龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第199話

~~~次の日~~~

 

そして次の日、ルイズは暖かい日の光りを浴びながら、ベランダで目を覚ました。

 

ルイズ「あれ…、どうしてこんな所で寝れたんだっけ?

そう言えば昨日は…。」

 

ルイズは、寝起きの頭を回転させて、昨夜の出来事を思い出そうとしていた。

 

ルイズ「思い出した!そうだった、龍亞がボクの頬にキスしてくれたんだ。」

 

そう言ってルイズは、龍亞にキスされた右頬を嬉しそうにさわり、嬉しそうに笑った。 

 

ルイズ「エヘヘ…、エヘヘへへ♪もう、龍亞ったら大胆なんだから♪」

 

普段のルイズからは、考えられない程のニヤケ顔になっていた。

 

ルチアーノ「朝っぱら、気持ち悪いよ。

何、ニヤケてるんだよ。」

 

ルイズ「あっ、ルチアーノ。聞きたい?そんなにも聞きたいの?

もう、しょうがないから教えてあげるよ♪ウフフッ、ボクって本当に幸せ者だな♪」

 

ルチアーノ「興味無いよ。それより、速く来て。

緊急事態なんだ!」

 

ルチアーノの焦り様に、ルイズは冷静になった。

そして、急いで中へと入っていった。

 

ルイズ「どうしたの龍亞!何があったの!」

 

ルイズが、リビングに入ってくると、昨日の事があったからか、龍亞は誰にも見えない様隠れて、顔を赤くした。

 

龍可「ルイズ、これを見て!」

 

龍可から渡されたのは、特に何も変わった所は見えない、手紙と龍亞達全員分の、何かのチケットだった。

 

ルイズが手紙に書いてある事を、読もうとした時、真っ先に驚く事が、目に入った。

それは、この手紙の差出人の名前である。

 

ルイズ「こ、これはどういう事なの!?差出人が“治安維持局長官、ゴドウィン”だなんて!

だってゴドウィンは、あの時確実に…。」

 

ルチアーノ「ルイズ!それ以上は、何も話さなくても良い!

それよりも、速く手紙を読んだ方がいい。」

 

ルイズが、ゴドウィンが死んだ事を言おうとした時、ルチアーノが止めた。

それは、間接的であれ、自分が原因で誰かが死んでしまったと、龍亞が知ってしまわない為である。

 

ルイズ「ごめんルチアーノ。

わかったよ。さて、この手紙の内容は…。」

 

その手紙にはまず、決まり文句から始まって、特に内容の無い事ばかりが書いてあった。

 

そして、5日後に選ばれしデュエリストによる、“レジェンドデュエル・フェスティバル”の開催のお知らせと、それに強制参加させる。という内容だった。

 

ルイズ「なるほど…このチケットが、そのフェスティバルの招待状という訳か…。

それに、参加しなければこの町の人達の命はない…か。

で、どうするつもりなの龍亞?」

 

龍亞「うん。俺も色々と考えて見たんだ。差出人は、物凄く怪しいし、何かの罠かもしれない。

だけど、町長さんや、この町に住む人達を巻き込む訳には行かないよ!」

 

龍亞「だから、俺はこの招待を受ける!」

 

龍亞はそう言うと、目の前にある招待状を1つ手に取った。

それを見た他の4人も、何の躊躇いも無く招待状を手に取った。

 

龍亞「皆、これから何が起こるかわからない。

だけど、俺達が力を合わせれば、何だって出来るよ!」

 

龍亞達が、改めて結束を深めているのを、遠くから見ている人がいた。

 

暦「さて、いよいよ大きな闇が動き始めたか…。

俺も、失敗する訳にはいかないな。」

 

暦はそう言って、その場を後にした。

暦の手には、“レジェンドデュエル・フェスティバル”の招待状が、握られていた。




いよいよ、新シリーズがスタートしました!

差出人のゴドウィンとは?
あの時、治安維持局にいた男の正体とは?

そして、暦やイリアステルの行動は?

まだまだ、始まったばかりですね。
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