~~~道中~~~
ルイズ「おい暦。お前に聞いて起きたい事がある。」
ルイズは、他の人に聞かれない程の小声で、暦を読んだ。
ルイズの声を聞いた暦は、黙ってルイズの隣に来た。
暦「聞きたい事って何だ?小声で聞く位だから、内緒の話なんだろ?」
ルイズ「そうだよ。お前は何処まで、今回の事を知ってるんだ?
もしかして、あの時ボクだけに話していた事と、関係があるのか?」
暦「あの時…?あぁ、龍亞と遊星とのデュエルの前の話ね。
正直に言おう。関係はあるはずだが、それ以上はわからない。」
2人だけで話していると、龍亞が心配して近づいてきた。
龍亞「どうしたの2人とも。歩くペースが落ちてるよ?
まさか、体の調子でも悪いの?」
龍亞の心配そうな顔を見て、暦は笑いながら龍亞を持ち上げ、肩車をした。
暦「心配すんなって!良し、遅れた分走るぞ~。ついてこい!」
そう言うと暦は、龍亞を連れたまま物凄い速さで、走っていった。
龍可「行っちゃった…。どうする、もう姿が見えないよ。」
ルチアーノ「大丈夫だよ。目的地は、もうすぐだし。」
走っていった暦とは反対に、残された4人はゆっくりと歩いた。
~~~目的地~~~
暦「ここが、手紙に書いてあった会場か…。
こんなに近いなら、走る事無かったわ。」
龍亞「暦兄ちゃん、この大きなお屋敷が会場なの?
大豪邸だね。」
龍亞は、暦の肩から降りて目の前の大きな屋敷を見上げた。
その建物は、どこか治安維持局に似ている様にも見える。
リーシャ「いましたよ。もう、こんな短い距離を走るなんて、体力の無駄でしょ?」
少し遅れて、4人も建物の前に到着した。
門番A「おい!貴様ら!この屋敷に、なんの用だ!」
もうすぐB「そうだとも!この屋敷は、あのロデニア様の屋敷だぞ。
お前達みたいな、一般の平民ごときが近づいて良い場所では無い!
さっさと帰れ!」
龍亞達が、建物の門の場所へと移動すると、2人の門番に止められてしまった。
暦「何かムカつく言い方だな…。ほら、そのロデニアからの招待状だ。
さっさとここを、通して貰うぞ。」
暦が差し出した、招待状を門番はマジマジと見た後、門を開いた。
門番A「確かに、これは本物の招待状だ。」
門番B「よって、ここを通る権利を与えよう。
そして、後ろの子供達は何の用だ…あっ!あのガキは…。」
門番は、龍亞を見るなり驚き、2人だけで何かの話をし始めた。
門番A「おい!あのガキって、確か。」
門番B「あぁ、まさしくロデニア様と“あの御方”が言っていた、龍亞本人だ。」
そして、再び龍亞達の方を見た。
門番A「宜しい。お前達も、参加者の様だな。」
門番B「さぁ、この門を通るが良い。」
門番から許可を得て、龍亞達はその門から中へと入っていった。
これから起こる、世界を巻き込む大事件からは、逃れる事は出来ないのである…。
いよいよ、敵陣に乗り込みです!
さぁ、ここからが本物の戦いの始まりです!
でも大丈夫だよ龍亞。
だって、私達もついている!
一緒に戦おう!