龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第190話

龍亞達は、暦から貰った紙に書いてあった、小さな町についた。

 

町長「いやいや、お待ちしておりましたよ龍亞殿。

わしは、この町の町長をしております、エストリスと申します。」

 

町に入ると、町長と名のる80は越えているであろう、白髪のお爺さんが、龍亞達を出迎えた。

その後ろには、この町の住人と思われる人達もいた。

 

龍亞「どうも。これから、この町でお世話になります。

でも、どうして俺の名前を知っていたんですか?」

 

町長「それはですね、暦殿から話を聞いていたからですよ。暦殿とは、昔からの知り合いでしてね。

さぁ、立ち話も何ですので貴方達の家に、案内します。」

 

龍亞達は、町長の後についていき、町の中へと入っていった。

 

町長「此方が、貴方達の新しい家になります。 

必要な家具は、ある程度ご用意してあります。もし、他に必要な物がある時は、遠慮せずに申して下さい。」

 

ルイズ「町長さん、1つ聞きたい事がある。

いくら暦の頼みとは言え、どうしてボク達みたいな、見知らぬ人間に優しくするんだ?」

 

ルイズの質問に、町長はニッコリと笑いながら、4人の頭を撫でた。

 

町長「わし達も、あの日の放送を見ていたのですよ。

それにこの町は、大なり小なり世間から追い出された、人達が集まって出来たのです。

このわしだって70年前位に、正当防衛とは言え人を殺めてしまっているのですよ。」

 

町長はそう言うと、寂しく笑いながら、歩いていった。

 

龍亞「町長さん…、何だが寂しそうだったな…。

聞いちゃいけない事、聞いちゃったのかな…。俺、謝ってくるよ!」

 

龍亞はそう言って、町長を追いかけて、走っていた。

 

龍可「龍亞!もう、龍亞って素直と言うか、一直線と言うか。」

 

3人は、龍亞の素直さに少しだけ呆れながら、家の中へと入っていった。

 

龍亞「ハァ、ハァ、ハァ、町長さんは何処に行ったんだろう。

ん?何だか、町の入り口が騒がしいな…。」

 

龍亞は、沢山の人達の声がする方へと進んでみた。

 

町人A「お前、何者だ!この町に、何の用だ!」

 

町人B「そうよ!これ以上、この町には1歩も入れないわ!」

 

「全く、うるさい奴等だ。おい!お前達、この町に龍亞と言う子どもがいるはすだ。」

 

町人C「龍亞くんだと!まさか、シティの奴か!」

 

町人D「そんな人を、龍亞くんに合わせる訳にはいかない!」

 

「そうか。俺は、物事の解決法に力は使いたく無いが…。

しょうがないか…。」

 

その男が、何かをしようとしているのを、龍亞はいち速く気づき、町の人を護るために飛び出した。

 

龍亞「俺なら、ここにいるぞ!これ以上、町の人達に手は出させないぞ!」

 

「フッ、お前が龍亞か。どう見ても、ただのひ弱なガキにしか、見えないが。

本当にお前が、ゴドウィンやシグナーを倒したのか?」

 

男は、龍亞を小バカにした様に笑った。

 

龍亞「ムッ、お前が俺の何を知ってるんだよ!

誰だお前!」

 

「自己紹介がまだだったな。俺の名前は、プラシド。

ルチアーノと同じ、イリアステルのメンバーだ。」




2人目のイリアステル、プラシドの登場!
でも、なんだが雲行きが怪しそうですね…。

はたして、プラシドの目的とは!
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