「ミストウォームでダイレクトアタック!」
龍亞「ぐゎ~!」
学校でのデュエルで俺はまた負けていた。
「これで100連敗だな。」 「お前本当に龍可の兄貴かよ?」
等とバカにされ、暴力を振るわれた。
このデュエルはただの憂さ晴らしである。
テストが悪い点だった。悪口を言われた。
龍可にふられた等、ストレスが溜まったら、こうやって俺相手に、発散する。
こんな事が長い間続くと、自分の意思と言うものはなくなってしまった。
俺は何のために学校に来てるのかわからなくなっていた。
それでも居場所を求めて、こんな地獄に来てるのかもしれない。
皮肉なことに、皆に殴られ、けなされている時が唯一自分の居場所なのかもしれない。
それが辛くて、それが悲しくて、誰かに助けてもらいたくても誰も、俺なんか助けてくれない。
龍亞「はぁぁ、帰っても龍可は居ないか。」
龍可は最近、友達の家に泊まってるらしく、全然帰ってこない。
俺は独りで家に帰り、ご飯を食べて寝る。
そんな生活のせいで、周りの人を信用できなくなってきた。
十六夜「あら、どうしたの龍亞。」
龍亞「あ、アキ姉ちゃんこんにちは。」
この人は十六夜アキ。この学校のマドンナ的存在である。
十六夜「どうしたの?一緒に帰ろうよ。」
龍亞「駄目ですよ。皆に見られますよ。」
アキ姉ちゃんとは色々あって仲良くなっていた。
けれど俺は、信用できない。と言うより何を企んでくかわからない。
十六夜「大丈夫よ、学校から離れてるし。それに龍亞と、色々話したいしね。」
俺達は近くの誰も寄り付きそうにない公園に、来た。
俺はベンチに座ると、アキ姉ちゃんも隣に座ってきた。
龍亞「何で隣なんだよ!」
十六夜「何顔赤くしてるの、照れちゃって。」
龍亞「うるさい。」
なんてやり取りをしてアキ姉ちゃんは楽しそうに笑っていた。
けど、いきなり真面目な顔になった。
十六夜「私は貴方に、助けられた。 とても感謝してるわ。だからちゃんとお礼を言いたかったの。」
アキ姉ちゃんの言っていることはわかってる。
けど、それでも、それでも俺は辛くなった。
龍亞「そんなの、誰だって一緒だよ。他の人が助けてたら、アキ姉ちゃんは俺なんて相手にしてないよ。」
俺は震えていた。この人も結局は俺から離れてしまう。そう思うと、涙が止まらなかった。
すると、アキ姉ちゃんはおれを後ろから抱き締めてくれた。
十六夜「確かに貴方に助けてもらえなかったら、貴方に会えなかった。
けど、今は貴方に助けてもらった。それだけよ。」
十六夜「それに、私は貴方の全てが好きなの。
大丈夫。私はどこにも行かない。貴方を独りになんかさせないわ。」
俺は涙が止まらなかった。
泣けますね。
アキさん、マジでいい人ですね。感動です。
これで少しは龍亞は救われたのかな?
それにしても、照れや泣くって、どうやって表現すればいいですか?
誰か教えてください。 お願いします。