~~~次の日~~~
そして次の日、ルイズは暖かい日の光りを浴びながら、ベランダで目を覚ました。
ルイズ「あれ…、どうしてこんな所で寝れたんだっけ?
そう言えば昨日は…。」
ルイズは、寝起きの頭を回転させて、昨夜の出来事を思い出そうとしていた。
ルイズ「思い出した!そうだった、龍亞がボクの頬にキスしてくれたんだ。」
そう言ってルイズは、龍亞にキスされた右頬を嬉しそうにさわり、嬉しそうに笑った。
ルイズ「エヘヘ…、エヘヘへへ♪もう、龍亞ったら大胆なんだから♪」
普段のルイズからは、考えられない程のニヤケ顔になっていた。
ルチアーノ「朝っぱら、気持ち悪いよ。
何、ニヤケてるんだよ。」
ルイズ「あっ、ルチアーノ。聞きたい?そんなにも聞きたいの?
もう、しょうがないから教えてあげるよ♪ウフフッ、ボクって本当に幸せ者だな♪」
ルチアーノ「興味無いよ。それより、速く来て。
緊急事態なんだ!」
ルチアーノの焦り様に、ルイズは冷静になった。
そして、急いで中へと入っていった。
ルイズ「どうしたの龍亞!何があったの!」
ルイズが、リビングに入ってくると、昨日の事があったからか、龍亞は誰にも見えない様隠れて、顔を赤くした。
龍可「ルイズ、これを見て!」
龍可から渡されたのは、特に何も変わった所は見えない、手紙と龍亞達全員分の、何かのチケットだった。
ルイズが手紙に書いてある事を、読もうとした時、真っ先に驚く事が、目に入った。
それは、この手紙の差出人の名前である。
ルイズ「こ、これはどういう事なの!?差出人が“治安維持局長官、ゴドウィン”だなんて!
だってゴドウィンは、あの時確実に…。」
ルチアーノ「ルイズ!それ以上は、何も話さなくても良い!
それよりも、速く手紙を読んだ方がいい。」
ルイズが、ゴドウィンが死んだ事を言おうとした時、ルチアーノが止めた。
それは、間接的であれ、自分が原因で誰かが死んでしまったと、龍亞が知ってしまわない為である。
ルイズ「ごめんルチアーノ。
わかったよ。さて、この手紙の内容は…。」
その手紙にはまず、決まり文句から始まって、特に内容の無い事ばかりが書いてあった。
そして、5日後に選ばれしデュエリストによる、“レジェンドデュエル・フェスティバル”の開催のお知らせと、それに強制参加させる。という内容だった。
ルイズ「なるほど…このチケットが、そのフェスティバルの招待状という訳か…。
それに、参加しなければこの町の人達の命はない…か。
で、どうするつもりなの龍亞?」
龍亞「うん。俺も色々と考えて見たんだ。差出人は、物凄く怪しいし、何かの罠かもしれない。
だけど、町長さんや、この町に住む人達を巻き込む訳には行かないよ!」
龍亞「だから、俺はこの招待を受ける!」
龍亞はそう言うと、目の前にある招待状を1つ手に取った。
それを見た他の4人も、何の躊躇いも無く招待状を手に取った。
龍亞「皆、これから何が起こるかわからない。
だけど、俺達が力を合わせれば、何だって出来るよ!」
龍亞達が、改めて結束を深めているのを、遠くから見ている人がいた。
暦「さて、いよいよ大きな闇が動き始めたか…。
俺も、失敗する訳にはいかないな。」
暦はそう言って、その場を後にした。
暦の手には、“レジェンドデュエル・フェスティバル”の招待状が、握られていた。
いよいよ、新シリーズがスタートしました!
差出人のゴドウィンとは?
あの時、治安維持局にいた男の正体とは?
そして、暦やイリアステルの行動は?
まだまだ、始まったばかりですね。