龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第198話

~~~夜~~~

 

龍亞達は食事を済まし、寝室にやって来た。

 

そこには既に、4つのベッドが用意されていた。

 

ルチアーノ「あれ?ボクの分まで、用意してあるんだね。

本当に暦って男、用意周到だね。」

 

そしてそれぞれのベッドに、各々の名前が書いてあった。

 

龍可「どうして、ルイズとルチアーノが龍亞の隣なのよ!」

 

リーシャ「そうよ!私だって、龍亞の隣で寝たいのに。」

 

龍亞「だから、喧嘩しないでよ。別に、誰が隣でも俺は気にしないよ?」

 

またもや、龍亞の提案により、じゃんけんでその日の龍亞の隣を決める事になった。

 

そして今日は、ルイズとルチアーノに決まった。

 

龍亞「それじゃあ皆、お休みなさい。」

 

龍亞はそう言って、部屋の電気を消した。

 

 

皆が寝静まった深夜深く、龍亞はどうしても眠れずにいた。

 

そして龍亞は、皆を起こさないように、ベッドを出てベランダへと出ていった。

 

龍亞「今日は満月なんだ。しかも、月がおっきいな。」

 

ルイズ「どうしたの龍亞?眠れないの?」

 

後ろを振り返ると、そこにルイズが立っていた。

 

龍亞「起こしちゃってごめんね。

そうなんだ、どうしても眠れないんだよ。」

 

ルイズ「そうだったんだね。龍亞、もし悩んでいる事があるんなら、遠慮せずに相談してよ。」

 

龍亞「大丈夫だよルイズ。何も悩み事なんて無いよ。

むしろ俺は、幸せな限りだよ。」

 

ルイズは、静かに龍亞の隣まで歩いてきた。

 

龍亞「それに、ルイズには感謝してもしきれないよ。

だって、人の優しさや暖かさを、俺に教えてくれた。

今だって、こんな俺なんかを心配してくれる。」

 

ルイズ「そんな事無いよ龍亞。ボクは何もしてないよ。

それに、ボクは龍亞の両親を滅茶苦茶にしちゃったしね。」

 

龍亞「ルイズ、俺にはもう両親に対する想いは、何も無い。

だから、気に病む事は無いよ。

それに、俺にとって1番大切な人達と、今は一緒に入るのは暮らしてるんだからね。」

 

そう言うと龍亞は、ルイズを正面から見て、少し頬が赤らめていた。

 

龍亞「ルイズには、色々な物を貰いっぱなしだね。

だから…その…、えっと…。」

 

ルイズ「どうしたの龍亞?何を照れてるの?」

 

すると龍亞は、顔を真っ赤にして何かの覚悟を決めた。

 

龍亞「ルイズ!その…、目を瞑って。」

 

ルイズ「別に、それくらいなら良いけど…。」

 

龍亞「これは、俺からの感謝のお礼だからね!」

 

そして龍亞は、ルイズの頬に優しくキスをした。

 

ルイズ「え…、龍亞…もしかして、ボクに…キ、キスを…。」

 

龍亞「ごめんねルイズ!その、お休みなさい!」

 

今まで以上に、顔を真っ赤にさせた龍亞は、この場から逃げるように中へと入っていった。

 

ルイズ「ボクに龍亞が…、キスを…、キスを…し、幸せ…。」

 

ルイズも、顔を真っ赤にさせた後に、その場で気を失った。

 

 




大胆ですね龍亞。

というか、龍亞からは初めてのキスですね。

この流れで、龍亞は誰に初めての唇へのキスをするんでしょうね。
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