龍亞達は、暦から貰った紙に書いてあった、小さな町についた。
町長「いやいや、お待ちしておりましたよ龍亞殿。
わしは、この町の町長をしております、エストリスと申します。」
町に入ると、町長と名のる80は越えているであろう、白髪のお爺さんが、龍亞達を出迎えた。
その後ろには、この町の住人と思われる人達もいた。
龍亞「どうも。これから、この町でお世話になります。
でも、どうして俺の名前を知っていたんですか?」
町長「それはですね、暦殿から話を聞いていたからですよ。暦殿とは、昔からの知り合いでしてね。
さぁ、立ち話も何ですので貴方達の家に、案内します。」
龍亞達は、町長の後についていき、町の中へと入っていった。
町長「此方が、貴方達の新しい家になります。
必要な家具は、ある程度ご用意してあります。もし、他に必要な物がある時は、遠慮せずに申して下さい。」
ルイズ「町長さん、1つ聞きたい事がある。
いくら暦の頼みとは言え、どうしてボク達みたいな、見知らぬ人間に優しくするんだ?」
ルイズの質問に、町長はニッコリと笑いながら、4人の頭を撫でた。
町長「わし達も、あの日の放送を見ていたのですよ。
それにこの町は、大なり小なり世間から追い出された、人達が集まって出来たのです。
このわしだって70年前位に、正当防衛とは言え人を殺めてしまっているのですよ。」
町長はそう言うと、寂しく笑いながら、歩いていった。
龍亞「町長さん…、何だが寂しそうだったな…。
聞いちゃいけない事、聞いちゃったのかな…。俺、謝ってくるよ!」
龍亞はそう言って、町長を追いかけて、走っていた。
龍可「龍亞!もう、龍亞って素直と言うか、一直線と言うか。」
3人は、龍亞の素直さに少しだけ呆れながら、家の中へと入っていった。
龍亞「ハァ、ハァ、ハァ、町長さんは何処に行ったんだろう。
ん?何だか、町の入り口が騒がしいな…。」
龍亞は、沢山の人達の声がする方へと進んでみた。
町人A「お前、何者だ!この町に、何の用だ!」
町人B「そうよ!これ以上、この町には1歩も入れないわ!」
「全く、うるさい奴等だ。おい!お前達、この町に龍亞と言う子どもがいるはすだ。」
町人C「龍亞くんだと!まさか、シティの奴か!」
町人D「そんな人を、龍亞くんに合わせる訳にはいかない!」
「そうか。俺は、物事の解決法に力は使いたく無いが…。
しょうがないか…。」
その男が、何かをしようとしているのを、龍亞はいち速く気づき、町の人を護るために飛び出した。
龍亞「俺なら、ここにいるぞ!これ以上、町の人達に手は出させないぞ!」
「フッ、お前が龍亞か。どう見ても、ただのひ弱なガキにしか、見えないが。
本当にお前が、ゴドウィンやシグナーを倒したのか?」
男は、龍亞を小バカにした様に笑った。
龍亞「ムッ、お前が俺の何を知ってるんだよ!
誰だお前!」
「自己紹介がまだだったな。俺の名前は、プラシド。
ルチアーノと同じ、イリアステルのメンバーだ。」
2人目のイリアステル、プラシドの登場!
でも、なんだが雲行きが怪しそうですね…。
はたして、プラシドの目的とは!