龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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本日は、バレンタイン特別編です。


第189話

龍亞「ルイズ、龍可、リーシャさん。いつもありがとう。これ、俺の手作りのチョコレートなんだ、受け取ってよ。」

 

龍亞の手には、綺麗にラッピングされた袋が握られていた。

 

ルイズ「どうして、ボク達にチョコレートを?」

 

龍亞「あれ?ルイズは知らないの?今日は、バレンタインデーだよ。」

 

ルイズ「いや、バレンタインデーは知ってるけど…。」

 

龍可「そうよ。バレンタインって、女が好きな男にチョコレートや、お菓子をあげる日じゃ無かったっけ?」

 

龍可の言葉に、龍亞は驚いていた。

 

龍亞「バレンタインデーって、そんな日だったの?

だって暦兄ちゃんが、バレンタインデーはお世話になった人に、日頃の感謝を伝える日だって言ってたから。」

 

龍亞「だから、皆の分のチョコレートを作って、配ったのに…。

俺のした事って、間違ってたんだね…ごめんね。」

 

龍亞は、少し涙目になりながら、3人に頭を下げた。

 

リーシャ「いや!そんな事無いよ龍亞!私達、龍亞にチョコを貰って、凄く嬉しいわ。

さぁ、ルイズ、龍可。速く龍亞に貰った、チョコを頂きましょう。」

 

リーシャの言葉で、3人は龍亞からのチョコレートを開けた。

そこには、ハート型のチョコに、龍亞からの感謝の言葉が書かれていた。

 

龍可「凄い…。書いてある言葉が、皆それぞれ違うんだね。」

 

ルイズ「そうだね。このチョコから、龍亞の愛を凄く感じるわ!」

 

リーシャ「龍亞、本当にありがとう。

あの…これは、私達からのバレンタインのプレゼントよ。」

 

3人はそれぞれ違うプレゼントを、龍亞に手渡した。

プレゼントを貰った龍亞は、凄く喜んでいた。

 

龍亞「ありがとう皆!皆から、プレゼントを貰えるなんて、本当に俺は幸せだな~。

後は、ルチアーノにチョコレートを渡すだけだな。」

 

すると後ろから、ルチアーノが物凄い勢いで走って来た。

 

ルチアーノ「龍亞~!今日は、バレンタインデーなのに、遅れて来て本当にごめんね!

龍亞に、何をあげようかを、ずっと迷ってたんだ!」

 

龍亞「ルチアーノ、待ってたよ。

はいこれ。俺からのチョコレートだよ。俺の手作りだから、味は保証出来ないけど。」

 

ルチアーノ「龍亞からのチョコレートか…エヘヘ。

龍亞の手作りだから、世界中で1番美味しいよ!絶対!」

 

ルチアーノはそう言うと、龍亞が持っている3つの袋を見た。

そして、ニヤリと笑うと、ポケットから板チョコを取り出した。

 

ルチアーノ「成る程ね。これはお前達の手作りか…。

残念ながらボクは、料理が下手だから、手作りじゃ無い。」

 

ルチアーノ「けど、お前達に負けない事をしてあげるよ!」

 

そう言ってルチアーノは、板チョコを少しだけ自分で食べた。

そして、龍亞の前まで来ると龍亞へとキスをした。

 

ルチアーノの口の中で程よく溶けたチョコレートが、龍亞の口へと運ばれた。

 

龍可「ちょっと!何してるのよ!」

 

リーシャ「ふざけないで!何龍亞に、口移ししてるのよ!」

 

ルイズ「ルチアーノ、ボクはお前に、ゴドウィン以上の殺意を感じたよ…。

今すぐ、殺してやる!」

 

そんな外野にお構い無しに、ルチアーノは龍亞とのキスを堪能した。

 

ルチアーノ「あぁ~美味しかったね龍亞…、あれ?気を失ってる…。

ちょっと龍亞には、刺激が強すぎたかな。」

 

こうして、龍亞達の楽しいバレンタインデーは、幕を閉じたのだった。




龍亞の女子力が、物凄く高いですね。

そして、ルチアーノの大胆さ。なんだか、格好いいくらいです。

私も欲しかったな…バレンタインチョコ…。
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