遊星「龍亞、本当にシティから出ていくのか…。」
デュエルが終わると、遊星は龍亞に心配そうに聞いた。
龍亞「ごめんね遊星、もう決定してるんだ。
それに、今すぐ出てく訳じゃ無くて、明日出ていく予定だよ。」
遊星「そうか。龍亞が、1人で考えて決めた事なら、俺が何かを言う資格は無い。
龍亞、今まで本当にすまなかった。これからは、自分の幸せを掴めよ!」
龍亞「遊星、もう帰っちゃうの?もっと色々、話そうよ…。」
龍亞は遊星にそう言ったが、遊星は笑顔で振り向いた。
遊星「俺達は、お前達の敵だったんだ。いつまでも、ここにいるわけには、いかないさ。
それに、お前とはデュエルで、言葉以上の事を感じ合えた。それだけで、今は充分さ。
またな龍亞。今度会う時は、最初から笑い合おうな!」
遊星はそう言うと、アキとクロウを連れて部屋から出ていった。
その後ろ姿を、龍亞はしっかりと目に焼き付けた。
龍亞「やっぱり、遊星はかっこよかったよ…。
さて、俺は明日にはこのシティから出ていくけど、皆はどうするの?」
龍亞は涙を拭いながら、皆に聞いた。
ルイズ「ボクは当然、龍亞と死ぬまで一緒だよ。
龍亞のいない生活なんで、あり得ないからね!」
ルチアーノ「ボクも龍亞についてくよ…。と言いたいけど、一旦はイリアステルの所に行かなきゃ駄目なんだ。
始末書とか、書かなきゃいけないからね。」
龍亞「ありがとう2人とも、こんな俺についてきてくれるなんて…、本当にありがとう。」
そう言いながら龍亞は、ルイズとルチアーノに抱きついた。
2人は、鼻血を出しながら、嬉しそうに笑っていた。
ボマー「龍亞様ルイズ様、私達は故郷に帰ります。
少しでも、故郷に尽くそうと思っています。」
ルイズ「そうか、わかったよボマー。兄弟共々、仲良く暮らすんだよ。」
ジャック「龍亞俺は、カーリーと一緒にサイスを探す旅に出る。」
龍亞「そうなんだ、ジャック頑張ってね!
…それで、サイスって誰?」
サイスについては、横にいた暦が龍亞に教えた。
ミスティ「龍亞様、私は仕事で少し休みを貰いましたので、色々は場所を見て回ろうと思います。」
龍亞「世界旅行か…、楽しそうだね!
そういえば、鬼柳はどうするの?」
鬼柳「俺ですか!俺はその…、えっと…。」
たどたどしい鬼柳に、ルイズが耳打ちをした。
ルイズ「そんなにミスティが心配なら、一緒に行けば良いじゃん。これを逃したら、いつまでも仲間以上には、進展しないよ。良いの?旅先で、他の男に取られるよ。」
鬼柳「なっ!別に俺は、そんなつもりなんて…!
ルイズ様!何を言うのですか!」
鬼柳は、激しく赤面しながら、ルイズとミスティを交互に見た。
ミスティ「フフッ、私とトビーだけじゃ心細いわ。
私達を護ってくれる、ボディーガードが欲しいと思うの。引き受けてくれるわね鬼柳?」
ルイズ「やったじゃん鬼柳。もしかしたら、脈ありかもよ。」
鬼柳「茶化さないで下さい!ですが、ミスティがそう言うなら、しょうがねぇな…。」
龍可「龍亞、私も貴方についていくわ!」
龍亞「龍可でも…、わかった。もう何も聞かないよ。
一緒に、幸せになろうね!」
そんな皆を、暦は見届けながら、静かに部屋から出ていった。
暦「全く、進むべき場所があるって、美しいもんだね。
さて、俺も最後の仕上げをするか…。」
暦はそう言いながら、凍てつく月夜を歩いていった。
~~~治安維持局後~~~
瓦礫の山となった、治安維持局後に1人の男が立っていた。
「確か、この辺りのはずじゃ…あったあった!」
その男は、目の前に落ちていたある物を、嬉しそうに拾った。
それは、あの破壊神のカードである。
「感じる感じる、恐怖と怒り、そして復讐心。
これだけの負のオーラなら、あの人の計画に少し位は、役立つだろ。」
龍亞達はまだ、気づいてはいなかった。
1つの争いが終われば、また争いに巻き込まれている。
そしてこの争いが、世界を破滅に導いているなんて…。
全てが終わった…と思ったら、謎の人物の登場です!
破壊神のカードを使って、何をするのでしょう。
書けませんでしたが、御影さんはセキュリティに残りました。