~~~控え室~~~
ロデニアが用意した控え室は、大広間に負けず劣らず豪華だった。
暦「ロデニアが、どんな目的があるのは全くわからないが…。」
暦「誰がターゲットかは、判明したな。」
暦は、控え室に設置してあった監視カメラを見て、そう言った。
クロウ「監視カメラなんか見て、何がわかったんだ?
俺には、さっぱりわからねぇ。」
暦「さっきの部屋にも、監視カメラはあった。
そして、その監視カメラは俺達だけを映す様な位置にあった。」
ルイズ「なるほど。それで、ロデニアの狙いが龍亞だって、わかるんだね。」
暦「まぁな!けどまだ、推測の位置だけどな…。」
それを聞いた龍亞は、驚きと恐怖を感じ、少し顔色が悪くなっていた。
暦「だからよ、俺達大人がこいつら子供達を、全力で護らなきゃならない。
だが敵は多分、今までよりも強力で未知数だ。それでも、護るぞ。遊星、クロウ!」
暦は、遊星とクロウに了承を確認する意味で、右手を差し出した。
クロウ「そんなもん、決まったるだろ!
俺は最初から、龍亞達を護るつもりだぜ!」
クロウは笑いながら、暦の右手をガッシリと掴んだ。
暦「流石はクロウ・ホーガンだ。頼りにしてるぜ!
そして遊星、お前はどうなんだ?」
暦はクロウの手を離して、遊星の方を見た。
遊星「俺は…、この前の戦いで龍亞の心を傷つけ、本当に酷い事をしてしまった…。
なのに、俺と《スターダスト・ドラゴン》との、絆を取り戻してくれた。」
遊星「だから龍亞には、謝っても謝りきれないし、感謝してもしきれないんだ!
今度は、龍亞の為に戦う!俺にも、龍亞達を護らせてくれ!」
遊星を固い覚悟を聞いて、暦は静かに微笑むと遊星の右手を、掴んだ。
暦「面白い!それでこそ、元シグナーのリーダーだ!
気に入ったよ。ようし、ロデニアに俺達大人の力を見せつけてやろうぜ!」
暦達大人の、暑苦しい空気に、龍亞以外のメンバーは呆れていた。
ルイズ「なんだか、安っぽいドラマみたいだね。」
龍可「そうだね。やっぱり、男って単純だわ。」
ルチアーノ「全く、その単純さが後で何かしらの、ピンチを招くのにね。」
リーシャ「ルチアーノの言う通りだわ。それにルチアーノ、貴方も男でしょ?」
4人の的確な言葉と、冷やかな雰囲気に大人達のテンションも、下がっていた。
だが1人だけ、皆とは違う言葉を発した。
龍亞「カッコいい…、凄くカッコいいよ暦兄ちゃん、クロウ、遊星!
俺も、3人みたいなカッコいい大人になりたいな!」
暦「ハハハ…、龍亞は相変わらず純粋だな…。
それよりルイズ、お前に話がある。」
これといって、大きな進展はありませんね。
ルイズに話とは、何なのでしょう。