を、暦は見届けながら、静かに部屋から出ていった。

 

暦「全く、進むべき場所があるって、美しいもんだね。

さて、俺も最後の仕上げをするか…。」

 

暦はそう言いながら、凍てつく月夜を歩いていった。

 

~~~治安維持局後~~~

 

瓦礫の山となった、治安維持局後に1人の男が立っていた。

 

「確か、この辺りのはずじゃ…あったあった!」

 

その男は、目の前に落ちていたある物を、嬉しそうに拾った。

それは、あの破壊神のカードである。

 

「感じる感じる、恐怖と怒り、そして復讐心。

これだけの負のオーラなら、あの人の計画に少し位は、役立つだろ。」

 

龍亞達はまだ、気づいてはいなかった。

1つの争いが終われば、また争いに巻き込まれている。

 

そしてこの争いが、世界を破滅に導いているなんて…。




全てが終わった…と思ったら、謎の人物の登場です!
破壊神のカードを使って、何をするのでしょう。

書けませんでしたが、御影さんはセキュリティに残りました。
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