~~~ロデニアの部屋~~~
ロデニア「それじゃあ、皆に部屋を用意してあるから、あと1時間後にスタートするから、ここに集合してね。」
ロデニアはそう言うと、モニターの電源をオフにした。
それを合図に、デュエリスト達はロデニアが用意した部屋へと、歩いていった。
ロデニア「さてと、今からの時間をどう過ごそうかな。」
そう言いながらロデニアは、監視カメラの映像を、別のモニターで見ていた。
そこには、龍亞が繊細に映されていた。
ロデニア「この小さい子供が、本当に貴方が言っていた力があるとは、思えないね。
まぁ、見た目で決めるのは3流のする事だな。」
ロデニアは、後ろに座っている男の方に体ごと振り向いた。
だがその男は、ロデニアには目もくれずただ、モニターに映る龍亞だけを、見ていた。
ロデニア「出来るだけの事は、やったつもりですよ?
死んだゴドウィンの名前を使ったり…、まぁ、使ったのは、名前だけじゃ無いけど。」
ロデニア「それに、貴方が龍亞と一緒に必ず呼べと言った、あの暦という男。
俺達の事を調べてたが、多分貴方まではたどり着いて、無いでしょう。」
その男は頬杖をしながら、ロデニアには返事をしなかった。
その代わりに、ロデニアを静かに睨み付けた。
ロデニア「わかってますよ。この計画には、何の抜かりもありませんよ。
けど…いつになったら、貴方の目的の全てを教えてくれるんですか?」
すると男は、さっきよりも恐ろしいオーラを出して、ロデニアを睨み続けた。
ロデニア「わかってる!わかってますよ本当に!
俺には、到底及ばない次元の話なんでしょ!わかったから、そんなに怒らないで下さいよ…。」
ロデニアが謝ると、男はオーラを抑えて龍亞へと視線を戻した。
ロデニア(ふぅ~怖い怖い。全く、いつも俺だけには厳しいんだから。
でも、どんな目的があろうとも、楽しければ良いんだけどね俺は。)
そしてロデニアは、1枚のモンスターカードを手に取り、マジマジと眺めた。
そのカードは、男のデッキの最強モンスターである。
ロデニア「いつ見ても、恐ろしく強いモンスターだね。
攻撃力も、効果も、破格の力を持っている。
でも、このカードを持ってしても、1度は負けたんでしょ?どれだけ、強い相手と戦ったんですか?」
ロデニアは笑いながら、軽い気持ちで男に話しかけた。
男は、ロデニアをまた睨んだが、直ぐに視線を戻した。
ロデニア「まぁ、今回は負けない様に俺達も、サポートしますよ。
貴方が勝つ方が、面白い世の中になりそうだしね。」
ロデニア「頑張りましょうね…、“ドン・サウザンド”様。」
まさかの事態です!
あのドン・サウザンドが、今回の敵だなんて!
そんな…、龍亞達は本当に勝てるのでしょうか…。