龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第200話

町長「レジェンドデュエル・フェスティバルですか…。

それに、差出人の名前があの治安維持局の長官から…。」

 

龍亞達は出発する前に、町長の家に来ていた。

 

龍亞「はい。確かに、俺達を誘き寄せる罠の可能性が高い。

けど、この誘いを断る訳にはいかないんです!」

 

ルイズ「そう言う事です。まぁ、道中に襲われるかも知れないけどね。」

 

ルイズがそう言うと、町長は扉の方を見た。

 

町長「その心配は無い様ですね。暦、ボディーガードは頼みましたよ。」

 

暦「俺に気づいてたのかよ。相変わらず、喰えないじいさんだな。」

 

と、入り口から暦が入ってきた。

 

龍亞「暦兄ちゃん!新しい生活、結構慣れてきたよ。」

 

入ってきた暦に、龍亞は嬉しそうに抱きついた。

 

暦「そうか龍亞。だったら、紹介したかいがあったって、もんだぜ。

それに龍亞、さっき言ってた事は本当なのか?」

 

龍亞は、何の事がわからずにキョトンとしていた。

 

暦「わかんないなら、教えとく。俺にも、招待状は届いたんだ。

だが俺への差出人は、ゴドウィンじゃ無い。」

 

暦の言葉に、龍亞達は驚きを隠せなかった。

 

龍可「そんな!じゃあ、貴方への差出人は誰なのよ!」

 

暦は龍亞達に、自分が貰った手紙を渡した。

その手紙の差出人の名前は、“ロデニア・クーランド”となっていた。

 

リーシャ「ロデニア・クーランド…、聞いた事無い名前ですね…。」

 

ルチアーノ「ちょっと待って。クーランドって、何処かで聞いた事あるような…。」

 

町長「ロデニア・クーランドの祖父、アルタニア・クーランドは、この町出身の男です。」

 

町長はそう言って、1枚の古ぼけた写真を持ってきた。

そこには、若い日の町長や沢山の町人達が、笑顔で写っていた。

 

町長「わしの隣に写る男が、アルタニアです。

もう10年も前に、亡くなったと聞いてはいますが…。」

 

町長の隣には、大柄な男が写っていた。

 

龍亞「町長さん、このアルタニアって人は、どんな人なんですか?」

 

町長「他でもない。アルタニアは、あの治安維持局の初代長官を勤めた男です。」

 

暦「マジかよ…、初めて聞いた話だな。

だとしたら、このロデニアって男はただ者じゃ、無さそうだな。」

 

ルイズ「そうだね。既に消えたはずのゴドウィンの名前、そして初代長官の孫。

これは、ただ事じゃ無いね。」

 

龍亞「だけど、だからって逃げる訳には行かないよ!

もし俺達に、本当に危険な事が起きたって、皆の力を合わせれば、乗り越えられるよ、さぁ行こう!」

 

龍亞の合図と共に、皆はゆっくりと町長の家から出ていった。

 

そして、龍亞が出ようとした時、町長が止めた。

 

町長「龍亞くん。今のわしには、何もしてあげる事は出来ない。

だから、せめてもの気持ちだ。持ってって欲しい。」

 

龍亞は、町長から1枚のカードを渡された。

 

龍亞「町長さん、これって?」

 

町長「なぁに、昔はわしもデュエリストだったのですよ。

役に立つかはわかりませんが、この町の皆の想いが詰まっています。」

 

そのカードからは、皆からの暖かい心が感じられた。

 

龍亞「本当にありがとうございます!

必ず、無事に帰って来ます。待っていて下さい!」

 

龍亞は町長にそう言って、飛びっきりの笑顔を見せた。

 

 




まさかの急展開!
ゴドウィンの名前は、龍亞達だけの様ですね。

しかも、初代長官の孫まで登場です。

本当に、先が読めないですね。
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