龍亞「ルイズ、龍可、リーシャさん。いつもありがとう。これ、俺の手作りのチョコレートなんだ、受け取ってよ。」
龍亞の手には、綺麗にラッピングされた袋が握られていた。
ルイズ「どうして、ボク達にチョコレートを?」
龍亞「あれ?ルイズは知らないの?今日は、バレンタインデーだよ。」
ルイズ「いや、バレンタインデーは知ってるけど…。」
龍可「そうよ。バレンタインって、女が好きな男にチョコレートや、お菓子をあげる日じゃ無かったっけ?」
龍可の言葉に、龍亞は驚いていた。
龍亞「バレンタインデーって、そんな日だったの?
だって暦兄ちゃんが、バレンタインデーはお世話になった人に、日頃の感謝を伝える日だって言ってたから。」
龍亞「だから、皆の分のチョコレートを作って、配ったのに…。
俺のした事って、間違ってたんだね…ごめんね。」
龍亞は、少し涙目になりながら、3人に頭を下げた。
リーシャ「いや!そんな事無いよ龍亞!私達、龍亞にチョコを貰って、凄く嬉しいわ。
さぁ、ルイズ、龍可。速く龍亞に貰った、チョコを頂きましょう。」
リーシャの言葉で、3人は龍亞からのチョコレートを開けた。
そこには、ハート型のチョコに、龍亞からの感謝の言葉が書かれていた。
龍可「凄い…。書いてある言葉が、皆それぞれ違うんだね。」
ルイズ「そうだね。このチョコから、龍亞の愛を凄く感じるわ!」
リーシャ「龍亞、本当にありがとう。
あの…これは、私達からのバレンタインのプレゼントよ。」
3人はそれぞれ違うプレゼントを、龍亞に手渡した。
プレゼントを貰った龍亞は、凄く喜んでいた。
龍亞「ありがとう皆!皆から、プレゼントを貰えるなんて、本当に俺は幸せだな~。
後は、ルチアーノにチョコレートを渡すだけだな。」
すると後ろから、ルチアーノが物凄い勢いで走って来た。
ルチアーノ「龍亞~!今日は、バレンタインデーなのに、遅れて来て本当にごめんね!
龍亞に、何をあげようかを、ずっと迷ってたんだ!」
龍亞「ルチアーノ、待ってたよ。
はいこれ。俺からのチョコレートだよ。俺の手作りだから、味は保証出来ないけど。」
ルチアーノ「龍亞からのチョコレートか…エヘヘ。
龍亞の手作りだから、世界中で1番美味しいよ!絶対!」
ルチアーノはそう言うと、龍亞が持っている3つの袋を見た。
そして、ニヤリと笑うと、ポケットから板チョコを取り出した。
ルチアーノ「成る程ね。これはお前達の手作りか…。
残念ながらボクは、料理が下手だから、手作りじゃ無い。」
ルチアーノ「けど、お前達に負けない事をしてあげるよ!」
そう言ってルチアーノは、板チョコを少しだけ自分で食べた。
そして、龍亞の前まで来ると龍亞へとキスをした。
ルチアーノの口の中で程よく溶けたチョコレートが、龍亞の口へと運ばれた。
龍可「ちょっと!何してるのよ!」
リーシャ「ふざけないで!何龍亞に、口移ししてるのよ!」
ルイズ「ルチアーノ、ボクはお前に、ゴドウィン以上の殺意を感じたよ…。
今すぐ、殺してやる!」
そんな外野にお構い無しに、ルチアーノは龍亞とのキスを堪能した。
ルチアーノ「あぁ~美味しかったね龍亞…、あれ?気を失ってる…。
ちょっと龍亞には、刺激が強すぎたかな。」
こうして、龍亞達の楽しいバレンタインデーは、幕を閉じたのだった。
龍亞の女子力が、物凄く高いですね。
そして、ルチアーノの大胆さ。なんだか、格好いいくらいです。
私も欲しかったな…バレンタインチョコ…。