龍亞「もう、ネオドミノシティがあんなに後ろに見えるね。」
龍亞は、ふと足を踏み止めて後ろを向いた。
ルイズ「そうだね龍亞。思えば、龍亞が自由になるこの日まで、長い年月だったね。
でもこれからは、あんなクソの様な所で人生を無断にしなくてすむね。」
リーシャ「そうよ。これからは、私達と一緒に幸せになるのよ…、ちょっとルイズ!何龍亞に引っ付いてるのよ!」
龍可「そうよ!貴方だけの龍亞じゃ無いのよ!ってリーシャも、どさくさに紛れて龍亞に抱きつかないでよ!」
3人は、その場でちょっとした口喧嘩を始め出した。
それを龍亞は、微笑ましそうに見ていた。
何故なら、皆はお互いを嫌っている訳では無い事を、龍亞は気づいているからである。
もちろん3人供も、お互いを認め合っている。
龍亞「3人供、口喧嘩も程々にね。
にしても、俺の中ではあのネオドミノシティが、世界の全てだった。でも…。」
龍亞はそう言って、目の前の崖から下の景色を眺めた。
そこには、沢山の街や人、見た事も無いもので溢れていた。
龍亞「世界って、こんなにも広くて綺麗で、こんなにも希望に道溢れているんだね!
それに、俺は今以上に幸せは求めないよ。」
龍可「ど、どうしてなの龍亞!貴方は、誰よりも幸せになる、権利があるのに!」
龍亞「だって、独りだった俺に何よりも大切な、仲間を造ってくれたルイズ。
壊れかけた心に、暖かい優しさをくれたリーシャさん。
そして、俺の唯一の大切な家族になってくれた龍可。」
龍亞「それ以上の幸せなんて、この世に存在しないと想ってるんだ。
俺は、世界一の幸せ者だよ。ありがとう皆、愛してるよ。」
龍亞は、とびっきりの笑顔で3人に微笑んだ。
それを見た3人は、嬉しさの余り泣き出して、龍亞に抱きついた。
ルイズ「龍亞!ボクも愛してるよ!」
龍可「私もよ龍亞!誰よりも愛してるわ。」
リーシャ「何言ってるのよ?私が1番愛してるに、決まってるでしょ?好きよ龍亞。」
4人が、ラブラブしていると、誰かが近づいてきた。
暦「全く、お前はモテモテで羨ましいね龍亞。
元気してたか?」
龍亞「アッ!暦兄ちゃん!暦兄ちゃんこそ、元気だった?
突然、俺達の前からいなくなっちゃったんだもん。」
暦「すまんすまん。色々とやる事があってな。他の連中の、見送りをしたかったんだがな。」
そう言うと暦は、龍亞に1枚の紙を渡した。
その紙には、何処かへの道のりと、謎の住所が書いてあった。
暦「この紙の通りに進むと、小さな町がある。
その町には、既にお前達の住む家を用意して貰った。
今日からそこが、お前達の新しい愛を育む場所だな…なんてね。」
暦は少しずつ茶化したが、龍亞は暦の準備の速さ、そしてそこまでしてくれる、優しさに感謝していた。
暦「まぁなんだ、俺がしてやれるのはここまでた。
元気でな。それに忘れんなよ、これからもずっと俺は、お前の仲間だからな。じゃあまたな!」
暦は、そのまま龍亞達の目的地とは逆の方に、歩いていった。
龍亞「暦兄ちゃん、ありがとう!俺だって、暦兄ちゃんの事、大好きだよ!」
こうして、龍亞達の新しい生活が始まろうとしていた。
今日はバレンタインデーですね。
本当なら、バレンタインネタを書きたかったのですが、時間とネタがありませんでした。
ですので明日、1日遅れのバレンタインを出来れば良いな…、と思っております。