龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第191話

龍亞「イリアステルのプラシドだって…。

確かイリアステルって、ルチアーノが所属してる軍団だったよね?

そのイリアステルの人が、俺に何の用だよ。」

 

プラシド「フンッ、ここでは邪魔な奴が多すぎる。

少し、場所を移すぞ。ついてこい。」

 

プラシドはそう言うと、回れ右をしてそのまま町の入り口から、離れていった。

 

町人A「龍亞くん…。なにも、あいつについていく事は無いぞ…。」

 

心配をする町人に、龍亞は優しく笑いかけた。

 

龍亞「大丈夫ですよ。ただ、あの人と話をするだけですから。

その…、見知らぬ俺なんかを護ってくれて、ありがとうございました!」

 

龍亞は、町人達に深く頭を下げると、プラシドの後を追いかけた。

 

町人D「礼儀正しくて、優しい子だな。さて、私達はどうする?」

 

町人B「取り敢えず、町長には伝えましょう!」

 

龍亞を見届けた町人達は、町長に事の一部始終を伝えるために、町長の家へと向かった。

 

~~~とある岩場~~~

 

町から、少し離れた岩場についたプラシドは、そこで足を止めた。

 

プラシド「ここまでこれば、当分は大丈夫だろう。

だが、いつ邪魔が入るかわからないから、速く済ませるか。」

 

プラシド「おい!まず、お前に聞いておきたい事がある。

お前は、俺達イリアステルについて、何処まで知ってるつもりだ?」

 

プラシドからの質問の答えを、龍亞は考えてみた。

 

龍亞「えっと…、俺が知ってるのは、イリアステルの目的は、ゴドウィンの野望を止める事くらいかな…。」

 

確かに、龍亞はルチアーノと長くはないが、沢山過ごしてきた。

だが、自分はイリアステルという巨大な組織について、何1つ知らない、全くの無知である。

 

プラシド「それだけか?ったく、ルチアーノもお人好しなのか、酷い奴なのか…。」

 

そう言うとプラシドは、近くにあった岩に腰を下ろした。

 

プラシド「お前の答えは、間違ってはいない。

ゴドウィンの野望を止める事も、イリアステルの目的の1つだ。」

 

龍亞「目的の1つだって…。じゃあ、他に何が目的何ですか?」

 

プラシド「今から話す事を、信じるも信じないも勝手だ。

俺達は、今から遥か先の未来からやって来たんだ。」

 

プラシドの言葉に、龍亞は驚きを隠せなかったが、プラシドの話が、嘘では無い事だけは理解できた。

 

プラシド「何だ、あっさり信じてくれるんだな。」

 

龍亞「はい…。確かに、信じがたい話ですけど、プラシドさんが嘘を言ってない事は、目を見ればわかります。」

 

プラシド「そうか…。確かに、皆が言う通り純粋な奴だな。」

 

プラシドは、龍亞には見えないように、静かに微笑んだ。




イリアステルの全貌が、ほんの少しだけ判明しました!

原作と同じで、未来から来たようですね。
そして、イリアステルの真の目的とは?

まさか、アーククレイドルが登場するかも!?
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