町長「レジェンドデュエル・フェスティバルですか…。
それに、差出人の名前があの治安維持局の長官から…。」
龍亞達は出発する前に、町長の家に来ていた。
龍亞「はい。確かに、俺達を誘き寄せる罠の可能性が高い。
けど、この誘いを断る訳にはいかないんです!」
ルイズ「そう言う事です。まぁ、道中に襲われるかも知れないけどね。」
ルイズがそう言うと、町長は扉の方を見た。
町長「その心配は無い様ですね。暦、ボディーガードは頼みましたよ。」
暦「俺に気づいてたのかよ。相変わらず、喰えないじいさんだな。」
と、入り口から暦が入ってきた。
龍亞「暦兄ちゃん!新しい生活、結構慣れてきたよ。」
入ってきた暦に、龍亞は嬉しそうに抱きついた。
暦「そうか龍亞。だったら、紹介したかいがあったって、もんだぜ。
それに龍亞、さっき言ってた事は本当なのか?」
龍亞は、何の事がわからずにキョトンとしていた。
暦「わかんないなら、教えとく。俺にも、招待状は届いたんだ。
だが俺への差出人は、ゴドウィンじゃ無い。」
暦の言葉に、龍亞達は驚きを隠せなかった。
龍可「そんな!じゃあ、貴方への差出人は誰なのよ!」
暦は龍亞達に、自分が貰った手紙を渡した。
その手紙の差出人の名前は、“ロデニア・クーランド”となっていた。
リーシャ「ロデニア・クーランド…、聞いた事無い名前ですね…。」
ルチアーノ「ちょっと待って。クーランドって、何処かで聞いた事あるような…。」
町長「ロデニア・クーランドの祖父、アルタニア・クーランドは、この町出身の男です。」
町長はそう言って、1枚の古ぼけた写真を持ってきた。
そこには、若い日の町長や沢山の町人達が、笑顔で写っていた。
町長「わしの隣に写る男が、アルタニアです。
もう10年も前に、亡くなったと聞いてはいますが…。」
町長の隣には、大柄な男が写っていた。
龍亞「町長さん、このアルタニアって人は、どんな人なんですか?」
町長「他でもない。アルタニアは、あの治安維持局の初代長官を勤めた男です。」
暦「マジかよ…、初めて聞いた話だな。
だとしたら、このロデニアって男はただ者じゃ、無さそうだな。」
ルイズ「そうだね。既に消えたはずのゴドウィンの名前、そして初代長官の孫。
これは、ただ事じゃ無いね。」
龍亞「だけど、だからって逃げる訳には行かないよ!
もし俺達に、本当に危険な事が起きたって、皆の力を合わせれば、乗り越えられるよ、さぁ行こう!」
龍亞の合図と共に、皆はゆっくりと町長の家から出ていった。
そして、龍亞が出ようとした時、町長が止めた。
町長「龍亞くん。今のわしには、何もしてあげる事は出来ない。
だから、せめてもの気持ちだ。持ってって欲しい。」
龍亞は、町長から1枚のカードを渡された。
龍亞「町長さん、これって?」
町長「なぁに、昔はわしもデュエリストだったのですよ。
役に立つかはわかりませんが、この町の皆の想いが詰まっています。」
そのカードからは、皆からの暖かい心が感じられた。
龍亞「本当にありがとうございます!
必ず、無事に帰って来ます。待っていて下さい!」
龍亞は町長にそう言って、飛びっきりの笑顔を見せた。
まさかの急展開!
ゴドウィンの名前は、龍亞達だけの様ですね。
しかも、初代長官の孫まで登場です。
本当に、先が読めないですね。